WEB系企業からSIerに転職する方法を紹介します

SIerからWEB系企業への転職に関する記事はけっこうあって、このブログでもいろんな視点からWEB系企業への転職方法を紹介してきました。

しかし、WEB系企業に就職したけど、プログラミングの勉強を続けるのはきついし、長く務めることができそうなSIerに転職したいという人もいるでしょう。

SIerに転職したい、WEB系企業からSIerに戻りたいという人向けに、WEB系企業からSIerに転職する方法を紹介します。

まず結論から言うと、WEB系企業からSIerへの転職は難しくありません。
ただ、WEB系企業への転職とSIerへの転職は方法が違うので、違いを把握しておかないといけません。

楽に生きるなら大企業に勤め続けるという選択肢もありです

なぜWEB系企業からSIerへの転職は簡単なのか

SIerで通用したからといって、WEB系企業でもやっていけるとは限りませんが、その逆はやっていくことができます。
一般的に、WEB系企業の方が、スキルレベルが高く、求められる業務内容も複雑だからです。

その理由について、以下で解説します。

モダンな技術を持っている

WEB系企業の多くがモダンな技術を使っています。

そんなことないと思うかもしれませんが、それはWEB界隈の中でモダンではないというだけであって、SIerに行くと、はるかに古い技術を使っています。

例えば、Gitというコードの変更点の履歴を残しておく技術があるのですが、僕の前職である某SIerではGitは使っていませんでした。

新しいファイルを作って、古いファイル名に日付を足すという方法でした。
この方法だと、膨大なファイル変更に対応できないですし、変更点を確認するためには新旧のファイルを見比べなければいけません。

WEB系企業に勤めているというだけで、SIerの人たちからすれば、モダンな技術を使っているということになりますよ。

プログラミングの現場経験がある

SIerで働く人にとっては、プログラミングの現場経験があるだけでもすごいことなんです。

SIerというのは、システムをインテグレーション(統合する)役割なので、自分たちでシステムを作るのではなく、システムを作ってもらって、それを管理します。

プログラミングの現場経験があれば、他のSIerで働く人よりもシステム作りの工程がわかっているので、業務にも活かせることができます。

スピード感のある仕事ができる

WEB系企業はとにかくサービス作りのスピードが早いです。

毎週のようにリリースをしますし、ゼロからでも完成まで3ヶ月くらいだったりします。

SIerの場合、ウォーターフォール型という開発手法を取っていることもあり、慎重に1年くらいかけて作ります。

1年という長いスパンで計画を練らないといけないので、よくプロジェクトが炎上するのですが、そんな時にスピード感を持って仕事を進めてくれる人材がいると助かるはずです。

SIerに転職する際は、スピード感のある仕事ができることをアピールポイントにするといいかもしれません。

SIerへ転職するための具体的な方法

SIerへの転職でも流れはWEB系と変わりません。
変わるのは、使うエージェントと面接内容です。

大手向けのエージェントを使い、面接内容はマニュアル通りを目指しましょう。

大手の転職サイトを使う

ベンチャー向けの転職サイトは、ベンチャー転職に使うべき転職サイトを紹介!【おすすめ3選】で紹介していますが、これらのサイトにはSIerの求人はほとんど載っていません。

SIerの求人を探すには、大手の総合型転職サイトがおすすめです。

具体的には、以下の通りです。

エージェントに相談する

転職サイトは自分で求人を見つけて応募するタイプの転職方法になりますが、エージェントはおすすめの会社を紹介してもらうことができます。

おすすめは以下の通り。

転職サイトも転職エージェントもマイナビとtypeですね。
この2つが大手の総合転職サービスなので、とりあえず登録しておくことをおすすめします。

面接や給与交渉などはセオリーを重視する

ベンチャー転職の場合、アピールポイントはポートフォリオにより成果物で、給与交渉は実績や貢献度によって比較的自由に設定できました。

しかし、SIerの場合は違います。

面接担当者による裁量がない場合が多いので、見られるのは経歴のみです。

  • IT業界で何年働いたか
  • 何歳か

上記のような数字しか見られません。
実績なども聞かれますが、採用に影響はしてくるものの、給与交渉にはあまり影響しないと思っておいたほうがいいでしょう。

SIerにはいつでも転職できる

WEB系企業で働いている人なら、SIerに転職することは難しくありません。

ただ、転職方法が異なるので、今までWEB系への転職をしてきた感覚で転職活動を行うと戸惑うかもしれません。

スキルがあればSIerへの転職は簡単です

WEB系企業で働いていた人の有利な点というのは、とにかくスキルがあることです。

おそらく新卒でSIerに入社したどんな人よりもスキルがあるでしょう。

SIerの仕事内容はマネジメントが中心になりますが、ITスキルというのは絶対に必要になります。

スキル面で引っ張っていってくれる人がいると心強く感じるはずです。

マネジメントスキルは会社ごとに違う

SIerに転職するにあたって、マネジメントスキルをアピールすることもできますが、僕はあまりおすすめはしません。

理由としては、マネジメントに必要なスキルは会社によって違うからです。

組織の構成やルール、人の性格までが絶対に一致することがないので、どんな組織でもマネジメントできる人というのは少ないです。

マネジメントスキルという定性的(数値で測れない)なスキルよりも、プログラミングのような定量的(数値化できる)なスキルをアピールした方が、再現性のある転職ができるでしょう。

WEB系企業でスキルを磨こう

今WEB系企業で働いていて、SIerに転職したいと思っている人は、マネジメントスキルを身につけるのではなく、どんどんスキルを身につけましょう。

何度も書いていますが、SIerであってもITスキルは重宝されます。

WEB系企業に勤めている人の武器はITスキルです。

ITスキルをアピールして、SIerへの転職を成功させましょう。