フリーランスエージェントを使って副業を探せるのか

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こんにちは。ケンジです。

🤓 「フリーランスの案件と一緒に副業も探したい。エージェントに相談してみようかな」

😗 「会社員の傍ら、副業をしているけど、フリーランスエージェントにも掛け合ってみるかも!」

副業探しにフリーランスエージェントを使おうと考えている方向けの記事です。

結論から言うと、フリーランスエージェントで副業は見つかりません。副業専門のサービスを使いましょう。

まず、副業とはどのような仕事のことを指すのかについて確認していきましょう。

目次

そもそも副業とは?

副業についておさらいしておきましょう。

基本的に副業は会社員が、本業とは別にする仕事です。

フリーランスの場合は、掛け持ちでする小さな仕事という定義になります。
もう少し、副業についてまとめますね。😊

稼働時間が80時間以内の仕事

本業が1日8時間の月20日くらいは働くので、副業は過労死ラインを超えない程度にできる量が一般的になります。

そうなると、80時間くらいですかね。それでも月220時間なのでかなり多いですが、休日を潰して頑張れば週に20時間をこなすことは可能です。

僕の場合は、本業が週4日で、副業が月40時間にしています。
本業1本の人より少ないくらいですね。。😅

本業を持っている状態で行う仕事

本業は無いけど、副業だけしていることはありえません。

本業がなくなったら、副業が本業になります。

なので、本業がある前提で、他に小さな仕事をしていると副業をしていることになります。

フリーランスが週3日の案件を2つ抱えている状態だと、どちらも本業っぽくなるので、副業ではなく掛け持ちしていると言ったほうが適切ですね。

会社員ではなく、業務委託やアルバイトとして参加する仕事

会社員として雇用されている仕事は基本的に本業になるので、副業は、業務委託契約とかアルバイト契約になります。

他にも請負契約とかもありますが、副業となるのは、会社員ではない仕事のみです。

稀に、業務委託として週4日働いて、会社員として週2日働いているという人もいますが、その方は例外的に会社員が副業になるかもしれませんね。

事業規模が小さく、1人でできる仕事

従業員を何十人も雇って、売上を億上げているようなビジネスは、副業ではなく立派な事業です。

労働時間が短い丈でなく、事業規模が小さく、1人でもできるような仕事が副業になります。

税金を支払うときの収入の種類に、事業として認められる事業所得と、認められない雑所得がありますが、雑所得となる事業は副業になります。

結論:フリーランスエージェントを使って副業はできません

上記に書いた副業の定義を満たすような仕事は、フリーランスエージェントでは見つかりません。
フリーランスエージェントは、フリーランスを本業として働く人向けのサービスなので、副業は取り扱っていないと考えていいでしょう。

基本的にフルタイムの案件のみ

大手のフリーランスエージェントは、基本的にフルタイムの案件しか扱っていません。

なので、会社員をしながらフリーランスエージェントで仕事を探しても、「まず仕事を辞める計画を立ててください」と言われてしまいます。

もしフリーランスエージェントを使うなら、仕事を辞めてからか、仕事を辞める計画を立てた上で相談しましょう。

週3日以下の案件を扱うエージェントもある

最近は、週3日以下の案件を扱うエージェントもありますし、リモートワーク案件しか扱っていないエージェントもあります。

こういったエージェントがどんどん大きくなってくれば、副業専門のエージェントも出てくるでしょうし、エンジニアはどんどん働きやすくなっていきます。

副業はありませんが、週3日以下の案件を複数掛け持ちすることはできるので、週3日以下の案件を扱っているエージェントを使ってみるのもいいと思います。

交渉して稼働時間を減らすことは可能

フルタイムの案件を受けたとしても、後から交渉して稼働時間を減らしてもらうことは可能です。

交渉するためには、交渉材料が必要なので、クライアントに必要だと思ってもらえるくらい活躍しておきましょう。

そうしないと、週3日にしてくださいと交渉したら、契約を切られて終わりです。

欲しいと思われる人材になれれば、稼働時間は柔軟に変えることができるので、まずは目の前の仕事をがんばりましょう。

フリーランスエージェントが副業を扱わない理由

フリーランスの案件を扱っているなら、副業を扱ってもいいじゃないかと思われるかもしれません。

しかし、フリーランスエージェントが副業を扱わないのには訳があります。

単価が低く、マージンが入らないから

フリーランスエージェントの仕組みは、単価に対して一定の割合でマージンを設定しています。

例えば、月単価100万円の案件でマージンが20%だとすると、20万円がエージェントの売上になります。

一方、月10万円の副業だと、月2万円の売上にしかなりません。

案件を紹介するという仕事内容に差はないのに、売上がこれだけ変わってくるのです。
より高単価の案件を紹介することで、多くのマージンをもらうことができる仕組みになっています。

だから、副業案件を紹介するのは割に合わないのです。

副業を受け入れる企業が少ないから

フリーランスエージェントに依頼する企業は、マージンを支払えるような資金力のある企業になります。

エージェントに頼んでおけば、それなりの人材が採用できますから、わざわざ副業を受け入れる必要がありません。

副業は、働いてくれる時間が短い割に、導入の手間がかかりますし、仕事を教える時間も短くなるので、活躍してくれるまでに時間がかかります。

副業でもいいから欲しい企業は、人材確保が難しいスタートアップがほとんどなので、フリーランスエージェントには依頼してこないのです。

掛け持ちする前提でのサポートができないから

フリーランスエージェントには、福利厚生サービスとか、税務を代わりにやってくれるサービスなどがあります。

例えば、税務をやってくれるサービスは、売上が自分のところ以外から発生していないことが条件だったりします。

他にも細々と収入がある人の税務は複雑になってしまうからです。

フリーランスエージェントの、案件紹介以外のサービスは、掛け持ちする前提で作られていませんから、副業案件を紹介して収入源を複数にするメリットはありません。

副業探しなら副業を扱うサービスを使うべき

もし副業を探したいなら、フリーランスエージェントではなく、副業専門のサービスを使いましょう。

副業専門のエージェントはありませんが、マッチングサービスならあります。

シューマツワーカー

シューマツワーカーは、副業専門サイトでは有名で、いい案件も揃っています。

スタッフからの提案をメールで受け取ることができるので、半分エージェントのようなところもあって、自分の力だけで案件を探すのが難しい人におすすめです。

週1〜2日の案件がほとんどなので、フルタイムで働いてくれ!と言われることもありません。

Offers

Offersは、フルタイム案件もありますが、ほとんどが週1〜週3日の案件を扱うサービスです。

企業からのオファーが来るのが特徴で、経歴やスキルを記載しておくと、マッチした企業からメッセージが来ます。

そのオファーを受ければ面談に進み、採用という流れになります。

転職サイト「GREEN」の副業版のようなサービスですね。

Wantedly

Wantedlyは転職SNSと呼ばれるサービスで、勤務条件が記載されておらず、企業と直接交渉して、契約します。

正社員だろうが、フルタイムだろうが、交渉次第になるのでより柔軟な条件を求める人におすすめです。

ベンチャー企業のほとんどが登録しているので、企業数は圧倒的で、東京に住んでいるならとりあえず登録しておくべきサービスです。

まとめ: フリーランスエージェントではなく、副業サービスを使おう!

結論として、フリーランスエージェントには副業案件はありません!

なので、副業を探したいなら、副業専門のサービスを使いましょう。
おすすめしたサービスは以下の3つです。

  • シューマツワーカー
  • Offers
  • Wantedly

エンジニアの働き方はどんどん自由になっているので、フリーランスエージェントも徐々に副業に対応してくるかもしれません。

数年前までは、常駐しかなかったのですが、ここ最近はほとんどのエージェントがリモートワークを扱うようになってきたように。

企業側も、副業を解禁する流れになっていきているので、エンジニア不足の企業は、副業案件を出すかもしれません。

ただ、今はどのフリーランスエージェントも副業は扱っていないので、フルタイムの案件探しと副業探しは、使うサービスを分けましょう。

◯副業の始め方についてはこちらで紹介しています。

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