就活相談に乗ってきました

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 僕は一応就活というカテゴリでもブログを書いているのですが、たまに就活相談を依頼されることがあるので、今年初の就活相談に乗ってきました。
 過去に5人くらいから相談を受けて、だいたいみんな同じ質問なので、よくある質問をまとめて回答していこうと思います。

大手かベンチャーか

 これは間違いなく大手ですね。僕に相談してくるのは、学歴がそこそこ良くて、やりたいことが見つからないという典型的な大学生です。
 その人たちがベンチャーにいっても通用しないと思いますし、せっかく学歴があるんだから、大手の看板を取りに行き、やりたいことが見つかったら転職すればいいと思います。

 新卒でベンチャーに行ける人は、

  • 情報系学部出身
  • インターン経験あり
  • IT系で起業経験あり
  • プログラミングスクールに通っていた
  • 自分でWEBサイトを作っている

みたいな、即戦力になりそうな人です。何も能力が無くても雇ってくれるのは日本の大企業だけで、普通の会社は、スキルがないとまず入ることができないという現実を受け止めましょう。

志望動機がわからない

 大学でずっと遊んでいたから、志望動機にできそうな経験がないとか、ありきたりな動機になってしまうというお悩みです。
 まず前提として、特別な経験は必要なく、ありきたりな動機で問題ないということです。大企業は毎年数十人の新卒を取りますが、その全員がすごい人なのでしょうか?みんな学歴は良いかもしれませんが、普通の大学生たちです。

 人事の立場に立ってみればわかるのですが、すごい経験をしまくっている人を入社させても、すぐに転職したり独立してしまうと思いませんか?あまりに目立ちすぎると、和を乱すと思いませんか?
 大企業が求めているのは、人の話をちゃんと聞いて文句を言わない平凡な人です。チャレンジ精神とかリーダーシップではありません。むしろベンチャーの方が特別な人を求めていると思いますよ。

 そして、志望動機ですが、2つに分けて考えてみましょう。1つ目は「IT業界を選んだ理由」です。金融とか商社みたいな会社がある中で、なぜITなのか。これはITが大きくなってくる時代だからとか、文系でも手に職をつけることができるみたいなありきたりな答えでいいと思います。社会に貢献したいとかスケールの大きいことを言っても信憑性がなくなりますし、面接官に共感してもらえません。
 2つ目が、「なぜその会社に行きたいのか」です。業界No1なら答えるのは簡単ですが、No2以下の会社の場合は頭を使わないといけません。まずはホームページを見て、会社の理念とか、強みを探しましょう。社会で生き残っている以上は、他の会社にはない何かしらの強みがあるはずです。逆に、強みが何もなく、惰性で生き残っている会社は受けないほうがいいと思います。

この会社はブラックなのではないか

 ITはブラックなのでは?という質問もよく受けます。結論からいいますと、部署によるとしか言えません。まずはあなたにとってのブラックの定義を明確にしておくことです。

  • 上司が怖い残業時間
  • 休みの日数
  • 仕事内容
  • ノルマ
  • 飲み会
  • 転勤
  • 給料

 すべてが完璧ということはほぼないので、いくつかは妥協しましょう。自分にとってのブラックの基準をクリアしている会社を選ぶべきです。
 しかし、入社した会社が、100%基準をクリアしているとは限りません。なぜなら、配属先によって環境は大きく変わるからです。
 例えば、優しい上司がいいと思っても、自分の上司は怖い人になってしまうかもしれません。隣の席の同期の上司は優しい人かもしれません。そんな紙一重の運でブラックかどうかが決まってしまうので、100%ホワイトな会社を探すことは不可能です。

 あなたにとってのブラックとは何かを明確にして、あとはブラックを避けられる確率が高い会社を狙うしかありません。

内定がもらえるかどうか不安

 先の見えないことですから、不安になるのはわかります。内定をもらう確率を上げる方法は、質より量です。面接練習をしている暇があったら、1つでも多くの面接を受けるべきです。10社しか受けない高学歴な人と、100社受けた低学歴の人では、後者の方が内定がもらえる確率は高いです。
 受ける企業にもよりますが、とにかく数をこなしていくことで、どんな受け答えがいいのかを体感していくことができます。自信を持って答えていくことで、面接官からの印象は良くなり、内定獲得の可能性を上げることができます。

 ES書くのが面倒くさいとか、面接が大変とか言っている場合ではなく、数ヶ月くらいは頑張ってみましょう。

他の業界かIT業界か迷っている

 まだIT一本に絞りきれていない人からの質問でした。僕の意見は、IT一本に絞っていたとしても、他の業界の面接は受けておくべきだと思います。説明会だけでもいいです。社会にはどんな会社があるのかをできる限り多く知っておくのは重要ですし、事業内容をわざわざ説明してくれる機会は今後訪れないからです。

 ITか他業界か迷っている人には、とりあえずITに行ったほうが良いと言っています。これはポジショントークではありません。
 なぜなら、ITに行っておけば多くの業界に携わることができるし、働き方も柔軟で、転職もしやすい業界だからです。つまり、今後も選択肢が広がるからです。

 僕が悩める大学生にアドバイスするのは、この道を選んだほうがいいという決まりきったことではなく、やりたいことがないなら、道がたくさんある方を選んでおいた方がいいと言っています。
 IT業界は、転勤が少なく、転職がしやすく、リモートワークもでき、今後起こる人生のイベントとか、気持ちの変化に対応しやすいと思っています。

 例えば、いざ公務員になってみたけど、仕事が楽しくないし、上司が怖い人だから転職したいと思っても、公務員をすぐに辞める人は少ないですから、簡単なことではありません。
 IT業界であれば、数年での転職は当たり前ですし、ベンチャーに行ったり、海外勤務を目指すことだってできます。フリーランスや起業という働き方もできます。
 迷いがあったらITに行けというのは、合理的な判断なのではないでしょうか。

最後に

 結局のところ、なるべくなら働きたくない、お金はほしいと思っている人がほとんどだと思います。そういう人こそIT業界がおすすめです。
 だって、僕はこの記事を仕事中に書いているからです。