早期リタイアを目指すなら配当金投資を目指すべき理由【FIRE】

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早期リタイアを目指したい人は、インデックス投資ではなく、配当金投資をするべきです。積立 NISA やイデコが流行っていて、多くの人がインデックス投資を始めているかと思います。ただ、積立 NISA やイデコというのは「年金代わり」として積み立てるものであり、若いうちにリタイアしたいという人には向いていません。

インデックス投資の特徴

インデックス投資は、市場に連動した投資信託を積み立てて資産額を増やす投資方法です。長期的に積み立てると、年利 4%〜6%くらいの利回りになります。インデックス投資に 30 年間、毎月 3 万円を積み立て、利回りが 5%だとすると、最終積立金額は約 2500 万円になります。単純に貯金だけをしても 1000 万円ですが、プラス 1500 万円も増えるのです。

コロナショックのような市場の大暴落もありますが、長期的に見れば回復します。インデックス投資を定年まで続ければ、「老後 2000 万円問題」は比較的簡単に達成できることでしょう。

インデックス投資は長期投資向け

長期投資としては素晴らしい効果を発揮するインデックス投資ですが、早期リタイアには向いていません。おわかりの方もいるかもしれませんが、早期にリタイアするということは、長期の積立をしないからです。

10 年でリタイアしたいのであれば、10 年後には積み立てた資産を取り崩さないといけません。配当金の出ないインデックス投資の場合、キャッシュフローがありませんから投資信託の売却益を生活費に回すことになります。

僕も数年前にインデックス投資をしていたのですが、お金が貯まるのを見るのが楽しくて取り崩す気持ちになれませんでした。3000 万円貯まったらリタイアして取り崩そうと思っても、3000 万円以上貯めたくなって、リタイアできないはずです。

目標達成までは一定の積立を行う必要がある

インデックス投資は配当金が出ない、もしくは配当金を再投資するので、複利の効果が生まれます。100 万円投資して、5 万円の配当金が出るところを再投資するので、次年度は 105 万円投資したことになるのです。複利の効果を使うことで長期で見ると大きな利益がうまれます。

しかし、日々のキャッシュフローは全く改善されません。毎月 10 万円で生活し、20 万円を投資に回しているとしましょう。投資金額は上がりますが、10 万円の生活をずっと続けないといけません。もし生活を豊かにしたいのであれば、投資信託を取り崩さないといけませんが、貯まっていく資産は取り崩したくないものです。
 インデックス投資をする目的は、目先の生活レベルを上げるためではなく、老後の心配を減らすためにやるべきでしょう。生活レベルを上げたいのであれば、収入を上げましょう。

平均利回りが最も高い投資方法

単純に資産の増加が目的であれば、インデックス投資は最も利回りが高くなります。アクティブファンドに比べると手数料が安くなりますし、株のトレードのような手間もありません。高度な知識が必要なく、大きな利益を得ることができるのです。

ではなぜやらないのかというと、やはり長期間一定額を積み立てることができないからでしょう。途中で取り崩してしまったり、暴落時に焦って売り買いを行ってしまうとたちまち利益は減ってしまいます。
 インデックス投資は利回りが良いものの、「長期間・一定額を積み立てる」という条件を達成しないといけません。トレードをするよりはるかに楽なはずですが、お金が増減するのを放っておくというのも辛いものなのかもしれませんね。

配当金投資の特徴

配当金投資は、投資額を積み立て、配当金を得る投資方法です。積み立てるという点はインデックス投資に似ていますが、毎月の積み立てではなく一気に積み立ててしまう人もいれば、複利の効果を使わない人もいます。

配当金投資も中長期的に行うメリットはありますが、インデックス投資に比べると短期で成果が出ます。なので、早期リタイアしたい人は、配当金投資が向いているといえます。

日々のキャッシュフローが増える

配当率は、持っている株や ETF によって決まっています。配当率が 5%で 100 万円を投資していた場合、年間 5 万円の配当金を得ることができます。これはキャッシュフローになるので、日々の生活が少し豊かになります。

インデックス投資より投資効果を実感しやすいため、精神的に楽ですし、楽しいと思います。インデックス投資に我慢ができないという人は配当金投資の方が向いているでしょう。

複利の効果を使うこともできる

配当金をそのまま使ってしまうと複利の効果は使えなくなってしまいます。100 万円の投資で 5%の配当金が出る場合、その 5 万円を使ってしまえば、次年度も 100 万円の投資額のままです。単利になるので短期で積み上げたいという人は問題ないかもしれませんが、長期投資をする場合、複利にしておいた方がいいでしょう。

もらった配当金をまた同じ資産に再投資することで、複利の効果を得ることができます。キャッシュフローを重視したいなら配当金を使えばいいし、生活に困っていないなら再投資できます。単利と複利を自分で選べるというのが配当金投資のメリットです。

インデックス投資より利回りが低め

単利と複利を選べるなら、インデックス投資よりも優秀じゃないかと思うかもしれません。しかし、インデックス投資に比べると、利回りが低い傾向にあります。仮にインデックス投資が 6%の利回りだとすると、配当金投資は 4%〜5%になります。

もし配当金投資で 6%を実現しようとすると、株価が下がったり企業が倒産するリスクが高まるでしょう。配当金投資の方が柔軟である分、リスクも高くなってしまうわけですね。

インデックス投資と配当金投資、どちらをやればいいのか

結局どっちの方がいいのかという意見ですね。それは、その人の目的や状況によります。では、インデックス投資と配当金投資の特徴をまとめてみますね。

● インデックス投資

  • 長期投資向け。老後の不安を解消したり、若い人ならおすすめ
  • 取り崩さないと使えない。お金を取り崩す勇気があるなら OK。
  • 生活レベルが上がらない。別の収入アップの見込みがある人向け。

● 配当金投資

  • 中期投資向け。早期リタイアしたい人におすすめ。
  • キャッシュフローが増える。投資効果を実感したい人向け。
  • リスクが上がる。リスクに耐えるだけの余裕資金がある人向け。

※ どちらかの投資方法をおすすめしているわけではありません。

僕はインデックス投資に我慢ができなくなってしまったので、投資効果が実感できる配当金投資をすることにしました。
 基本的には配当率の高い ETF でポートフォリオを作りました。まだ全て購入してないのですが、次回公開します。