【スペシャルドラマ】大女優殺人事件の感想

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昨日、テレビでアガサクリスティ原作の「大女優殺人事件」がやっていたので、観てしまいました。
もともと、アガサクリスティの作品は結構好きで、「そして誰もいなくなった」とか「オリエント急行殺人事件」を読んでいました。

大女優殺人事件のあらすじ

ミステリーなので、ネタバレを避けたいところですが、無理かもしれません。笑
まず、大女優(まどか)がパーティを主催します。
そこにまどかのファンだったリンが出席します。
そしたら急にリンが倒れて死んでしまいます。
さて、なぜリンは死んでしまったのでしょうか。
 
この謎を解いていくという物語です。
シンプルでしょ。
リンの殺害を疑われていたまどかの夫の秘書も死んでしまいます。
さらに、まどかが住んでいる屋敷の執事まで死んでしまいます。
さて、容疑者候補がいなくなりましたが?
という感じでどんどんややこしくなっていきます。
 

頑張って犯人を予測しました

ミステリーを読んだり観たりするときは、必ず犯人を予想することにしています。
基本的に当たることはないので、「やられた〜」となって面白いのですが、今回は当ててしまいました。
アガサクリスティの作品はすごく古いので、今では当たり前の謎解きパターンだったりするんですね。
でも、それを生み出したのがアガサクリスティだとすると、ミステリーを大きく変えたすごい人なんだな〜と思います。
 
さて、犯人の予測ですが、最初に疑われた人は犯人ではない。というのがミステリーの当たり前になっているので、最初に疑われた人は候補から外しました。
あと、いかにも恨みを持っていて殺しそうな人も外しますね。
そうすると、候補はまどか、カメラマン、記者あたりに絞られます。
ここから一人に予測するのですが、ミステリーの手法として、複数人の犯行パターンとか殺した人や動機が別々で偶然が重なったパターンもありますので、そこらへんも考えながら予測しました。
 
あと、予測するときに一番注意するのが、実現可能性です。
アリバイがあるのかどうかということですね。
周りの人の証言だけで、あの人はその場にいるはずがないと決めつけるのは安易だと思っていて、写真に残っているとか 100%ありえない場合じゃないと候補から外すことはできません。
あの人は仲が良かったから殺すはずがない、とか名前が違うとかもアリバイの決めてとしては弱いですね。
 
それらの実現可能性がある人たちを絞っていきます。
あとは今までの経験と勝手な妄想を膨らませて、絞り込みました。
そしたら当たっちゃったわけです。
 

この作品のすごいところ(ネタバレしちゃいます)

完全な被害者が実は犯人だった。というのは革新的なパターンだったのではないでしょうか。
おそらくですが、それまでのパターンでは悪そうな人が犯人で、どんなトリックを使ったのかが面白いというパターンが多かったはずです。
「そして誰もいなくなった」では密室殺人、「オリエント急行殺人事件」では複数殺人犯のパターンを使っていました。
この作品はどんなトリックを使ったか、刑事の手腕を魅せるのではなく、物語としての新たなパターンを提示するところにあると思います。
 
原作は大女優殺人事件というタイトルではないのですが、大女優なんだから、殺人犯であることを隠すことも可能だろうという思いもあって、犯人を特定することができました。
複雑な家系や病気に関する知識など、さまざまな伏線が織り込まれていて、天才だなあ〜と思いました。
 
アガサクリスティの作品を読んでみたい人は、ぜひ!