生涯の労働時間を短くする生き方

Share on:

1日8時間、1週間で40時間働くというのが、一般のサラリーマンの働き方である。
昨日、スパイダーマンを見に行くために午後半休を取ったのだが、午前中をフルパワーで集中して仕事に取り組むことができたため、仕事はいつもより進んだようにも思えた。
残業がなくなり、40時間を大幅に超えることもなくなったものの、そもそも40時間って長すぎないか?と思ったわけである。
そこで、起業や投資などのリスクを取らずにできるだけ労働時間を減らす方法について考えてみた。
 

転職を繰り返さないと損をする

転職=クビになった人という概念はすでに崩壊している。
そうなれば、転職は繰り返さないと損なのである。
転職をする条件は、

  • 1年以上働き

  • 次の転職まで最低6ヶ月は空ける

<

p>ことである。
気づいた人もいるかもしれないが、失業保険を受給する条件である。
 
失業保険は給料の3分の2くらいが3ヶ月に渡って支給される。
支給されるまでに3ヶ月の待機期間があるため、合計で6ヶ月間は失業状態でいなければいけないというわけだ。
 

6ヶ月間の給料で足りるのか

例えば月給30万円(手取り25万円)のボーナス無しで生活費が月15万円の人の場合を想定してみよう。
12ヶ月働くと、
10 × 12 = 120万円貯まる
失業後の3ヶ月は待機期間のため、失業保険が適用されない。
生活費15万円と各種保険5万円を払うとすると、
20万円 × 3 = 60万円が必要になる。
3ヶ月は余裕で生活することができた。
そしてその後の3ヶ月は給料の3分の2が支給されるから、その額は30万円 × 2/3 = 20万円である。
生活費+保険代が20万円だから、支給額で足りる計算である。
ここまでで、貯金額は60万円である。
1年働いて、半年休んだとしても60万円の貯金が可能なのである。
 

毎月10万円の貯金が厳しい

手取り25万円で生活費が15万円なら毎月10万円貯金できる計算だが、いろんなライフイベントや突発的な支出もあり、10万円の貯金が難しいかもしれない。
そんな時はどうすれば良いのだろうか。
 

失業保険後も60万円残るから10万円も貯金する必要ない

毎月10万円貯金して、失業保険をもらった後は60万円残るという計算をした。
ということは毎月7万円程度の貯金でも24万円の貯金は残るということになる。
余裕を持った見積もりをしていただけで、毎月最低5万円でも貯金ができればギリギリ生活はできるのである。
 

働く期間を伸ばす

絶対に1年間ぴったしでやめないといけないというわけではない。
2年でも3年でも働くことはできるから、例えば貯金が100万円になったらやめて失業保険をもらう、という計画も立てられるわけだ。
勤続年数が長くなれば昇給もされるだろうから、失業保険の給付額も多くなるはずである。
1年ごとにやめて失業保険を何度ももらった方がお得なのだが、長く働きたいという場合は働けばよいのである。
 

待機期間中にバイトをする

失業保険の待機期間中に週に20時間までのアルバイトなら認められている。
20時間以上働くには失業保険に加入しなければいけないため、このような仕組みになっているのだ。
仮に週に20時間、月に80時間、時給1000円で働くとしたら、月給8万円が手に入る。
もちろん週に5時間でもいいし、稼ぎたい分を調整することもできる。
会社員として働いていた時よりも柔軟に働くことができるし、労働時間も短いというメリットがある。
 

失業保険を使うデメリット

失業保険を使うデメリットもある。
 

お金が貯まるスピードが遅い

3ヶ月の待機期間があるし、その後の支給額も給料の3分の2であるから、当然使えるお金は少なくなる。
とはいえ、社会人で少しばかりのお金をもらいつつ、6ヶ月の自由な時間を手に入れることができるのであれば、それはお金以上に素晴らしいことだと思う。
お金と時間のどちらを優先するかにもよるが、お金が必要なのであればデメリットになるだろう。
 

転職できない場合がある

半年の失業保険をもらった後にちょうど良いタイミングで転職できるかどうかはわからない。
失業保険中に転職活動はしておかないといけないのだが、何かしらのスキルを持っていないと簡単には転職できないかもしれない。
給料が上がるとも限らないからそこは自分のスキルや年齢、市場を見て判断する必要がある。
ただ、半年も自由な時間があれば1つスキルを磨くくらいはできるはずだから、例えばプログラミングを学んでみたりして、自分の市場価値をあげることもできるはずだ。
もし早めに転職してしまっても、再就職手当といって、失業手当をもらうはずだった分の3分の2程度が支給されるという制度もある。
就職して給料をもらいつつ、少しの手当ももらえるから、早めの就職もメリットがあるのだ。
 

まとめ

1年ごとに転職を繰り返せば、1年働いて、半年の休みを得ることができる。
このような働き方を夫婦共働きでやったり、子供が生まれれば、退職せずとも産休や育休手当、子供1人に対して子ども手当ももらえる。
日本には労働者を守る制度がたくさんあるから、存分に利用することで、決してリスクを負って起業したり、投資をしたりしなくても、慎ましくも自由な生活ができるのである。
そうした生き抜く知恵こそが、お金以上に大事なのである。