日本の映画と言えばアニメであり、そのクオリティは他国のそれをはるかに上回る。
ここでは誰でも知っている、もし知らないのであれば絶対に観ておくべきアニメ作品を紹介する。

君の名は

あらすじ

東京の男子高校生瀧は、朝起きると田舎の女子高校生になっていることに気づく。
そして岐阜県糸守町に住む女子高生三葉は男子高校生になってしまった。
この入れ替わり現象は数日ごとに起こるもので、二人は夢だと思っていた。
しかし、その夢は突然途絶えてしまい、瀧は夢で見た風景を頼りに糸守町へと向かう。
そこで見たのは数年前に隕石が直撃して跡形もない糸守町の姿だった。
瀧は三葉と唯一繋がりがある口噛酒を口にすることで、三葉との再開を果たす。
隕石が落ちる前に生きていた三葉は隕石が落ちることを瀧から聞き、住民を逃すことに成功する。
瀧と三葉の繋がりはなくなってしまったが、東京のどこかで再開を果たしたかのような場面で物語は終わる。

感想

現代的でストーリーに隙がないなと思った。
知っての通り君の名はは大人気な映画となり、そのストーリーの明快さ、面白さから多くの口コミを呼び、広まったのだと思う。
映画の長さも100分以内と短めで、忙しくても観に行ける程度の長さである。
映画は入れ替わり&タイムスリップをうまく交えた物語だが、糸守町の風景がきれいであったり、日本の文化を感じさせるような場面も多くあり、外国人にとっては新鮮な映画になったことだろう。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

あらすじ

高校生のじんたんの目の前にいきなり幼馴染のめんまが現れる。
めんまは既に亡くなっており、幽霊となって現れたのである。
じんたんは彼女に願いを叶えてもらわないと成仏できないと言われ、小学生時代の仲間たちと一緒にめんまの願いを探しにいく。
「超平和バスターズ」という集団を結成して良く遊んでいた彼らとは疎遠となってしまっていたが、めんまの出現により徐々に絆を取り戻していく。

感想

アニメでの感動作と言えばあの花を超えるものはないと思っている。
落ちこぼれてしまったじんたんを始め、それぞれが己の道を進み、小学生時代はあんなに中が良かったのに高校生にもなると同じグループにはいられないような関係になってしまうことは誰しもあっただろう。
そんな薄れた関係を元に戻すべくめんまは帰ってきたのではないか、仲間の友情を気づかせてくれる傑作である。

時をかける少女

あらすじ

高校生の真琴はある日タイムリープを経験する。
それ以来タイムリープを駆使してあらゆることを経験してきたが、千昭との恋愛だけはうまくいかなかった。
千昭から告白されたが、タイムリープで告白をされないように千昭を避けていた真琴は結局千昭と交際することになる。
千昭も未来から来た人間であることを知った真琴は二人にとって最良だと思う決断をする。

感想

タイムリープといえば君の名は。が人気となってしまったが、時かけは元祖タイムリープ系アニメであったと言える。
タイムリープをすればテストで良い点を取ったり、大抵のことはうまくいくが、やはり恋愛だけはそう簡単ではない。
人の気持ちを知っていたとしても、それは変わってしまうものだし、運命によって曲げられないこともある。
さらに交際している真琴と千昭にはお互い秘密があり、それを隠しながらも仲を深めていく。さらに秘密を打ち明けた後には、状況が一変してしまうなど、フィクションでありながら、現実的な青春模様を乗せているところに感動するのかもしれない。

サマーウォーズ

あらすじ

高校生の健二は先輩の夏希に婚約者のフリをするバイトに誘われる。
この世界ではインターネットの世界に個人情報や公的な情報が全て詰まっていて、あらゆることをインターネット上でできる世界であった。
ある日健二は携帯電話に送られてきた暗号を解いてしまう。
その暗号はインターネット世界「OZ」の管理者権限の暗号であったのだ。
OZがハッキングされたことにより、日本中が混乱してしまうが、夏希の曽祖母である栄の人脈により危機が救われる。
ハッカーのラブマシーンは小惑星探査機を日本に墜落させる計画を立てていた。
健二は得意の数学を活かし、また夏希の親族の力を借りながらラブマシーンを食い止める。

感想

インターネットでなんでもできる世界というのは、ハッキングされるとなんでもやり放題になってしまう世界でもある。
現金を持っていればそれが流出することはないが、クレジットカード情報がハッキングされてしまったらあらゆる口座情報を抜き出されてしまう。
そうしたインターネットの怖さを伝えてくれる映画である。
それとは逆に、夏希の実家は田舎でインターネットが発達していない地域である。
オンラインとオフラインの世界を織り交ぜながら生きていくのに大切なことが描かれている。

心が叫びたがってるんだ

あらすじ

順は父親の浮気現場を目撃し、それを母親に話してしまう。
それが原因で両親は離婚してしまい、喋ることへの恐怖を覚えた順は言葉を発しなくなってしまう。
同級生の拓実に「歌なら歌えるんじゃないかと言われ」歌うことへの抵抗がないことに気がつく。
その後も多くの苦難があるが、拓実の助けによりミュージカルで歌うことができるようになった。

感想

精神的に問題を抱え、喋ることができなくなってしまった順を助けるために全力で取り組む拓実の姿には心を打たれた。
多くの人のコンプレックスは精神的なものであり、人によって助けられることで克服できるということを教えてくれる。
さらに親や学校の支援ではなく、友達との関係こそがとても大切であり、心を通わせることで世界をより良いものにしていくことができるのである。