エンジニアが都心に一人暮らしをすべき理由

先日、以下の動画を拝見し、エンジニアは都心に一人暮らしをすべきだと再認識しました。
今回は、改めて「エンジニアが都心に一人暮らしをすべき理由」について解説します。
エンジニアが都心に一人暮らしをすべき理由
上記の動画で、やまもとりゅうけんさんは生活コストを下げる方法として以下を取り上げています。
- 狭い部屋に引っ越す
- 会社の近くに住む
- 地方に住む
- 固定費を削る
- 結婚しない
3 番目の地方に住むに関しては、エンジニアが地方移住するメリットデメリットとベストなタイミングで説明したように、リモートワークができるようになるまではしない方がいいです。
この点に関しては、やまもとさんも同意見みたいでした。
やまもとさんの意見を参考にして、エンジニアが都心に一人暮らしをすべき理由を僕なりにまとめました。
生活コストが下がる
都心に一人暮らしをすると生活コストが爆上がりするのでは?と思うかもしれませんが、逆に下がります。
なぜなら、時間を有効に使うことができるからです。
生活コスト=お金ではありません。
無駄な時間も生活コストになりますから、時間を節約することも生活コストを下げることになります。
都心に一人暮らしをすることで、通勤時間を減らし、パートナーや家族に割く時間を減らすことができます。
※パートナーや家族に割く時間を減らすことが豊かさに直結するとは限りませんが、生活コストを減らすという意味で
つまり、生活コスト=お金+時間と考えると、都心の一人暮らしが一番豊かになれるというわけです。
多くの出会いがある
都心に一人暮らしをすれば、フットワークが軽くなり、多くの出会いがあります。
もちろん恋人探しもできますし、エンジニア仲間や別業界の人たちとの交流など、出会う人の数が桁違いになります。
人と会えばいいわけではないですが、誰とも会わないよりはいつでも会える環境に身を置いていた方が恋愛面・ビジネス面での可能性は広がります。
最先端の文化に触れることができる
今都心に住んでいる人は実感していないかもしれませんが、今の生活はかなり最先端の文化を享受しているはずです。
田舎に行けば、DiDi でタクシーを呼んでいる人はいないですし、未だに現金を使っている人、ATM に並んでいる人がたくさんいます。
田舎でもインターネットを使えば最新の情報にアクセスできるのですが、なぜか最新のアプリや世間の動向に疎い人が多いのです。
実家が田舎にある人は、都心との文化の差を実感しているでしょう。
部屋が狭い
都心は部屋が狭いから田舎の方がいいという意見もありますが、むしろ逆です。
パーキンソンの法則によると、部屋が広ければそれだけ物を置いてしまうし、お金があれば使ってしまうのです。
なので、部屋を無理やり狭くすることで、無駄な物を買わなくなります。
結果的に、生活コストを下げることができるというわけです。
今は田舎でも通販でいろんな物を変えますから、物に溢れている東京だけが物欲を刺激するわけではありません。
東京にいるとつい服を買ってしまうというのは、間違っていて、そういう人は田舎に引っ越しても結局 ZOZOTOWN で物を買うはずです。
物を持たずに、シェアリングサービスを使うこなすほうが、生活コストを抑えることができるのです。
勉強時間を確保できる
僕は実家に住んでいた時、母親の「晩御飯だよー!」が嫌で仕方がなかったです。
自分のタイミングで食べたかった。
(暖かいご飯を一緒に食べたいという気持ちもわかります。)
家に誰かがいると、集中できません。
極論、会社でも同僚とデスクを並べているだけで集中できないはずですし、カフェですら集中できません。
完全に 1 人の状況が一番集中できる状況です。
エンジニアにとって、プログラミングの勉強は生き残るために必須ですから、集中できる作業環境を整えることは、最優先に考えるべきです。
リモートワークをするメリットとデメリットについて解説します。
結婚はしない方がいいのか
結婚に関しては、人それぞれです。
奥さんがいるからお金がなくなるというのは、良い人を選べなかったのかもしれないですし、お金の管理ができていないだけかもしれません。
たしかに 1 人で集中するスペースがなくなってしまうかもしれませんが、ある程度稼げるようになって(もしくは共働きで)、複数の部屋のある家に住むことができれば、書斎を確保できるでしょう。
集中したいから結婚も子供も諦めるというのは、極端すぎる話なので、僕なりの考えとしては以下の順番で生活を変えていくことです。
- 1 人で都心に住み、スキルアップ
- リモートワークをして、田舎に住む
- 結婚する
こうすれば、高い収入を確保しつつ、広い家に住むことができます。
東京で広い家に住むためにもっと努力してもいいですし、早めに結婚して共働きでやっていくのもありだと思います。
狭い部屋でも集中できる人もいるでしょうし、コワーキングスペースを使うのもありです。
考え方は人それぞれですが、多くのエンジニアにとっては、都心に一人暮らしするのが生活コストを下げるベストな方法なのではないかと思います。