失業保険を上手に受給する方法【手厚い制度です】

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先日、以下のようなツイートをしました。

日本には、失業保険という制度があり、仕事を辞めても補助が出ます。 この制度を知っていれば、転職やリストラは怖くないですし、起業や留学といったチャレンジにも使うことができます。

僕は失業保険を使ったことがあるので、失業保険の賢い使い方について説明していきます。

失業保険とは

失業保険とは、「会社を辞めた時に、次の就職先を見つけるまでの間、一定額を補助してくれる制度」です。 雇用保険に加入していれば受給することができ、アルバイトでも条件を満たせば失業保険をもらうことができます。

仕事中に転職をするべきか【辞めてから転職しましょう】にも書いたように、失業保険があるので、仕事を辞めてからすぐに就職してしまうのはもったいないです。

それでは失業保険の使う際に準備しておくことについて、解説していきます。

3 ヶ月を耐え抜くだけの生活費は用意しておく

失業保険には、「自己都合退職」と「会社都合退職」があります。

  • 自己都合退職:自分の意志で辞めること

  • 会社都合退職:会社の意志(クビや倒産)で辞めること

日本では解雇規制があるので、会社都合でクビになることは少ないです。 なので、基本的には自己都合退職をしたと仮定して進めていきます。

自己都合退職の場合、失業保険を申請してから約 3 ヶ月の待機期間を経て、受給することが可能です。 ということは、3 ヶ月は失業保険を受給することができないので、貯金を切り崩して生活しなければならないというわけです。

退職する前に、最低 3 ヶ月分の生活費だけは確保してから辞めましょう。

生活費になるお金は、家賃や食費・教育費だけでなく、保険や年金も自己負担になるわけですが、年金だけ免除することが可能です。

保険料は減額することができない

無職になっても保険料は減額することができません。

退職をしたら、社会保険から国民健康保険に加入しなければならないのですが、今までは会社が半分負担してくれていた分を自分で全額払わないといけなくなるため、負担は大きいです。

僕の場合は、月に 3 万円くらいは支払っていたと思います。 無職の身で月に 3 万円は結構キツイので生活費は少し余分に用意しておくことをおすすめします。

年金は免除することができる

サラリーマンだと、厚生年金を給料から引かれるのですが、無職になると、国民年金を自分で支払わなければなりません。

厚生年金と国民年金の違いについては、ZUU online等でお調べください。

この国民年金は免除することができます。 方法は、お近くの年金事務所に行って、「年金を免除したいです。」と言うだけで手続きを進めてくれます。

年金が免除されるということは、将来受け取ることができる年金が少なくなるということになりますが、半年くらいだと 10〜20 万くらいですし、いつもらえるかもわからないので、個人的には短期間の免除なら問題ないかなと思っています。

退職後 1 年以内に受給すればいい

失業保険は 3 ヶ月の待機期間を経て、3 ヶ月間受給することができます。(年齢や勤続年数、保険加入期間にもよります。) ただ、この申請を開始するタイミングに特に決まりはなく、退職日から 1 年以内なら失業保険を受給することができます。

ここで間違ってはいけないのが、1 年以内に申請をすれば受給できるわけではないということです。

お金がもらえる期間が 1 年間なので、フルで受給されるのに申請から半年かかる場合は、半年以内に申請をする必要があります。

自分が何ヶ月分の失業保険をもらうことができるのかをあらかじめ調べておきましょう。

転職サファリ

雇用保険に入らないアルバイトならできる

3 ヶ月も無給だとさすがに耐えきれない、という人もいると思います。

実は、待機期間に仕事をすることもできます。

方法としては、雇用保険に入っていないことが必須の条件です。 雇用保険は、基本的にアルバイトでも加入するものなので、単発のバイトやクラウドソーシングなどの会社に属さない仕事しかできません。

雇用保険に加入していなくても、1 週間あたりの労働時間が 20 時間を超えてはいけないとか、収入が多すぎると受給額が減らされるとか、細かいルールもあります。 どのような仕事をするのかによって、どのルールが適用されるかが変わってくるので、退職後にハローワークに行って確認してみましょう。

失業保険を効率よく使う方法

失業保険は賢く使うことができれば、無職でありながら収入を得ることができます。

僕の経験や将来的にやろうとしていることを説明するので、転職を検討している人は参考にしてみてください。

プログラミング学習のために半年間無職になる

このブログの趣旨の 1 つでもある、プログラマへの転職を目指す際にも失業保険は有効活用することができます。

僕の場合は、無勉強・未就職の状態で退職をしました。 それから半年間、毎日勉強をしてベンチャー企業への転職を成功させています。

失業保険受給中は、勉強時間を確保することができるというのが一番のメリットです。 さらに、プログラミング学習にはほとんどお金がかからないので、貯金額も最低限で何とかなります。

ベンチャー企業はスキル重視なので、経歴の空白期間は関係ないです。 なので、あえて空白期間を作って、集中的に勉強をするという方法が合っている業界でもあります。

プログラマへの転職を検討している人は、失業保険をもらうことも考えてみると良いでしょう。

失業保険申請前に留学する

失業保険は、退職から 1 年間は受給することができるので、

半年間留学 → 半年で受給完了

とすることもできます。

留学もしつつ、失業保険をもらうこともできるという 2 重いいとこ取りです。

このやり方がうまくいくかどうかはまだわかりませんが、来年あたり退職をして、やってみようと思います。

会社都合ならすぐに受給することができる

今回は自己都合退職をする前提で書きましたが、最後に会社都合の場合についても軽く解説します。

会社都合の場合だと、申請後 7 日間の認定期間を待つだけで失業保険を受給することが可能です。

会社が倒産したとか、クビにされたという理由なので、当然次の職場も決まっていないからすぐにお金をあげよう、というわけですね。

1 つ注意しないといけないのが、懲戒解雇は会社都合退職にならない可能性があるということです。 例えば、失業保険をすぐにもらいたいからといって、何か悪さをしてクビにしてもらおうとした場合、それは会社都合ではなくなるというわけです。

会社のせいで辞めることになった明確な理由が必要です。 多くの場合は倒産(もしくは赤字続き)での退職くらいしか、会社都合にならないので今回は自己都合退職を前提としました。

ただ、スタートアップ企業などは長くは続かない会社もあるので、倒産した時のために、最初に雇用保険に加入しているかどうかを確認しておきましょう。