FIRE 最速で経済的自立を実現する方法【レビュー】

FIRE(早期リタイア)を達成したい人の必読書、「FIRE 最速で経済的自立を実現する方法」のレビューです。

経済的自由を達成して、会社を辞め、やりたいことをやるための方法が書かれています。この内容を実践しても、誰もが確実に5年でリタイアができるわけではありませんが、少なくとも老後の心配はなくなるはずです。

FIREを達成するには4つのステップがある

FIREとは、一般的には、「株式投資をして、配当金や売却益で生活費をまかなうこと」です。なので、毎月の給料をどれだけ投資に回せるかが鍵となってきます。

しかし、株式投資の本とは違い、あくまでFIREを達成するための本なので、資産運用をだけをしていればいいというわけではありません。FIREを達成するためには、4つのステップが必要になります。

  • 目標を決める
  • お金を稼ぐ
  • 節約をする
  • 資産運用をする

目標を決める

いつまでにいくら貯めるのか、生活費はいくらになるのかを決めます。目標は人によって違うので、絶対はありません。

65歳までに2000万円欲しい人もいれば、30歳で1億円欲しい人もいるでしょう。

目標は絶対に決めておかないといけませんが、それを最後まで守る必要はありません。年を取るごとに気持ちや家庭状況等が変わってくるからです。
今は、10年後にリタイアすると目標を立てておいて、10年後には、もっと資産を増やしてからリタイアしたいから先延ばしにしてもいいわけです。

目標は後から変えてもいいので、「何年後にいくら欲しいか」という目標は立てておきましょう。

お金を稼ぐ

一番大事なのが、お金を稼ぐことです。資産運用や節約、目標設定の本はたくさんありますが、お金を稼ぐことは触れられないことがあります。

なぜなら、「確実に稼げる方法を探すのはとても難しいから」です。資産運用、節約、目標は誰でもできます。しかし、お金を稼ぐことはできる人もいれば、できない人もいます。

周りの人に恵まれて良い仕事をもらえたとか、アイデアが当たったとか、Youtubeを始めたら人気が出てしまったとか。
100%誰でも稼げる方法は存在しないので、お金を稼ぐことには触れずに貯金をして資産を運用しようと言った方が楽なのです。

もし、5年で1億円貯めたいのであれば、資産を10%で運用できたとしても、年収1000万円は最低でも必要になるでしょう。年収300万円で頑張って節約しても、1年で150万円を貯めるのが限界です。

貯める額には限界がありますが、稼ぐ額には限界がありませんから、とにかく稼ぐことにフォーカスすることが、早期リタイアへの近道です。

本書では、副業を始めることを推奨しています。プログラミングは副業と相性が良いので、プログラミングの勉強から始めるのもありです。

節約をする

年収1000万円稼いだからといって、安心してはいけません。年収1000万円の家庭は、意外と貯金がないようです。

今年収が300万くらいの人からしてみれば、1000万円もあればお金が貯まると思っているかもしれませんが、意識して節約をしないとお金は貯まりません。

節約をするポイントは、大きな支出、特に固定費から削ることです。まずは家賃ですね。郊外に住むとか、住宅ローンを上手く使って家賃を抑えることで節約ができるようになるはずです。

他にも、車や保険なども節約しましょう。逆に、日々の小さな消費(コーヒーとか)は節約しても効果が薄いので、そこまで抑える必要はないでしょう。

資産運用をする

最後に資産運用です。資産を運用するためには、元手となる資金が必要ですから、たくさん稼いで、貯めておかないと土俵に立つことすらできません。

月に10万円を投資に回すことはとても大変ですが、それでも年間120万円です。10%で運用できたとしても、132万円。複利の力を使っても数千万円になるには20年〜30年はかかります。

老後の不安を消すという目的ならいいと思いますが、早期リタイアを目指すなら、もっと稼いで、もっと投資をする必要があります。

資産運用は、「インデックスファンド」を買っておけばいいと思います。人によっては高配当株を狙ったり、個別株を買いたい人もいると思います。

過去記事では、インデックスファンドや高配当株をおすすめする理由について書いているので、覗いてみてください。

まとめ

株式投資だけでなく、不動産投資や副業の仕方、本業の給与交渉の仕方など、「お金を稼ぐこと」にフォーカスした内容になっています。

資産運用についてもっと知りたいのであれば、他の書籍の方が充実しています。本書は、FIREを目指す目的で書かれているので、やはり稼ぐことが一番重要だということですね。