不動産を始めるには、まず元手に300万円が必要だと言われている。
とはいえ、300万円を貯めるには頑張ってもだいたい3年くらいかかる人もいるだろう。
3年も石の上に座ってられないという人は、本業の傍、副業に励んで貯金をする人もいるかもしれない。
私ももっと貯金をしたくて副業でも始めようかと思ったことが何度もあるが、やはり労働型の仕事はやめて、資産の形成に時間を労力を使おうと思ったわけである。
というのも、不動産でお金持ちになっても、収入源は不動産だけである。
不動産を始めるのが遅くなっても、今のうちから何かしらの資産を形成しておけば、将来の収入源が複数になる。
不動産が絶対的に安心安全の世界ではないということを考えると、他にも収入源を確保しておいた方がよい。
では、元手が不要な資産とは何があるだろうか。

資産とは

かの有名な「金持ち父さん・貧乏父さん」では、資産を以下のように説明している。

資産とは、あなたのポケットにお金を入れてくれるものだ。

つまり、不動産であっても、マイホームは資産にならないという考え方だ。
この考え方を元に、会計上の資産についても調べてみた。

資産は、貸借対照表の借方の「資産の部」に計上され、流動資産、固定資産、繰延資産の3種類に区分される。
wikipediaより

3種類の資産があるということで、一つずつ説明していく。

流動資産

流動資産は、通常1年以内に現金化・費用化ができる資産である。
個人で考えるならば、現金預金か株式、債権になるだろう。

固定資産

固定資産は有形固定資産と無形固定資産、その他固定資産に分かれる。
有形固定資産は不動産や設備、土地などの形あるものである。
無形固定資産は、商標権や著作権など、形はないが固定されているものである。
その他固定資産は、流動資産だが、1年以内に現金化できないもの(長期債権など)である。

繰延資産

繰り延べ資産は、ある営業年度の特定の支出をその年度だけの費用とはせずに、貸借対照表上の資産の部に計上し、その後数年度にわたって分割して償却される資産である。
商法によって創立費、開業費、開発費、株式交付費、社債発行費の5つに限定されている。
例えば、会社の創立に1000万円かかったとしたら、初年度に1000万円の費用として計算するのではなく、5年間で償却していくという考え方である。
実際には資産ではないが、減価償却と同じ償却方法であるから、資産として形状しておくのだろう。

元手無しで資産を形成するなら流動資産か無形固定資産

有形資産を形成するには元手が300万円くらいは必要になるが、流動資産や無形固定資産なら元手が少なくても形成することができそうだ。
流動資産には現金も含まれるから、貯金をすること自体が資産形成なのである。
ただ、現金はポケットにお金を入れてくれるわけではないから、有価証券に換えて配当金や株主優待をもらうのである。
ちなみに、株価の値上がりを期待するキャピタルゲインは、ポケットにお金を入れるという動きではない気がするから、あくまでインカムゲインに特化して考えている。
無形固定資産の場合、著作権や商標権ということになるが、一般の個人でこのような権利を手にするのは簡単ではない。
個人で持てる無形固定資産は信頼であると考える。
親の協力や友人の助け、メンターからの教えなどは全て信頼があってこそである。
また、自分の知識も無形固定資産になるだろう。
自分の知識はお金を生み出してくれるしリスクを回避してくれる。
流動資産を形成して、少しずつインカムゲインをもらいながら、無形固定資産を築いていく。
これが、有形固定資産を築く前にできる資産形成だ。

アフィリエイトは不労所得だが、資産にはならないのか

ブログやYoutubeの広告であるアフィリエイトも個人でできる不労所得を得る方法の代表である。
ただ、アフィリエイトで稼ぐこと自体は資産にはならないと思っている。
確かにポケットにお金を入れてくれるが、会計上は資産に含まれない。
強いていうなら、ブログやSNSで発信して、知名度や信頼を高めることで無形固定資産を築くことは資産になると思う。
だから、アフィリエイトをお金稼ぎでやるのではなく、多くの人の信頼を手にするためにやるべきだと思う。

お金が必要ではない時代には無形固定資産

株式などの流動資産に投資をしても、日本全体の経済が上向きでない限り、ポケットにお金を入れてもらうのは難しくなる。
さらに、最近では無形固定資産の価値が上がっているようにも感じる。
SNSでの発信で得た信頼でお金を集めることができるようになっているし、インターネットで世界中の人と繋がることができるようになっている。
多くの人からの信頼の価値が大きくなっている今、やるべきなのは株や投資信託ではなく、無形固定資産の形成なのではないかと思っている。
成功した多くの大家さんもセミナーに出席したり、書籍を出したり、一匹オオカミで成功している人は少ないと思っている。(表に出てないだけかもしれないが。)
少なくとも、信頼を得ることはこれからの時代を生きやすくするだろう。