フリーランスエージェントのマージンとは?【マージンを安くする方法】

こんにちは。ケンジです。

今回は、フリーランスエージェントのマージンについて解説します。

マージンはエージェントに支払う手数料のことです。

エージェントは、フリーランスエンジニアの代わりに営業をしてくれたり、契約書を作ってくれたり、単価交渉をしてくれます。

エージェントに登録するのは無料なので、案件を受けた時の単価から、一定の割合をマージンとして受け取っています。

エージェントから直接「この案件のマージンは〇〇円です。」とは言われないですし、エージェントによってはマージンの割合を非公開にしているところもあります。

裏でこっそり抜かれていると考えるとエージェントは嫌な商売だなと思うかもしれませんが、マージンを抜かれたとしても、自分で仕事を取ってくるより単価が高くなることだってありますし、安定的に仕事を取ってきてくれると考えれば、そこは目を瞑ろうよと思います。

なので、ぼくのマージンに対する考え方は、エージェントが色々代行してくれることへの手数料であり、支払うことに抵抗がないという結論です。

フリーランスエンジニアの中には、マージンが安いことをエージェント選びの絶対にしている人もいますし、もちろんマージンが安い方が単価が高くなるという理屈はあります。

というわけで、始めに、マージンが安いフリーランスエージェントを紹介します。

マージンが安いフリーランスエージェント

これから紹介するフリーランスエージェントのマージンが、他のエージェントと比べて確実に安いとは言えません。

今回、マージンが安い基準となったのは以下。

  • 平均単価が高い
  • マージン率を公開していて、そこまで高くないと感じる

この2点を元に決めたので、マージン率が非公開だけど、もっと低いエージェントもあるかもしれません。

まあしかし、非公開にするということは、結構高く設定していると思うので、今回の基準が割と確実だと思います。

ちなみに、マージン率の相場は20%くらいです。

20%を超えれば高いと考えてもいいでしょう。

SES・派遣業なんかだと、50%くらい派遣元に中抜きされますので、できればなりたくないですね。派遣は。

レバテックフリーランス

レバテックフリーランスはフリーランスエージェント最大手です。

フリーランスエンジニアの平均年収が862万円と結構高いので、マージン率は低めに設定されているはずです。

月単価平均にすると、71万円くらいですから、仮に20%のマージン率だとすると、企業はエージェントに89万円支払っていることになります。

企業が1人を雇う際に、100万円以上は出していないと思うので、だいたい20%前後じゃないかなと想定しています。

なぜ100万円以上は出していないのかというと、単純にエージェントが企業に交渉する際に、100万円を超えると渋られそうだからです。

企業も人が働いていますから、100万円と99万円じゃ、出し渋り方が変わるものです。

PE-BANK

PE-BANKのマージン率は0%です。

「え、手数料無しでやってるの?」と思われるかもしれませんが、PE-BANKは、他のエージェントと契約の仕方が違います。

PE-BANK公式サイトにはこう書かれています。

Pe-BANKフリーランスでは、設立以来フリーランスエンジニアから手数料(マージン)をいただいたことはございません。 それは、Pe-BANKフリーランスが30年以上にわたり、共同受注契約という形式をとっているからです

共同受注契約とはどういうことかというと、PE-BANKとフリーランスエンジニアがどちらも企業と直接契約を結ぶということです。

  • PE-BANKは、契約書の作成やクライアントとの単価交渉役として契約
  • エンジニアは、開発業務を担当する契約

をそれぞれ結びます。

他のフリーランスエージェントは、企業と契約をして、それをフリーランスエージェントに再委託している形になります。

なので、フリーランスエンジニアと企業は直接の契約を結んでおらず、単価交渉などは、エージェントを通す決まりになっています。

では、PE-BANKの共同委託契約の割合はどうなっているのでしょうか。

これも公式サイトに書かれていて、8%〜12%です。

この数字は、マージン率を公開しているエージェントと比べるとかなり低いです。

もし、企業が100万円を支払うとしたら、だいたい90万円が単価になります。

PE-BANKはまだ登録していないのですが、これだけ分配率が低いのであれば、使ってみようかなと思っています。

Midworks

Midworksもマージン率を公開しているエージェントで、以前は一律20%という記載があったのですが、無くなっていました。

もしかしたら、しれっとマージン率を上げたのかもしれません。

ただ、Midworksには交通費が出たり、保険料を半額負担してくれたりと、正社員のようなサポートがあるので、それらを単価にプラスすると、実質15%くらいのマージン率になるかなと思います。

フリーランスエージェントには、福利厚生があったり、経費精算を変わりにやってくれるなど、各社サービスを付けているところもあるので、マージン率だけでなく、サービス分を差し引いた実質マージン率で考えてみるといいですね。

フリーランスエージェントのマージンに対する考え方

マージンは、悪く言うと「中抜き」ですが、エージェントの働きに対する手数料なので、マージンが高い方が、優秀なエージェントが多いという見方もできます。

ぼくは、マージンを支払うこと=良いことだと捉えているので、そんな考え方を紹介します。

意識すべきはマージンではなく単価

以下の2つのエージェントの案件があったらどちらを選びますか?

  • マージン率が高いけど、単価も高い案件
  • マージン率は低いけど、単価も低い案件

これは前者ですよね。

結局のところ、単価が高ければいいので、マージン率の低さは気にする必要はありません。

複数のエージェントに登録してみて、そのとき一番単価が高かったところに決めればいいだけですから。

マージン率よりも提示された単価を見て、案件を決めていきましょう。

マージンはエージェントに作業を外注していると考える

マージン率が高いほど、社員数が多い傾向にありますよね。

つまり、マージン率の高さは、エージェントの質の高さでもあるわけです。

次の例を考えてみましょう。

  • マージン率20%で、1人のエージェントが5人のエンジニアを担当している
  • マージン率1%で、1人のエージェントが100人のエンジニアを担当している

どちらもエージェントの利益は同じですが、エンジニア側からすると、後者のエージェントには依頼したくないですよね。

1人で100人分の担当をしているなんて、ほとんど何もしてくれないのと同じですからね。

1%のマージンは極端すぎる例ですが、マージン率が高いほど、担当してくれるエージェントの質は上がるはずなんです。

さらに、案件紹介以外の、福利厚生とかのサービスも充実するはずなんです。

営業力のあるエージェントなら、マージンが高くても、さらに高単価の案件を見つけてきてくれます。

マージン率が低すぎるエージェントというのも、よくないのかもしれません。

フリーランスエージェントのマージンを安くする方法

マージン率は高いほうがエージェントの質がいいのは確かですが、それでも払わなくてもいいお金まで支払いたくないですよね。

エージェントの質を落とさずにマージンをできる限り安くする方法があるので、参考にしてみてください。

最低単価以下の案件は受けないと決める

この単価以下の案件は受けないと決めてください。

相場はエージェントに相談すべきですが、会社員時代よりも収入がアップするかどうかは基準になります。

税金や保険の支払額が変わるので、最低でも手取り額がアップするだけの単価をもらいましょう。

最低単価を決めておくと、エージェントはそれ以下の単価は提示してきません。

もし、最低単価を60万円に決めておいて、エージェントが58万円の案件を持っているとします。

そしたら、エージェントはマージン率を少し下げて、その案件の単価を60万円にするのです。

エンジニアからは見えないところで、マージン率を下げてくれる場合があって、それは最低単価を決めていないと起こりにくい。

なので、最低単価は決めておくべきなのです。

エージェントや案件を複数掛け持ちしておく

エージェントの複数掛け持ちしておいて、案件を探すときに複数のエージェントから案件を探すようにします。

「あっちのエージェントでは〇〇円だったよ」と言うと、ちょっとマージン率を下げて、単価を引き上げてくれるかもしれません。

あまりやりすぎはよく有りませんが、もう少し単価を上げて欲しいと思っているときの手段として、複数エージェントの掛け持ちは有効です。

直請けの案件のみ受けるようにする

フリーランスエージェントの中には、2次請け、3次請けの案件も存在します。

これは、間に複数のエージェントが絡んでいる状態で、ぼくはこれらの案件はおすすめしません。

複数のエージェントが絡んでいるということは、マージンを2重に取られているからです。

これでは、さすがに単価が高くなりませんし、企業との距離も遠いので、単価交渉の返信が遅かったりとか、いろんなしがらみが生まれることになります。

エージェントで案件を探す最低条件として、「直請け(1次請け)」であることを指定しましょう。

まとめ: フリーランスエージェントのマージンは気にしない

今回は、フリーランスエージェントのマージンについて解説しました。

マージンにはいい印象を持たない人が多いですが、エージェントが提供してくれるサービスに見合った額であれば、支払ってもいいと思います。

あんまりマージン率については気にせず、提示される単価が高いエージェントを選んでいけば、マージン率が高すぎるエージェントは自然と淘汰されていきます。

フリーランスエンジニアになる人が増えてきて、エージェントも増えてくれば、勝手に競争が始まり、マージン率はどんどん低くなるはずですから。

ぼくらエンジニアは、単価だけに目を向けて、複数のエージェントから提示された案件を比べるだけで充分なのです。

おすすめの記事