先日のトヨタ社長による「終身雇用の崩壊」が話題になっている。
終身雇用がいつまでも続かないのはわかっていたことであるが、日本一のトヨタ様ですら終身雇用を守れないということは、いよいよ終身雇用の崩壊が間近に迫っているということを示唆している。
スキルのない中年サラリーマンやこれから社会に出る大学生は多大なダメージを受けることになるだろう。
それでも会社員として生きていこうと考えている人にはIT系の会社に入ることをおすすめする。
その理由を述べていこう。

売り手市場でありIT人材の価値が高い

IT人材が不足しているというのも、現代社会における問題の一つだ。
プログラミングの必修化もあり、これからプログラミングができる人材というのは増えていくし、それだけIT人材が必要だということになる。
IT人材の価値が高いということは、転職がしやすく、給料が高いということを意味する。
私も転職経験があるが、ITスキルを持ち合わせていると転職に困ることはないように思える。
給料に関しても、福利厚生がある分大手が強いが、大手もベンチャーもさほど変わらない気がする。
ベンチャー企業にも資金が集まっているし、安い給料では人が集まらないから、そこそこ良い給料を出して大手から引き抜いたりしているわけである。
終身雇用が終わると、スキルを持ち、転職を繰り返すようなキャリアの積み方が一般的になってくる。
そうしたキャリアに一番マッチしているのがIT業界というわけだ。

個人で稼げるから副業との親和性が高い

社会保険料が上がっていき、給料は上がらないため、可処分所得(自由に使えるお金)は年々少なくなっている。
残業規制もあり、残業をして無理やり稼ぐということもできなくなっているようだ。
そこで必要になってくるのは副業である。
各社、副業を解禁する流れにあり、多くの人が本業後に副業をするケースが増えている。
その副業がしやすいのがIT系の事業なのである。
どこかの会社のプロジェクトに参加することもできるし、家でプログラミング講師をすることもできる。
ブログやYoutubeのような資産型の副業もITの一種である。
本業でITスキルを学んでいれば、こうした副業との親和性が高まり、「ブログを始めるからサーバに関して一から学ぶ」とか「タイピングの練習をする」というステージをスキップすることができるのである。
また、ベンチャー企業は副業に寛容であり、基本的には規制されていないということもある。

リモートワークができる

収入の高い仕事は東京に集まっている。
しかし、東京の家賃は高く、税金と家賃を引いて、ほとんど手元に残らないのでは本末転倒である。
だからといって田舎には美味しい仕事がないというジレンマもあるだろう。
しかし、IT系の仕事であれば、リモートワークを実施することができる。
どこにいても仕事ができるから、田舎や海外にいて、安い家賃で高い給料をもらうことができる。
商社や医者など、給料の高い仕事もあるが、ITの仕事は場所に縛られずに働けるため、生活費を抑えることができ、結果的に可処分所得が多くなるのである。

テクノロジーの恩恵を受けられる

生活費を下げるためにもITのスキルというのが役に立ってくる。
世の中にあるアプリやWEBサイトは生活を効率化してくれる。
これらをITスキルを活かしながら活用することで、生活費を抑えることができる。
例えば、生活用品を買うにしても、近くのスーパーに行くのではなく、通販サイトで一番安い物を選ぶ。
さらにポイントやクーポンを使ったり、クレジット決済でポイントを貯めることでかなりお得に購入することができる。
わざわざ買いに行く時間も体力も使わないから、その時間で副業をすれば収入の増加にもなる。
これらはITスキルがないとできないことではないのだが、やはりITに対するアンテナが立っているのはIT系の仕事をしている人に多い。

まとめ

公務員や外資系企業など、安定や収入を求めることもできるが、総合的に見るとIT系で働くのが一番良いと思う。
上記の他にも、起業しやすいとか、週3日でも働ける場合があるとか、海外でも働きやすいとか様々なメリットがある。
私はIT系の会社で働いているので、他の業種のメリットについて詳しくないが、それでもここまでメリットが多い業種というのはないと思う。
幸いなことに、日本のIT企業は文系の人でも入れるし、場合によっては未経験でも受け入れてくれることがある。
文系でプログラミングができない人でもまずはプログラミング学習サービスなどを使って、ITスキルを学んでみてはどうだろうか。