収入は固定費、支出は変動費にしていくべき

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お金持ちになる方法は単純な計算式になると「橘玲」先生も言ってる。
収入 - 支出 × 資産利回り
個人の家計や会社や国家の決算書なども基本的にはこの数式で表すことができる。
収入を増やし、支出を減らす。さらに資産の利回りを確保するという大きく 3 つの対策を行うべきなのだが、今回は収入は固定費でもらい、支出は変動費で払うべきという点について考えてみることにする。

収入を固定費にする理由

多くの会社員が毎月ほぼ一定額の給料をもらっており、厳密には給料は固定費ではないのだが、短期で見ると固定費となるだろう。
私はボーナスなしの年収 ÷12 した給料を毎月もらっている。
友達をお金の話になると、必ず話題に上がるのがボーナスであるが、ボーナスは変動費であるため頼るべきではない収入である。
「去年の業績がよかったから今年のボーナスはたっぷりもらった」
というのは、自分はお金の知識がありませんと言っているようなものだ。
業績に連動するボーナスは、業績が悪くなったらボーナスが下がるということを意味する。
変動する収入では将来の計画を立てることができないし、いきなり入ってきた大きなお金を管理するのは非常に難しい。
これは投資の世界でも同じようなことが言える。
不動産では、家賃収入と売却益という 2 つの収益に分けることができるが、家賃は固定費であり、売却益は変動費である。
だからできるだけ家賃収入を得ることを目的とした方が、景気に左右されにくいし管理もしやすい。
収入を固定化することができれば、将来の計画を立てやすくなり、ローンを組むこともできるし、貯金もできるようになる。
月収 10 万円だけど、ボーナスが 300 万円出る会社があったとしたら、そのような人にはローンを組ませることはできないだろう。
ボーナスをもらったら嬉しいのはわかるが、ボーナスなしの 12 ヶ月割りで給料を払ってもらった方が、お金の管理能力は身につくだろう。

支出は変動費にする

逆に支出は変動費にした方が良い。
「支出も固定にした方が計画を立てやすいじゃないか」という意見もあるが、支出に関しては逆なのである。
変動費ということは、使った分だけ支払うことになり、ほとんどの場合は固定費より安くなる。
例えば、毎月 1 万円の会費を払ってフィットネスジムに行っているとする。
10 回行けば、一回あたり 1000 円となるが、毎月 10 回を継続して行くことができるのだろうか。
病気になったり、仕事が忙しくなったり、長期休暇で旅行に行ったりすると一回あたりの値段は高くなる。
1 回 1000 円で行けるのであれば、その方が良いというわけだ。
もっと言ってしまえば、12 万円かけて自宅にホームジムを設置するのがベストだ。
1 年で元が取れるし、通わなくても手軽にトレーニングができる。
物によっては売却もできるだろう。
支出を抑えるときにまず気にするのは、突発的な飲み会や日々の食材費ではなく、家賃や携帯代、保険などの固定費なのである。
逆に企業は固定費を払わせるようなビジネスを作ってくるから、個人と企業の求めるものは全く逆になるのである。

まとめ

収入は固定費で支出は変動費にすることを意識するだけで、かなり家計が豊かになるのではないかと思われる。
全てを固定費と変動費に分けることはできないと思うが、割合を高めていくよう努力していけば、お金の流れが良くなっていくはずである。