こんにちは。ケンジです。
今回は、移住して仕事をするメリット・デメリットについて解説していきます。
ぼくは、2021年に東京から北海道に移住しました。
仕事はフリーランスエンジニアとして東京の仕事をリモートワークで受けています。
移住した経験から、移住して仕事をするメリットとデメリットをお伝えします。
◯ この記事のポイント
- 移住して仕事をするメリットとデメリット
- 移住して仕事を見つける方法
- 移住前にやっておくべきこと
それでは、始めます。
移住して仕事をするメリット
東京から移住することを想定しますので、一番のメリットは、都会の喧騒から離れることができることですね。
東京に比べると、時間がゆっくり進んでいる気がして、気持ちが穏やかになりました。
その他のメリットのついても以下で解説します。
生活費が安くなる
ぼくが東京に住んでいたとき、家賃は18万円でした。(高すぎ。。)
今はその半分くらいの家賃で住むことができています。
家賃が半分になったのに、家の広さは変わらないどころかちょっと広くなりましたし、都心部へのアクセスは変わりません。
電車に5分も乗れば、札幌の中央部にアクセスできてしまいます。
移住とは、生活の便利さや家の広さを変えることなく、家賃だけが半額になるというチート行為です。
さらに田舎の方に住めば、もっと家賃を抑えることはできるでしょうし、夢のマイホームも格安で建てることができるようになります。
自然を楽しめる
ぼくが住む札幌市は、都会なのに自然がすぐ近くにあります。
スキー場は5つくらいありますし、温泉街である定山渓や円山や藻岩山で登山やキャンプもできます。
東京で自然を求めようとすると、奥多摩の方まで行くか、池袋からレッドアロー号で秩父まで行くくらいしかありませんよね。
他の地方都市でも自然が豊かな場所はたくさんあるはずです。
都会の便利さを享受しながら、自然も楽しめるのは、地方移住のメリットの1つです。
人が少ない
東京に比べたら、どこに行っても(海外でも)人が少ないです。
新宿とか渋谷とかはこの5年くらいでさらに人が増えたように思えて、正直耐えられませんでした。
札幌もそこそこ人は多いですが、感覚で言うと5年前の上野くらいですね。
ちょうど良い都会感を味わえるので、人酔いもしなくなりました。
移住先によっては車社会になっていて、車で移動しようとするといつも渋滞していることがあるかもしれないので、注意が必要です。
車でのアクセスと電車やバスのアクセスのバランスが取れた移住先がおすすめですね。
新しい文化に触れることができる
東京には何でもあって、いろんな文化があることは確かです。
しかし、地方にしかない文化も存在していて、移住するとその文化が刺激的で面白いです。
例えば札幌を例にすると、
- 道路が区画で縦横に分かれている(京都も同じですね)
- 冬は除雪車が常に動いている
- 地下街が充実している
- ありえない量の雪が降る
- JRはほとんど使わない
- 飯が安くて美味い
などを感じました。
また違うところに住めば、その場所の文化を味わえるはずです。
もちろん東京にもたくさんの文化があるので、今地方に住んでいて上京したいという人もいい刺激になると思いますよ!
移住して仕事をするデメリット
さて、移住して仕事をするデメリットも紹介していきます。
地方は仕事が少なくて、インフラの発達が遅いという点がデメリットになります。
役所手続きにインターネットが使えないとか、支払口座にネットバンクが使えないなどの細かいデメリットもあります。
仕事が見つかりにくい
札幌でIT業を探すとほとんど出てきません。
他の業種であれば仕事はあるのですが、給料は東京の8割くらいです。
家賃や物価が安い分、給料も低く抑えられていますね。
移住して仕事を見つけるなら、東京の仕事をリモートで受けるのがおすすめです。
交通の便が少ない
東京ほど交通網が発達している場所はありませんから、地方移住すると、電車がなかなかやってきません。
10分以上待つこともありますし、駅から駅まで歩いていくこともできません。
その分バスがけっこうあったりしますが、ちゃんと計画を立てて出かけないと、待つことが多くなりますね。
その点、東京の山手線は時間を気にしなくてもすぐ電車が来るから良かったなあ。
知り合いがいない
移住して、仕事もリモートワークをしていると知り合いが全くいない状態です笑
孤独が平気な人ならむしろ楽しいかもしれませんが、いざというときに頼れる人がいませんから、情報収集は欠かせません。
まあでも、地方の人はみんな優しいんで、そこら辺の人に声をかけてみれば助けてくれると思います!
移住先で仕事を見つける方法
移住先で仕事を見つける方法について解説していきます。
先ほど書きましたが、一番は東京の仕事をリモートで受けることです。
現地の求人サイトで探す
各地方ごとに求人サイトや求人情報があるので、それに登録して仕事を探しましょう。
若い人はみんな上京してしまうので、人が足りない状態だと思います。
なので、仕事を選ばなければ見つかります。選ばなければ。。
ITなどの技術職は少なく、事務職とか営業職、接客業などが多いですね。
フリーランスエンジニアとして現地で仕事を探すなら、以下のエージェントがおすすめです。
テックビズフリーランスの評判は?【税務相談や支払いサイトが良い!】
全国のテレワークの仕事を探す
リモートワークができる仕事が増えてきたので、東京の仕事を探すこともできます。
Webエンジニアならリモートの仕事はかなりあるので、全国の求人があるサイトやエージェントに登録してみましょう。
会社員でもフリーランスでもリモートができる仕事はたくさんあります。
移住先で仕事が見つからなかった場合の解決方法
もし移住してきたけど、仕事が見つからなかった場合、どうすればいいのかについても解説していきます。
ハローワークで失業保険の申請をする
まずはハローワークで失業保険の申請をしましょう。
自己都合で退職した場合、2〜3ヶ月耐えれば、退職前の給料の7割くらいが3ヶ月に渡ってもらえます。
例えば以下の状況で退職して移住してきたとします。
- 給料は月30万円
- 自己都合で退職した
失業保険の申請後の流れは以下の通りになります。
- 2〜3ヶ月待機期間を過ごす
- その後、毎月20万ほど振り込まれる(30万の約7割)
- 3ヶ月くらい続くので、合計60万円もらえる
仕事をしなくても60万円もらえるので、申請しない手はありません。
自分で仕事を作る
仕事がないなら作ってしまえ、の精神です。
ブログとかせどりとか、副業として代表的なことを始めて、リモートワークでも稼げるようになりましょう。
自分で仕事を作ることができれば、次の仕事が見つかるかどうかの不安がなくなるので、住む場所がさらに自由になって、時間の自由まで手に入れられます。
しばらくは貯金を切り崩す
失業保険を申請したとしても、2〜3ヶ月の待機期間はお金がもらえません。
なので、少なくとも半年分くらいの生活費は貯めてから移住することをおすすめします。
まあ、せっかく移住するので、仕事なんかしないで思いっきり半年くらい遊び倒すのもいいと思いますよ。
移住する前にやっておくべきこと
移住する前にこれだけはやっておくべき!と思ったことをまとめました。
移住先の求人情報を調べておく
移住先にどんな仕事があるかを事前に調べておきましょう。
Webエンジニアなのに、ITの求人が全くない地域に住むのは注意しなければなりませんからね。
おおよその給料も想定しておけば、現地で仕事に就いたときにどのくらいの生活費でやっていけるかをイメージすることができます。
移住支援金制度がないか調べておく
北海道は、東京から移住すると支援金がもらえる制度がありました!
他の府県にもあるかどうか調べてみましょう。
北海道の場合、単身者で最大60万円の支援金がもらえるので、結構ありがたいですよね。
引っ越し代くらいは支援金で賄うことができます。
副業を始める
仕事が見つからなかった場合に備えて、副業も始めておきましょう。
複数の収入源を持っておくことで、収入が途絶えるリスクを最小限にすることができます。
地方移住するとリモートワークになるので、副業も当然リモートでできることを始めましょう。
移住先の生活圏内を見ておく
移住前に一回現地視察に行くことをおすすめします。
- どのくらい栄えているのか
- 交通の便はどうか
- どの辺が住みやすそうか
- 花粉とか気温とか
- 治安や騒音
これらを抑えておくといいですね。
僕の場合、夏に旅行で北海道視察に行ったので、冬の厳しさは想定外でした笑
ただ、事前に町並みは把握しておいたので、物件を決める際はすべてリモートで済ませました。
Googleマップを使ったり、現地の不動産屋に動画を撮ってもらうなどして、意外とスムーズに契約できましたし、部屋もイメージ通りだったので満足しています。
まとめ: 移住してリッチに生活しよう!
収入がいくら高くなっても、生活費が高すぎれば生活は苦しくなりますし、だからといって節約生活をしても楽しくありません。
東京の収入を得ながらも地方でのんびり楽しく生活するというのも、今の時代合っているような気がします。
移住を推進する制度はたくさんありますし、意外と便利に生活できるものなので、みなさんもぜひ移住を検討してみてはいかがでしょうか。
もし、移住に関して質問がある人は、ぼくのTwitterのDMで質問いただければお答えします!
それでは!