今回は、フリーランスは幸せなのかについてまとめます。
フリーランスは会社員に比べると、安定していないなどと言われることがありますが、はたしてその不安定さが幸せなのか、不幸せなのか。
結論から言うと、会社員よりフリーランスの方が幸福度は高いです。
「起業すると幸せになるとの調査 大企業の社員よりも幸福な理由」
https://news.livedoor.com/article/detail/11972498/
上記の記事(概要しか残っていませんが、、)では、あくまで自己申告ですが、独立して幸せになったというデータがあるようです。
それでは、具体的にどんな点で、フリーランスが幸福度を感じているのか、いないのかについて解説していきます。
フリーランスが幸せに感じること
上記のフリーランス白書2022のグラフで分かることは以下の通り。
- 就業環境、人間関係、充実感といった「仕事そのもの」に満足を感じている人が多い
- 社会的地位、収入といった「仕事によって得られるもの」には不満を感じている人が多い
- 人脈形成に満足していない人が増えた
1つずつ説明します。
就業環境、人間関係、充実感といった「仕事そのもの」に満足を感じている人が多い
フリーランスは契約形態上、働きやすさは会社員よりも上であることが多いです。
- 時間に縛られない
- 嫌な仕事は断ることができる
- 在宅勤務が可能である
こういった特徴があるため、仕事環境や働きやすさに満足を感じる人が多いのだと思われます。
フリーランスに向いている人は、以下のような人になります。
- 働きやすさを重視する人
- パートナーが生活費を稼いでいるから楽しく働きたいという人
社会的地位、収入といった「仕事によって得られるもの」には不満を感じている人が多い
一方、フリーランスは社会的地位が低く、ローンが組めなかったり、クレジットカードの審査に通らないなどのデメリットもあります。
また、仕事が無くなるリスクが会社員よりも高く、収入が不安定になりやすため、収入面での不満が多いです。
社会的地位や収入を重視する人は、フリーランスではなく会社員の方が向いているようです。
人脈形成に満足していない人が増えた
2020年と比べると、人脈形成に満足していない人が多くなりました。
これはやはり、コロナ禍によって人との出会いが少なくなったことが影響していると思われます。
また、全体的に満足度が下がっているのも、コロナ禍が影響しています。
フリーランスが仕事を獲得する方法として、一番多いのが「人脈」です。
なので、人とのつながりが薄くなった2022年は、人脈で仕事を獲得していた人の満足度が下がってしまったのです。
フリーランスが幸せに働き、生活していくためには
フリーランスになって不満を抱えている人は、どのようにして仕事や生活に満足し、幸せになることができるのでしょうか。
不満に感じている人が多かった「社会的地位」と「収入」を改善していく方法を解説します。
社会的地位を獲得する方法
社会的地位を獲得する方法は、以下の2つです。
- 法人化して規模を拡大していく
- SNSなどで個人を売り出す
まず、法人を設立することで、個人ではなく、会社として見られるようになります。
世の中には、「会社じゃないと取引しない」という会社や銀行も多いため、法人化することで信用度を高めることができます。
また、法人の場合は実績が積み上がるので、例えば10年間会社を経営している実績があれば、フリーランス歴10年の人よりもはるかに信用されるようになります。
SNSで個人を売り出すことは、SNSのフォロワー数が社会的地位に匹敵するだけの価値を持つ時代だからこそできる方法です。
Twitterのフォロワーが1万人以上いる、Youtubeのチャンネル登録者数が10万人以上いるなど、フォロワーの数が多いと、社会的地位は高く感じるようです。
ブログのアクセスを集めるのも同様ですね(笑)
収入に満足する方法
収入が高ければ良いのは間違いないのですが、それをここで簡単にお伝えできたら苦労しません。
収入を上げるのではなく、
- 支出を最適化する
- 収入を安定させる
2つの方法で収入に満足する方法をお伝えします。
◯ 支出を最適化する
無駄な支出を減らすことでお金にゆとりが生まれるので、結果的に収入に満足できるようになります。
支出の最適化で初めにやることは、固定費を見直すことです。
FIREに関する本とかでも散々書かれていますが、固定費の見直しが一番支出を抑えることができます。
- 家賃の安い家を探す
- 格安SIMを使う
- 使っていないサブスクは解除する
これだけでも月3万円くらい生活費が浮く場合もあります。
◯ 収入を安定させる
収入を安定させる方法は、複数の事業を展開することです。
エンジニア業だけをしていると、仕事がなくなったときに収入がゼロになってしまいます。
エンジニア業でも、案件を複数受けたり副業をすることで失業リスクを抑えることができます。
コンサル業や物販業など、別職種にも展開していくことで、さらにリスクを低減することができ、投資からの収入なども含めて、どれか1つや2つが無くなっても生活に困らないだけの収入があるのが望ましいですね。
それだけ複数の収入源があれば、収入の額も満足できるようになるのではないでしょうか。
まとめ: フリーランスは幸せになれる!
僕がフリーランスになって一番幸せに感じているのは、「働き方の自由度が増したこと」です。
会社員でもリモートワークができる時代になりましたが、週4日だけ働くとか、有給を自由に取るのは難しかったりします。
業務委託で働くフリーランスは、労働時間を満たしていればどんな働き方をしても良い契約ですし、請負契約なら成果物さえ出していれば、労働時間すらも制限がありません。
個人でブログやYoutubeをやっている人なら、成果物を提出することもなく、人との関わりを持たずに働くことができますし、投資を始めれば、働くことすらも必要なくなります。
フリーランスになると、収入の不安は増えるかもしれませんが、もし生活がピンチになったら会社員に戻れば良いだけです。
仕事も生活も自分の思い通りになるフリーランスを目指しましょう!
それでは!