エンジニアに人脈は必要か【無理して増やす必要はありません】

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Twitter のフォロワーや Facebook の友達の数が信用度とみなされ、人との繋がりを多く持つべきという流れになりつつありますが、僕は人脈は無理して増やす必要はないと思っています。

今回は、「エンジニアにとって人脈が必要なのかどうか」についてまとめていきます。

人脈を増やす必要がない理由

人脈を増やす必要がないと思う理由は以下の通り。

  • 個人のスキルが評価される職種だから

  • エージェントを使えば擬似的な繋がりを作ることができるから

  • そもそも人脈構築な苦手なら無理する必要はないから

それぞれの理由について解説します。

個人のスキルが評価される職種だから

エンジニアという職業は、スキルがあれば勝手に評価や収入が上がっていきます。

人脈作りばかり頑張っていて、結局スキルはあまり身についていないエンジニアは、将来的に自分の力で生きていくことができず、仕事での成果をあげられなくなってしまいます。

エンジニアがやるべきは、人脈づくりではなく、自分のスキルを磨くことです。

よほどスキルに自信があって、もうこれ以上勉強しなくてもいいのであれば人脈づくりに精を出してもいいですが、時代の流れが早い中で、知識が身につけ終わるということはまずありえないので、人脈づくりをしている時間があったら、スキルアップを目指すべきです。

エージェントを使えば擬似的な繋がりを作ることができるから

フリーランスになったら、知人から仕事を紹介してもらわないといけないと思う人もいるかもしれませんが、基本的にはエージェントを通せば仕事を見つけることはできます。

これも先ほどと同じで、スキルがあれば仕事は見つかるということです。

逆に、スキルがないのに人脈だけ作っても徐々に仕事を紹介してもらえなくなりますから、エンジニアにとって、「スキル>人脈」は絶対の法則です。

フリーランスとして人脈を作りたいのであれば、優秀な職場に行き、そこで一緒に仕事をした仲間との関係を深めていくほうがよっぽど有益です。

そもそも人脈構築な苦手なら無理する必要はないから

「人と喋るのが苦手だし、黙々とプログラミングをやっていたい」

という人もいるだろうし、

「人間関係が面倒だからフリーランスとして気ままにやりたい」

という人もいるでしょう。

それらの目的があるのなら、人脈づくりというのは全く逆の働き方ではないでしょうか。

僕の場合も IT 業界に入ったのは「営業がしたくないから」というネガティブな理由でしたから、せっかくエンジニアになったのに人脈づくりはしたくありません。

やりたくないことはやらずに好きなこと(プログラミング)をしていれば良いと思います。

人脈を増やすと何ができるか

人脈づくり否定派の意見を書いてみたのですが、もし人脈が形成されると何ができるのかについて考えてみました。

結論から言うと、わざわざ人脈を作ってまでやるべきことではないと思いますので、そうした反対意見も交えています。

仕事の紹介を受けることができる

フリーランスになると仕事の紹介を受けることが大事になる、という意見は先ほども書きましたが、仕事の紹介が受けられないのであれば、エージェントに頼めば問題ありません。

もし優秀なエンジニアなのであれば、すぐに契約を切られることはありませんし、次の仕事もすぐに決まります。

そうなれば、仕事を変える機会は年に数回あるかないかということになるので、年に数回のための人脈を形成しておく、というのはコスパが悪いと思います。

Twitter などでフォロワー数を獲得することができる

Twitter でエンジニアとどんどん繋がっていけば、フォロワーが増えるという意見です。

フォロワーを増やして何がしたいのかを明らかにしておかないといけません。

ブログや note に誘導してお金にしたいのであれば、それは MLM と同じ考え方ですし、承認欲求のためにフォロワーを増やすべきではありません。

わざわざ人脈を増やさなくても、スキルがあって、それをブログや Qiita で発信していればおのずとフォロワーは増えていくので、フォロワーを増やしたいのであれば、やるべきことはコンテンツ作りです。

起業する際の共同創業者や投資家を見つけることができる

将来起業する時のために、CTO 候補や投資してくれそうな人を探している、という人もいるかもしれません。

ビルゲイツやマークザッカーバーグを始めとした偉人たちの例を見ると、みんな学生時代の仲間と共同創業をしています。

社会人になってから共同創業者を見つけるにしても、勉強会や異業種交流会で見つけることはほぼなく、一緒に仕事をした人の割合が多いといいます。

なので、優秀な職場で働くことを優先的にする方が結果的に将来の仲間を見つける近道というわけです。

【まとめ】あるに越したことはないが、コスパが良くない

もちろん人脈はあって困るものではありません。(時にはありすぎて困るかもしれませんが。。)

ただ、エンジニアは人脈よりもスキルアップを優先すべき職業というわけです。

スキルがあって、それを発信していくことで徐々に周りの人が付いてくるという状態がベストです。

もし人脈があったとしても、会社で評価されなければ収入は上がらないですし、社会的な評価も上がりません。

目指すべきは友人からの評価ではなく、今働いている会社や他の会社からの評価なのではないでしょうか。

人脈を増やす理由が明確でないと、増やす意味はありません。

無駄に友人を多く作っても、毎日飲み会に呼ばれたり、人間関係で悩んだりして時間を浪費してしまいます。

多くの人に顔を知ってもらうということは、それだけ目立つというリスクも負わないといけないですし、それだったらできるだけ少人数でやりたいことを自由にやった方が生きやすいと思います。

ここら辺の考え方は人それぞれなのですが、人脈だけにこだわってしまっているエンジニアの方は、今何が一番優先すべきことなのかを今一度冷静になって考えてみてはいかがでしょうか。