フリーランスエンジニアの年収は?現役エンジニアの年収と案件状況

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こんにちは。ケンジです。

フリーランスエンジニアの年収について聞きたいと思いませんか?

Youtuberでも年収を暴露している人がいますが、そういう動画を見るのが好きです。

僕は去年からフリーランスエンジニアになっているので、ある程度、年収も定まってきました。

なので今回は、フリーランスエンジニアの年収を大公開します!

結構現実的な金額(というか現実です)なので、フリーランスエンジニアになりたい人の参考になると思います。

それでは、始めます。

目次

フリーランスエンジニアの年収はいくら?【僕の場合】

Webエンジニア歴4年の筆者がフリーランスエンジニア1年目の年収は、924万円です。

2021年の半ばにフリーランスになったので、正確ではありませんが、月収を12倍した額です。

初月の月収は税込み77万円

フリーランスになった初月の月収は77万円でした。

税別で70万円の提示です。

年間売上1000万円以下のフリーランスは、消費税を払わなくてもいいので、税込み金額がそのまま売上になると考えて問題ありません。

ただ、今後はインボイス制度によって、売上額に関わらず消費税を払うことになりそうです。

時給換算で4800円ほど

僕が受けた案件は、1ヶ月の稼働時間が140時間〜180時間で、おおよそ160時間を基準にしています。

770000÷160=4800

時給換算にすると、約4800円です。

税別で換算すると、4300円くらいになります。

Webエンジニア歴3年で70万円くらいが相場

ベンチャー企業でWebエンジニアを3年やった後にフリーランスになりました。

エンジニア歴3年あれば、月単価70万円くらいが相場じゃないかなと思います。

エージェントを通さなければ、80万円以上も狙えますね。

2022年から週4勤務にしました

後述しますが、副業をしている関係もあって、週4勤務に減らしてもらいました。

70万円の5分の4なので、月収は56万円に下がりました。

副業をしている時間を除けば、週休3日になった感覚なので、平日しかできないことをしています。

こうした時間を自由に使えるのも、フリーランスの良いところです。

副業も合わせた年収

フリーランスの本業とは別に副業もしています。

こちらは、月に40時間働いて、月収20万円ほどもらっています。

月収は20〜30万円くらい

めちゃめちゃ頑張っていた頃は、月50時間働いたり、GWなどの長期休暇で本業が暇な時は60時間に伸ばしてもらうこともありました。

月収は、だいたい20万〜30万くらいになっています。

副業は決まった時間に働く必要がなく、もちろんリモートワークなので、時間の使い方がより自由になります。

このブログでも副業をおすすめしていますし、案件の見つけ方も紹介しています。

時給は5000円

時給は5000円いただいています。

40時間働くと20万円、60時間働けば30万円もらえることになります。

本業がフルタイムなら、40時間くらいが限度ですね。

一時期、フルタイム&50時間にしていましたが、さすがにキツイので40時間にしてもらいました。(笑)

今は、本業週4&副業40時間なので、だいぶゆったりすることができて、こうしてブログを書く時間もあります。

副業の時給が本業より高い理由

副業の時給が本業より高い理由は、エージェントを通していないからです。

副業は、Offersという副業探しサービスを使っています。

本業は、ギークスジョブというフリーランスエージェントを使っています。

エージェントを使うと、

  • 案件のサポート
  • キャリア相談
  • 福利厚生
  • 契約書代行

などをやってくれるので、手数料を支払ってこうしたサービスを受けているという感じです。

副業はマッチングした後は、何もしてくれないので、

  • 案件探し(プロフィール作成)
  • 面談調整
  • 契約書作成
  • 条件交渉

などを全て自分でやる必要があります。

とはいえ、そんなに難しいことではないので、自分でもできますよ。

会社員時代の年収

フリーランスの年収は分かったけど、会社員時代からどのくらい収入がアップしたのか気になる人もいると思います。

というわけで、僕の会社員時代の年収も暴露します。

僕が勤めていたのは、普通のベンチャー企業です。自社開発のサービスを作っていました。

初年度は420万円

転職時の年収提示は、420万円でした。

そこから徐々に昇給していって、退職前の年収は480万〜500万くらいだったと思います。

月収は35万〜40万といったところなので、手取りで30万前後でしたね。

当時はリモートワークでは無かったため、東京に住んでいました。

生活費が高くなるので、手取り30万だと普通に生活はできるけど、贅沢はできないくらいの暮らしでした。

退職金、ボーナスは無し!

ベンチャー企業ということもあり、退職金やボーナスはありませんでした。

大企業勤めの人や公務員からするとありえないと思うかもしれませんが、ベンチャー企業とか中小企業はだいたいこんな感じです。

ベンチャーで働く目的は、お金ではなく、経験を積むことだったので、年収400万円以上もらえれば十分だと思っていました。

会社員の平均年収が406万円くらいなので、平均よりはもらっていましたからね。

フリーランスとの手取り比較

会社員時代の手取りは約30万円でした。

フリーランスの現在、手取り計算は難しいのですが、約50万円くらいになると思います。

フリーランスになったことで、月20万円アップしました。

フリーランスになるタイミングで札幌へ移住したので家賃も10万円ほど下がりました。

なので、自由に使えるお金は30万ほど増えたことになります。

さらに、普段から買っていた本とかガジェット代が経費になるので、生活費はさらに下がっています。

フリーランスエンジニアの平均年収

レバテックフリーランスによると、フリーランスエンジニアの平均年収は、862万円となっています。

月収70万ちょっとなので、税込みか税別かにもよりますが、だいたい当たっていると思います。

経験年数別だと、だいたい以下のようになるかなと。

  • 経験1年: 月60万円
  • 経験3年: 月70万円
  • 経験5年以上: 月80万円

フリーランスエンジニアの平均経験年数がわかりませんが、全体で見ると、月70万くらいが平均になりそうです。

大手のフリーランスエージェントなら平均くらいになる

フリーランスエージェントを使うなら、レバテックフリーランスやギークスジョブなどの大手が良いと思います。

案件数がたくさんありますし、働きにくい企業を提案しないように厳しい審査を通しているからです。

小さなエージェントだと、案件数を増やすために、どんな企業でもとにかく提案します。

また、規模が大きい方が、

  • 使いやすいシステム
  • 充実したサポート
  • 低マージン

を実現しやすくなるので、大手にしておけば間違いないと思います。

提案されたフリーランス案件の年収

フリーランスになって案件を探していた際、複数社から単価の提示をいただいたので、そちらも覚えている範囲で紹介していきます。

一番安くて、税込み720万円

一番安い案件は、月単価60万円。年収720万円の条件でした。

720万円というと、結構高いと思われるかもしれませんが、収入が不安定なフリーランスにしては安い方です。

エンジニア歴が1年くらいで、月単価60万円くらいですから、歴3年あるんだからもうちょっと欲しいな。。と思い、断りました。

960万円もあったが。。

逆に、一番単価が高かった案件は、月単価80万円。年収960万円の条件でした。

条件は申し分ないのですが、スキルがマッチしていなかったので、お断りしました。

自分の実力より単価が高いなと思ったら注意しましょう。

以下のような案件である可能性があります。

  • 炎上プロジェクトでとにかく人が欲しい
  • 技術が古すぎて、単価を高くしないと人が来ない
  • 超短期の契約予定のため、すぐにでも人が欲しい
  • 技術力が高く、資金も豊富

最後の、「技術力が高く、資金も豊富」であればチャレンジしてもいいかもしれませんが、他の3つの場合は最悪です。

単価は高くても、スキルは身につかないですし、契約がすぐ終わるので次の案件探しに時間を取られてしまいます。

案件探しの時間や仕事の負荷を考えると、単価が高くても損をしてしまいます。

世の中、うまい話はそうあるものではないので、自分の実務経験とかスキルから、相場を把握しておきましょう。

フリーランスになって年収が上がる人

フリーランスは、年功序列で収入が上がることはありません。

年収を上げるためには、年齢以外でアピールしていく必要があります。

会社員からフリーランスになって年収を上がる人は、以下のような特徴があります。

  • 手を動かしてプログラミングをしている人
  • 元々の年収が安い人
  • 企業選びを慎重に行った人

手を動かしてプログラミングをしている人

日本のIT企業には、プログラミングをしないエンジニアもいるようですが、やっぱりプログラミングができないと年収は上がりません。

僕も新卒で入社した会社では、システムエンジニアなのにほとんどプログラムを書いていませんでした。

なので、新卒から約2年働いた経験は、実務経験としてカウントしないようにしています。

その後のベンチャー企業でプログラミングを3年やったので、実務経験は3年としています。

プログラミングをしていない人は、もちろんスキルがないので、単価の高い仕事を獲得することはできません。

元々の年収が安い人

会社員時代の年収が安かった人がフリーランスになれば、ほぼ確実に年収が上がります。

手取り額を比べてみても、倍くらいになる人もいるでしょう。

今、うだつの上がらない会社員をしている人ほど、フリーランスになったときの年収は上がります。

逆に、すでにエリート会社員で年収が高い人がフリーランスになっても、あまり年収は上がりません。

いくらフリーランスとはいえ、企業側もフリーランスに出せる予算の限界はあるので、一般的に単価100万円を超えるのはとても難しいからです。

企業選びを慎重に行った人

企業選びを慎重に行った人も、年収が上がりやすいです。

なかなかいい企業が見つからないのに、頑固になりすぎるのも良くないですが、相場を理解して、自分に合った条件を根気よく探すことは大事です。

安易に、1社目ですぐに決めてしまうと、今後その条件が基準になってしまいます。

最初の案件選びは特に慎重に決めていきましょう。

まとめ: 年収が上がるならフリーランスになろう!

現在会社員としてエンジニアをしている人は、一旦フリーランスエージェントに話を聞いてみるのもありです。

話を聞くだけならタダですし、年収相場が分かります。

今の給料と比べて、明らかにアップするようなら、フリーランスになることを考えてみてはいかがでしょうか。

1社目は慎重に選ぶべきなので、会社員を辞める前に、案件探しをしてしまってもいいと思います。

いい案件があればフリーランスになるし、なければそのまま会社員を続けるという選択もできるわけです。

今回、フリーランスエンジニアの年収相場が分からないという人のために、僕の年収を大公開しましたので、ぜひ参考にしていただければと思います!

それでは!

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