こんにちは。ケンジです。
今日はお金の話。固定費の話をします。
東京から、札幌に引っ越してきて、一番大きな固定費である家賃を下げることができました。家賃を下げたことによってお金の使い方や、お金に対する不安などが変わってきました。
結論から言えば、固定費は絶対に下げるべきです。
そもそも固定費とは
固定費とは、家賃やローン、サブスクリプションサービスなど、定期的に一定額を支払うタイプの支出です。
消費者にとっては、支払いを気にせずに使い放題であったり、そもそも一回の支払額が少ないことから、気軽に支払える支出です。
販売者にとっては、定期的に一定額が入ってくるので、売上見込を立てやすく、一度固定費を支払ってくれたお客さんは長期間支払ってくれる可能性がある収入です。
どちらにとっても魅力的に見えますが、消費者にとっては危険な存在です。
いろんな固定費を支払っていると、毎月の生活費が上がっていき、知らないうちに生活が苦しくなっています。
消費者は固定費に常に気を配っておき、使わなくなったサービスを解約するとか、少しでもローンや家賃を下げるために交渉していくことが大切です。
なぜ固定費を下げるのか
固定費を下げるべき理由は、支払っている感覚が無くなってしまうからです。
僕の場合、家賃を8万円ほど下げることができました。東京に住んでいた頃はかなり高い家賃でしたので。
毎月8万円が浮いたにもかかわらず、お財布に対する不安は変わらないのです。
これは逆に、毎月8万円多く支払っていても、お財布に不安を感じないということです。
固定費を上げても、生活が苦しくならないかぎり、毎月の黒字が少し減ったくらいじゃ、お金を支払った感覚はあまり無いのです。
例えば、3000万円の家を一括で買うのは、ほとんどの人にとって不可能ですし、仮に3000万円持っていたとしても気軽に買うことはできません。
それを毎月8万円のローンを組むことで、8万円なら支払えるし買うか!となってしまうのです。
固定費は一見支出が少ないように見えるため、気軽に手を出してしまいますが、実は3000万円の家を買っているという事実が薄れていくという怖さもあるのです。
固定費を支払うときは、解約できるのかどうか、固定費を支払い終わった全額はいくらになるのか、本当に必要な物なのかを見極めてから使うようにしましょう。
じゃあ変動費は?気にせず使っていいです
固定費に対して、変動費という支出もあります。
変動費は、その場限りの一回のみの支出です。
これはあまり気にせず使ってもいいと思っています。
というのも、変動費は誰しも気にしてしまうからです。
スーパーに300円のバターと400円のバターがありました。
大抵の人は300円のバターを買いますよね。200円のマーガリンを買う人もいるでしょう。
変動費は、価格=物の価値なので、できるだけ安い物を買うように気にかけることができます。
僕の場合も、家賃を下げたおかげで毎月8万円が浮いているのですが、だからといって毎月8万円、何かを買うようになったわけではありません。
旅行や外食に行けば、「お金を使いすぎてしまった」と感じてしまうからです。
実際、旅行や外食に行っても月に8万円を今までより多く使うことは難しいです。これらは変動費なので、一回一回の決済のたびにお財布の不安を戦うことになるからです。
毎月8万円多い家賃は普通に払えても、一回2万円の食事を4回することは、精神的に耐えられないのです。
変動費は、一回の支出時の精神的負荷が高いため、あまり気にせずに使っても、固定費ほどの大きな支出にはならないのです。
生活が苦しくなるのは固定費が多いから
変動費がいくら多くても、生活が苦しくなることはありません。
生活に困っている人は、固定費の支払いに困っているからです。
家賃や借金、社員への給料などなど、変動費が支払えずに困る人はほとんどいません。
だって、変動費は使わなければいいだけだからです。
固定費は、使わなくても定期的に発生する支出なので、お金がなくても、本人の意思に関係なく請求されます。
やはり、固定費はより気を使って、抑えるべきなのです。
そして、変動費は、あまり気にせずに使っても生活に困ることはないのです。
まとめ: 固定費を抑え、変動費を使え
個人的には、ブランド物を買うのば悪いことではないと思っています。
借金してまで買うのは、結局借金という固定費を抱えることになるので良くないですが、買える範囲でならブランド物を買ってもいいと思います。
ブランド物なら、リセール価格も高く、売ることができますからね。
同じ見栄を張る場合でも、タワマンを買ったり、車を買うのは良くないですね。
これらは固定費になってしまうからです。
投資商品として貸し出したり、リセールを意識して買うならいいですが、固定費のかかる贅沢品は買うべきではありません。
このようにして、固定費を抑え、お金を使いたいなら変動費に使うようにすれば、生活に困ることなく豊かな散財生活を送ることができるようになります。