フォスターフリーランスの評判はどう?【25年間の実績で安心と信頼】

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こんにちは、ケンジです。

未経験から半年でベンチャー企業の正社員エンジニアになり、その後フリーランスとして独立をしました。現在、エンジニア歴7年目で、法人化して会社経営をしています。

このブログでは、エンジニアとして転職や独立をしてきた経験を元に、未経験からのエンジニア転職やフリーランスエンジニアになる方法などを解説しています。

今回は、フォスターフリーランスというフリーランスエージェントについて解説していきます。

フォスターフリーランスは、株式会社フォスターネットが運営していて、1996年より25年以上続くフリーランスエージェントです。

フォスターフリーランスは、これ!といった特徴はないけど、フリーランスエージェントに必要なサービスは一通り備わっています。

いい条件の案件が見つからなくて困っている人におすすめのエージェントです。

目次

フォスターフリーランスの特徴

フォスターフリーランスHPより

それでは、フォスターフリーランスの特徴を見ていきましょう。

  • 支払いサイトは30日
  • マージンは非公開
  • 直請け案件が多い
  • 案件数が5000件以上ある
  • 20年以上運営している実績がある
  • お試しフリーランスになることも可能

支払いサイトは30日

支払いサイトは30日です。

3月に働いた分が4月30日に振り込まれます。

エージェントの支払いサイトとしては一般的ですし、会社員の給料とほとんど同じですね。

マージンは非公開

マージンは残念ながら非公開です。

ただ、単価60万〜90万円くらいの一般的な単価相場の案件はたくさんあるので、マージン率も相場通りだと予想できます。

中には100万円以上の高単価案件もあるので、マージンについては気にしなくてもちゃんと支払いはしてくれます。

直請け案件が多い

直請け案件が多いので、マージンを2重に取られることがありません。

さらに、やりとりはフォスターフリーランスのエージェントに相談するだけで、すぐに企業に連絡してくれるので、コミュニケーションもスムーズです。

フリーランスエージェントで案件を探すときは、直請け案件のみに絞って探したほうがいいですよ!

案件数が5000件以上ある

案件数は5000件以上あります。

フリーランスエージェントとしては中規模の案件数です。

需要のあるスキルを持っているエンジニアであれば、仕事が無くて困るということはほとんどありません。

20年以上運営している実績がある

20年前、フリーランスエンジニアはほとんど世の中にいませんでした。

その頃から運営しているというのは、安定経営をしている証拠です。

さらに、在籍しているエージェントもベテランが多くなるので、業界に詳しかったり、コネクションを持っている人が多くなります。

安定して仕事をもらえて、エージェントの知識が豊富なところが、フォスターフリーランス最大のメリットになります。

お試しフリーランスになることも可能

フリーランスエージェントにしては珍しい仕組みですが、案件が見つからなかったエンジニアは、まずフォスターフリーランスで働くことができます。

社内システムエンジニアとかエージェントの見習いをやることになるのでしょうか。

そこで実務経験を積んで、スキルを身につけてから、本格的にフリーランスエンジニアになることができます。

経験の浅いエンジニアは、一度フォスターフリーランスで働くこともできるんですね。

フォスターフリーランスと連携しているお得なサービス3つ

フォスターフリーランスHPより

フォスターフリーランスは、以下の3つのサービスと連携しているので、フリーランスエンジニアは、フォスターフリーランスで案件を受ければサービスを使うことができます。

  • フォスターアカデミー
  • TechPit
  • freee

1つずつ説明します。

フォスターアカデミーでDXが無料で学べる

フォスターアカデミーは、フォスターネットが運営しているDX学習サイトです。

この講座を受けると以下のようなスキルが身につきます。

  • データ分析スキル
  • DXに関する知識
  • DXプロジェクトのPMスキル

DXとは、非IT業界をIT化することが主な目的です。

従来のような、ITサービスを作っている会社で働いて、目の前の課題をこなしていくのではなく、全くゼロの状態、もしくはマイナスの状態からいかにしてIT化していくかが課題になります。

プログラミング知識だけでは太刀打ちできない仕事内容になるので、フォスターアカデミーでDX講座を受けてみると、選べる案件の幅が広がります。

TechPitが割引になる

TechPitはプログラミング学習サイトです。

ぼくがよくおすすめする、

  • Progate
  • ドットインストール

との違いは、誰でも教材を作ることができる点です。

Udemyに近いですね。

なので、上級者向けの教材やニッチな技術を取り扱っていることが特徴です。

Udemyと違って、テキスト教材なので、コピペが簡単にできるのもいいですね。

フォスターフリーランスで案件を受ければ、TechPitが35%オフになるので、さらに学習を進めたい人におすすめです。

freee会計がお得に使える

フリーランスエンジニアが自分で確定申告をするなら、会計ソフトは必須です。

  • freee
  • マネーフォワードクラウド
  • 弥生の会計

これらが一般的ですね。

フォスターフリーランスなら、freeeの利用料キャッシュバックに加え、記帳代行までやってくれるので、自分でやることはほとんどなくなります。

領収書を集めておいて、お願いするだけです。

日々の記帳とか確定申告ってけっこう面倒なので、タダでやってくれるのはかなり助かります。

フォスターフリーランスのデメリット

フォスターフリーランスのデメリットもご紹介します。

  • 45歳以上だと厳しい
  • 一都三県の案件しかない
  • フルタイムの案件のみ

45歳以上だと厳しい

どのエージェントにも実質的な年齢制限があります。

これは日本のIT業界の風習なので仕方がありません。

エージェントがいくら頑張っても、案件を依頼する企業側が変わらないといけませんから、フォスターフリーランスでも45歳以上で仕事を探すのはかなり難しいです。

一都三県の案件しかない

常駐案件の場合、一都三県のみ取り扱っています。

ただ、最近はリモート案件も増えてきているので、関西や地方に住んでいる人にも案件を紹介できるようです。

商談もオンラインでできるので、わざわざ東京に出向かなくても仕事を受けることができます。

フルタイムの案件のみ

週3日とか副業案件はほとんど取り扱っていません。

フルタイムで受ける人が対象ですね。

ただ、最初はフルタイムで受けて、慣れてきたら週4日、週3日にしてもらうことはできます。

フォスターフリーランスをおすすめする人

フォスターフリーランスをおすすめするのは、関東在住かつフルタイムの仕事を探している人です。

  • これからフリーランスになろうとしている会社員エンジニア
  • 関東に住んでいる人
  • フルタイムの案件を探している人

これからフリーランスになろうとしている会社員エンジニア

これからフリーランスになろうとしている会社員エンジニアにもおすすめです。

エージェントの質が高いので、分からないことを教えてくれますし、案件の質もいいので、目利きができなくても良い案件に当たる可能性が高いです。

エージェントとは長い期間、相談に乗ってもらったり、交渉をすることになるので、知識があって人柄が良いことは非常に大切です。

エージェントとの付き合いが悪いと、良い案件にもあまり出会うことができません。

関東に住んでいる人

リモート案件があるといっても、いつまであるかわかりません。

なので、関東に住んでいて、常駐案件が受けられる人におすすめです。

ただ、他のエージェントに比べるとリモート案件は多いので、関東以外に住んでいる人でもとりあえず登録だけしておいて、他のエージェントと平行して案件を探しましょう。

フルタイムの案件を探している人

案件の掛け持ちとか副業を探している人にはおすすめできません。

今仕事がない、もしくはもうすぐ契約が終了するという人におすすめです。

副業案件を探すなら、副業専門のサイトを使ったほうがスムーズに探すことができますよ!

フォスターフリーランスを利用する流れ

フォスターフリーランスを利用して、案件に参画するまでの流れを解説します。

  • ①会員登録
  • ②担当者とカウンセリング
  • ③商談を行い、委託先に参画
  • ④定期的に担当者と商談
  • ③と④を繰り返す

①会員登録

公式ホームページから無料会員登録をします。

名前やメールアドレスとともに、希望条件も入力する欄がありますが、まだ決まっていない方はあまり悩まずに入力しても問題ありません。

登録して数日後に担当者からメールか電話で連絡があるので、そこでカウンセリングの日にちを決めます。希望条件はカウンセリングのときに細かく聞かれるので、そこで伝えられるようにしておきましょう。

②担当者とカウンセリング

カウンセリングで聞かれることはおおよそ以下の通りです。

  • これまでの経験
  • 今持っているスキル
  • 参画したい案件
  • これからのキャリア

これらを考えておく必要はありますが、全部完璧に答える必要はありません。

特に、参画したい案件やこれからのキャリアについては、「まだ決まっていないので、相談したいです」と言えば、おすすめの案件を紹介してくれたりします。

面接ではないので、実務経験とスキルは盛らずに正直に伝えるようにしましょう。

③商談を行い、委託先に参画

商談は参画候補の企業と交渉していきます。

内容は就活や転職とほぼ同じです。

  • どんなことをやってもらいたいか(委託先より)
  • 実務経験
  • スキル
  • どんなことができるか

技術的な質問をされることもありますが、分からないことは素直に分からないと言ったほうがいいでしょう。

無理やり答えて間違ったことを言うよりも、「分かりませんが、勉強しておきます」と言ったほうが印象が良いですし、参画後に分からないことがあった場合でも信用できると思ってもらえます。

転職の面接と違う点は、志望動機は基本的に聞かれないことです。実務とスキルのマッチングなので、社員に求めるような動機は必要ないからです。

また、金額交渉は商談中に行うことはほぼありません。商談後にフォスターフリーランスの担当者と委託先で交渉して決めます。

決まった結果を担当者から聞き、OKなら契約という流れです。

④定期的に担当者と商談

参画後、フォスターフリーランスとは縁が切れるわけではなく、数ヶ月に1回、担当者との商談があります。

今の状況や困っていること、単価交渉するかどうかなどをフォローしてくれます。

もし参画した現場が合わないと思ったら、商談のときに話しましょう。次回の契約は更新せず、商談先を提案してくれます。

もし困っていることがあっても、委託先に直接話さないようにしましょう。契約先はフォスターフリーランスになるので、なにかあったらまずはフォスターフリーランスの担当者に話すことで、円滑な関係を築くことができます。

③と④を繰り返す

契約が切れることになったら、③に戻り、④を継続する。これを繰り返していくだけです。

フォスターフリーランスで理想の案件を受注する方法

理想の案件を受注するためには、ただエージェントに任せるだけでは物足りません。

下記のことを意識しながらカウンセリングや商談を進めていくと、理想の案件に近づくことができます。

  • 担当者にはありのままをさらけ出す
  • スキルシートは細かく書く
  • 商談は複数社こなす
  • 参画後もスキルアップや相談をかかさない

担当者にはありのままをさらけ出す

担当者は常に味方の存在ですから、経歴やスキルを盛ったり、分からないことを分かったフリをせずに正直に話していきましょう。

そうしないと、的確なアドバイスや案件の提案ができなくなってしまい、理想の案件から離れていってしまいます。

自分のスキル不足を実感していて、理想とはほど遠いと思っていても、スキルを盛るのではなく、勉強や実戦経験を積んで、スキル不足を補いましょう。

スキルシートは細かく書く

スキルシートは委託先があなたの情報を入手する方法ですから、漏れがないように細かく書きましょう。

ムダなスキルかもと思っても、もしかしたらそのスキルが委託先の方の目に留まるかもしれません。

明らかにマイナスになるようなことや関係ないスキルを書く必要はありませんが、プログラミングスキルであれば、たとえ実務経験が無かったとしても、「勉強したことがある」くらいは書いてもいいでしょう。

スキルシートは担当者に添削してもらいましょう。
委託先が求めていることや他の上手くいっている人のスキルシートを参考に修正してくれます。

商談は複数社こなす

これは転職でも同じですが、1社目から商談が上手くいくケースは稀です。

偶然理想と思える案件に巡り合うことはありますが、受け答えなどが完璧ではないので、欲しい単価を提示してもらえない可能性があります。

いつまでも理想を追い求めすぎて何十社も受けるのは良くないですが、少なくとも3社くらいは商談を進めていき、2社以上から内定をもらった状態で、契約したい1社を選ぶというのが理想です。

商談でどのようなことを聞かれるかを担当者に確認しておきましょう。
また、商談後のフィードバックもしてもらいましょう。

参画後もスキルアップや相談をかかさない

フリーランスエンジニアになっていきなり理想の案件に巡り合って、条件や単価も完璧、というケースはほとんどありません。

いくつかの案件に参画しながら、スキルや経歴を積んでいき、理想の案件を獲得できるような人材になっていく必要があります。

そのため、参画後も次のキャリアに向けてスキルアップに励んだり、担当者とのキャリア相談を欠かさずに行いましょう。

正社員のように何十年も同じ会社で、似たような業務を行うわけではなく、数ヶ月から数年で全く違う現場で働くことになるので、どんな場所でも力を発揮できるようなスキルを身につけていく必要があります。

フォスターフリーランスに関するよくある質問

フォスターフリーランスに関するよくある質問をまとめました。

より細かいことは、カウンセリング時に聞いてみることをおすすめしますが、ここで分かる範囲の内容をお伝えします。

マージンはどれくらい?

マージンは公開されていません。

担当者に聞けば教えてくれるかもしれませんが、基本的には非公開なので、マージンは不明です。

支払いサイトはどれくらい?

30日サイト(月末締め翌月末支払い)です。

4月1日〜30日までの稼働分が、5月の30日に支払われます。

一般的な支払いサイトが15日か25日なので、少し長いですね。

他のエージェントに変えることはできる?

はい。他のエージェントも併用することができます。

案件を探したいときに、複数のエージェントから商談をもらって、良いと思ったところと商談を進めていきます。

ただ、あまり多くのエージェントに依頼してしまうと、エージェントごとのスキルシートの管理が大変になったり、誰とやりとりしているかが複雑になってきます。

メインのエージェントを1つ決めておいて、それ以外に2つくらいのエージェントを予備で登録しておくのがおすすめです。

エージェントを使うために必要なスキルは?

実務経験は2〜3年くらいあると、案件を安定して提案できます。

2年未満だと、案件を受注できない可能性があるので、収入が安定しなくなるかもしれません。

フリーランスエンジニアのメリットを享受するためには、最低でも実務経験が2年くらいはあると良いでしょう。

他のフリーランスエージェントとの比較

他のフリーランスエージェントと比較をしてみます。

各エージェントごとにメリットもあればデメリットもあるので、それらを補うように複数のエージェントに登録するのがおすすめです。

レバテックフリーランス

マージン率非公開
案件数36191件
平均年収862万円
最高月収145万円
支払いサイト15日

業界最大手のエージェントということもあり、案件数が多く、平均年収が高い傾向にあります。

安定して高収入を得たい方におすすめで、フリーランスエンジニアであればとりあえず登録しておきたいエージェントです。

ただ、フルタイム案件、大手企業の案件が多いので、ベンチャー企業で週3日だけ働きたいような方には不向きです。

ギークスジョブ

ギークスジョブは、こちらの条件を柔軟に対応してくれて、案件参画後のアフターフォローが手厚いエージェントです。

キャリア相談をしたい、時短で働きたくなるかもしれないという方におすすめです。

ITプロパートナーズ

週3案件や時短案件が多く、案件の掛け持ちや副業のような形で参画したい方におすすめです。

ベンチャー企業が多いので、スキルアップを目指す方も利用すべきエージェントです。

フォスターフリーランスのネット上の評判や口コミ

フォスターフリーランスに関するネット上の口コミを見てみましょう。

利用者が限定されるエージェントです

東京都23区内に出勤可能で、かつエンジニアとして自分の得意分野を活かせる人が利用対象者になると思います。 直請け案件を多数取り扱っていることから1日当たり5万円程度の高単価案件も複数あり、元々エンジニアをしていたコーディネーターが多数在籍していることから、自分のスキルに合った求人を紹介してくれるのが利用者にとってのメリットです。

この口コミが2019年のものなので、今はリモート案件も多数あって、都内に出勤可能な人だけではありません。それでも、常駐案件を受けることができれば、選択肢は広がります。

直請け案件が多いというのは、エージェントの案件の質が良いことにも繋がります。2次請けや3次請けはいいことないので、絶対に請けないようにしましょう。

万全のフォロー体制!

経験が浅くても、コーディネーターのフォローのおかげで仕事を見つけることができました。

フォスターフリーランスは、エージェントの質が良いことに定評があるので、経験が浅くても仕事を見つける手腕があるということなのでしょう。

経験豊富なエンジニアであれば、どのエージェントでもそれなりに良い案件を見つけることができますが、初心者エンジニアが良い案件を見つけるためには、エージェントの頑張りが必須です。

親切丁寧なアドバイスが貰えるのが利点

ITエンジニアの経験を持つコンサルタントが親身になって対応してくれたので、経験者でなければわからない不安に共感してもらえたのは大きな魅力でした。経験者ならではのアドバイスは転職活動の大きな励みになりました。

IT経験者が担当になるかならないかは、かなり違います。

IT担当者じゃないと、今何の言語が流行っているのか、なぜ流行っているのかを理解してくれませんし、若手の非ITエージェントになると、RubyとRailsの違いも分からなかったりします。

スキルシートを添削してもらうときや商談対策時に、ITについて詳しい人にお願いすると良いフィードバックがもらえるので、やはりIT経験者を担当にしてほしいものですね。

まとめ: フォスターフリーランスは安心と信頼の実績あり!

今回は、フォスターフリーランスについて解説しました!

最近のフリーランスエージェントは、エンジニアにお得な福利厚生やサービスとの連携など、目に見える形で分かりやすくメリットを打ち出しています。

しかし、フォスターフリーランスは、正直分かりやすいメリットはありません。

フォスターフリーランスの最大のメリットは、担当者の質だからです。

担当者の質は目には見えませんし、何が凄いのかを説明するのかも難しいです。

実際に登録して、相談した人にしかわからない部分ではありますが、利用者の口コミにもあったように、担当者の質は高いです。

エージェントの福利厚生などのサービスを受けるとお得感はありますが、そのエージェントから離れられなくなるというデメリットもあります。

一方、担当者の質であれば、担当してもらっている間だけサービスを受けることができて、他のエージェントにしたくなったら、後腐れなく乗り換えることができます。

エージェントを比較する際、あまり比較対象にされないのが担当者の質ですが、とても重要なことです。

他のエージェントと併用しながら、フォスターフリーランスも選択肢の1つに入れておくのもいいのではないでしょうか。

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