親のスネを存分にかじったらどうなるのか

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「家賃は高いし、給料は低い」
そうやって嘆いている人は多くいるはずだ。
私の場合は、彼女と同棲することで家賃と光熱費を半分に抑え、給料は多くはないがそれなりにもらっているため、月に 10 万円くらいは頑張れば貯金できる。
が、しかし。
それだけでは全然足りないのだ。
不動産を購入するためには最低でも 300 万円は欲しい。
今のまま貯金をしてくと、300 万円貯まるまでに 2 年くらいはかかる。
もっとはやく貯金がしたい。。
そうだ、親のスネをかじろう。
そう思いついたのだ。
もちろん親の生活のあるから、かじりすぎはいけないが、どのような条件でどのくらいまでかじることができるのか。
そして、最終的には両者ともハッピーになるにはどうすれば良いのかについて考えてみた。

実家に住むというスネかじり

まずは今住んでいるアパートから実家に戻るということである。
そうすれば家賃と光熱費を節約することができるため、貯金のスピードは格段に上がる。
実家に住むというのはスネかじりレベルはそこまで高くないと思う。
家に息子がいれば何かと助けになるし、親としては寂しさを埋めることもできる。
子供のころからいるわけだから、親からしても何も変化なしというわけだ。
社会人なんだから家にお金をいれなさい。ということを言われるかもしれないが、それでも月に 3 万円くらいだろう。
ちなみに、これからもっとぎりぎりまでスネをかじろうとしているから、家にお金を入れるつもりはない。(入れたとしても返ってくる)
というわけで、実家に住むというのはスネかじりにすらならないレベルだからやっても OK ということだ。

生活費を出してもらう。

現在収入が 30 万円あるとして、10 万円貯金できているとする。
家賃と光熱費が削減されたことにより、20 万円貯金できることになった。
あと 10 万円は生活費として消えていくわけだが、この 10 万円をなんとか出してもらえないだろうか。
つまりこういうことだ。
月額 30 万円の給料は全額貯金に回し、支出には一切使わない。
支出するためのお金を全て親から出してもらう、というわけだ。
これは社会人の場合、ハードルは高いだろう。
しかし、学生なら誰もが当たり前のようにやっていることである。
息子が学生から社会人になった途端に親は息子に使っていたお金ができるわけであるが、今まで 20 年以上もの間息子にお金を使ってきたのに、今更余ったお金の使い道なんてないだろう。
だからこそ、もう一度学生に戻ったかのように生活費を援助してもらうのだ。
生活費を援助してもらったとしても、学費を払わない分、親の元にお金は余るはずだ。
これはハードルが高いし、ニートのような生活になるが、実際にはニートよりまし。ということで何とか交渉することができるだろう。

親に貯金してもらう

これで月給 30 万円は丸々貯金に回すことができた。
これ以上はどう頑張っても、貯金に回すことはできない。なぜなら収入の限界だからだ。
というわけで、親の給料から貯金の足しにしてもらおう。
毎月 9 万円を息子の口座に振り込んでもらうことにする。
なぜ 9 万円なのかというと、年間 110 万円以上の贈与に関しては税金がかかるからだ。
毎月 9 万円なら、年間で 108 万円となり、ぎりぎり非課税である。
ちなみに先ほどの生活費は全て現金で支給してもらおう。
生活費分も口座に振り込んでしまうと、課税されてしまうから注意が必要だ。
毎月 9 万円の貯金をお願いするのは今までの交渉の中で一番ハードルが高い。
ここを乗り越えるには、息子への愛情以上にこちらからも金銭的なメリットを与えなければならない。

貯金の使い道を明確にする

親から毎月 9 万円の貯金をもらったとして、それを何に使うかが重要だ。
ただ親の口座から子の口座に移すだけだとそれをやるメリットがない。
私の場合はこうだ。
「貯金で不動産を購入する。家賃収入が入るようになったら役員報酬を渡すから年金の足しにしてくれ。」
不動産を買うための資金にするという目的を伝える。
そして、家賃収入が大きくなってきたら家族経営の会社から役員報酬を出す。
これら 2 つのメリットを説明することで、交渉ができるようにもなるだろう。
ちなみに、役員報酬は月額 8 万円のつもりだ。
毎月 9 万円もらっていたのになぜ 8 万円で返すのかにも理由がある。
親が息子の扶養に入ることで親が受け取る役員報酬には扶養控除がつく。
扶養控除額が年間 103 万円だから、12 で割ると約 8 万円になるというわけだ。
この役員報酬は親がどの仕事にもついていないことが条件になるため、現在 50 そこそこの親が役員報酬を受け取れるのは 10 年後くらいになる。
年金の足しになればと思って息子の夢を叶えつつ、積立貯金みたいなことになるから、悪くない条件だろう。
もちろん両親に対して 8 万円ずつだから、実際は 9 万円の貯金が 16 万円になって返ってくる。
仕事がなくなってからものんびり大家をしながら毎月年金+ 16 万円がもらえるならむしろ喜ぶべき条件とも言えるだろう。

毎月 39 万円の貯金を達成することができるようになった

親のスネをかじりまくることで、親に最大限のリターンを残しながらも毎月 39 万円の貯金をすることができるようになった。
年間約 468 万円である。
1 年間で 500 万円近くもの貯金ができれば、戸建を買うのは簡単だし、3 年もすればアパートすら買えるようになる。
親のスネをかじるのは決して悪いことではない。
家族というもっとも信頼できる人の中で、一番優秀な人材に投資することで、家族全員が最大限のリターンを得ることができるのだ。
兄弟や親族がそれぞれたった数十万円のお金を貯金していても運用益は微々たるものにしかならない。
しかしそのお金を 1 人(法人がよいかも)に預けることで、莫大な額になり、それらを家族で一番優秀な人が運用して分配することが、家族全員で豊かになる方法だと思う。
親のスネかじりの話だが、この考えは投資やお金について考える上でとても重要になってくるはずである。