新卒で大手のSEになるべきか

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私は現在、IT業界で働いているのだが、大手もベンチャーの経験しているという経歴から、就活生の相談に乗ることがある。
就活生の質問で一番多いのが、「大手のSEになるべきか迷っています」ということである。
具体的には、他の業界に行くか、ベンチャーに行くかなどの悩みが多い。
相談に乗った全ての就活生が文系だったことから、IT業界でやっていけるのかどうか不安に思っているということだろう。
私の結論は、基本的には大手のSEになるべきというスタンスをとっている。

未経験でベンチャーに行くことはできない

新卒でベンチャーに行こうとしている人は、インターンの経験があったり、私の学生時代に比べると非常に意識が高くてすごいと思う。
ただ、インターンに行ったくらいではベンチャーで通用するか疑問だし、それで新卒カードを無駄にしてしまうのももったいない。
新卒だからこそ大手に行くべきであるし、大手にいたという経歴は後々の転職活動でも有効になってくる。
大手からベンチャーに転職するとき面接では、やはり大手の看板は面接官の食いつきがよくなる。
どこぞの中小企業よりは、NTTなんちゃらとか野村なんちゃらといったネームバリューがあった方が良いというわけだ。

仕事内容は確かにベンチャーの方が面白い

これは人によるかもしれないが、大手の仕事内容はあんまり面白く無いし、スキルも身につかない。
ベンチャーで比較的自由に自分でビジネスを動かしている感覚を持ちながら仕事をする方が楽しい。
それでも、ベンチャーがいずれ大きくなった時は大手企業になるわけで、その時にどのような立ち振る舞いをすればいいかを知っておくのは大事であるし、どうやってリスクを回避していくかを学ぶには大手企業での経験は生きてくるだろう。
あとは、ビジネスマナーや簡単な技術については、研修で教えてもらえる。
自分で学ぶ習慣があまりないと思うから、まずは大手で給料をもらいながら研修に出まくるというのがベストだと思う。

どの業界に行くかは、その後の選択肢を考えよう

仕事を続けていくと、人生のイベントが起こることになる。
例えば結婚したら、夫の転勤で仕事をやめないといけなくなるかもしれないし、子供ができたらしばらく外に出ることができない。
そうなった時に、パート主婦で済ませてしまうよりはなにかしらの仕事がしたい人もいるだろう。
そしたら、選ぶべき業界はリモートワークが可能な業界である。
やりたいことがないなら、将来の選択肢で決めることが重要だ。

ITはどの業界でも働ける

IT業界に入ったとして、徐々にやりたいことが見つかったとする。
旅行が好きだから、旅行のガイドになろうとすると、また一番下からのスタートになるし、仕事柄自由もなくなる。
それなら、海外でノマドワークをするという方法もある。
もしファッションが好きなら、アパレルの販売員になるのではなく、ZOZOに入社したり、ユニクロのシステム部に入社することもできる。
ちなみにユニクロのシステム部には私も話を聞きに行ったことがあるが、経験者であれば歓迎しますといった感じだった。
ITは働き方だけでなく、業界の幅の広いのである。

転職のしやすさや将来性ならIT一本

世界の時価総額ランキングを見れば一目瞭然だが、IT業界が今一番熱い。
転職活動をしてみて思ったのが、ITなら転職に困ることはないということ。
先ほどのユニクロもそうだが、一流の大手企業からのオファーが結構来るし、ベンチャーの人手が足りないから、オファーが来まくる。
エンジニアの売り手市場はこれからもしばらくは続くと思うし、フリーランスへの独立や起業のしやすさもITが一番である。

まとめ〜やりたいことがないならITに行くべき〜

ほとんどの就活生はやりたいことがないけど、仕方なく仕事を探していることだろう。
それならまずはIT業界に行くべきだと思う。
理由は上に書いた通りだが、軌道修正ができるからである。
おそらく、社会人になってから、「不動産の営業がしたい」とか「人事がやりたい」となることはほぼないだろう。
それなら、IT業界でITの知識をつけて、次のキャリアへの踏み台にしたらいいと思っている。
デメリットは、転職と独立によって銀行から融資が受けにくくなることくらいだろうか。
大手にいる間にお金を借りておけばよかったと思っている。