こんにちは。ケンジです。
今回は、エンジニアはプログラミングを趣味にしているのかについて解説します!
結論から言うと、ほとんどのエンジニアは、プログラミングを趣味にしていません。
あくまで仕事のための技術として捉えています。
ただ、趣味のように仕事が終わった後でもプログラミングをしている人もいます。かつて僕もそうでした。
でも、プログラミングは趣味ではないし、今は仕事以外の時間にプログラミングをすることはほとんどありません。
エンジニアとプログラミングの関係について、もう少し詳しく解説していきます。
エンジニアはプログラミングが趣味なのか?
エンジニアにとってプログラミングは趣味ではありませんが、他の職種に比べると、身近な存在であることは確かです。
- 弁護士にとっての法律
- 医者にとっての医学
上記のような手に職を持っている人たちは、技術や知識を仕事のための道具と捉えているのに対し、エンジニアにとってのプログラミングは、道具ではなく楽しむものでもあります。
趣味のように楽しめるのが理想
エンジニア未経験の人には、まず無料でプログラミング学習をしてもらうことをおすすめしています。
なぜなら、プログラミングを楽しいと思わないと仕事としてやっていけないからです。
医学や法律、会計などのスキルは、楽しいものではなく、勉強の延長というイメージがあります。
でも、プログラミングをただの勉強だと思っていると仕事までたどり着けないことがあり、趣味のように楽しめることが重要です。
プログラミングが勉強ではなく、趣味に近くなるのには理由があります。
- 正解がなく、自由に使うことができる
- 技術自体を作っていくことができる
- 知識ではなく、数学的思考が重要になる
これらの理由から、プログラミングは勉強とは違ったカテゴリになるのです。
◯ 正解がなく、自由に使うことができる
1つのサービスを作るにしても、方法は何通りもあります。
山登りのようなもので、最短で急な坂を登ることもできれば、緩やかに時間をかける方法もあります。
プログラムを書くことよりも、設計の方が重要だったりもします。
問いに対する答えが1つしかない試験的な知識ではなく、自由な発想でゴールを目指すという点が勉強とは違います。
◯ 技術自体を作っていくことができる
プログラミング技術自体を自分で作ることができます。
Rubyという言語は、日本人が作ったものですし、Go言語はGoogleが開発した言語です。
元からあった技術は1つもなく、誰かが作ったものですし、あなたが新しい技術を開発することだって可能です。
プログラミング言語を作るのは難しいとしても、OSS(無料で公開されているソースコード)を公開したり、他の人のOSSに手を加えたりして、技術開発に参加することもできます。
弁護士が法律を作ることはできませんし、会計士が簿記の内容を書き換えることもできません。
技術自体を作ってしまえるという点が、他の手に職を持った人たちとの違いです。
◯ 知識ではなく、数学的思考が重要になる
実は、プログラミングに必要なのは知識ではありません。
知識を学ぶだけなら1週間もあればできてしまいます。
それよりも大事なのは、数学的思考です。
- 学んだ知識をどうやって使うのか
- 経験からこうやれば動くだろう
- そもそもプログラムを書く必要はないかも
こういった考え方が必要になります。
プログラミング技術は毎日のように更新されるので、知識で追いつこうとするのは不可能です。
基礎知識だけを学んで、あとは数学的思考と過去の経験を積み上げていくことが重要なのです。
プログラミングはただの仕事だと思っている人もいる
僕の周りにいるエンジニアのほとんどが、自宅で学習をしていませんでした。
ゲームをしたり、音楽を聞いたり、普通の人と同じ趣味を持っている人たちです。
プログラミングは仕事のときに使うものであって、趣味にはならないという人がほとんどです。
経験が浅かった僕は、仕事以外の時間もプログラミングに費やしていましたが、これ以上は知識ではなく経験が活きてくるなあと思うようになってからは、仕事でしかプログラミングをしていません。
分からないことは、その都度調べれば分かるようになったし、過去の経験が蓄積されてきたので、学ばなくてもソースコードの理解ができるようになったからです。
学び始めは、趣味のように毎日プログラミングをすることが重要だと思いますが、それ自体を趣味にまでする必要はないと思っています。
プログラミングでサービスを作ることは趣味にしてもいいかもしれませんが、学ぶことを趣味にしている人はおそらくほとんどいません。
エンジニアにおすすめの趣味
エンジニアにおすすめの趣味を紹介していきます。
趣味は押し付けるものでもないので、僕の意見が絶対ではありません。
でも、もし趣味がなくて困っているのであれば、以下を参考にしてみてください。
アウトドア系
エンジニアはインドアで仕事をしているので、仕事以外の時間くらいは外に出たほうがいいと思っています。
- キャンプ
- ゴルフ
- 釣り
などなど。
スマホやPCから距離を置く、デジタルデトックスの時間が持てるようなアウトドアの趣味がいいでしょう。
ずっと画面を見ていると目が疲れてきますし、頭も働かなくなりますからね。
あと、エンジニア界隈ではサウナも流行っていますね。
アウトドアではありませんが、デジタルデトックスをするという意味ではおすすめです。
個人開発
プログラミングを仕事だけでなく、自分のビジネスとか趣味にまで発展させたいなら個人開発がおすすめです。
- 仕事ではできないような技術を使える
- 自由な発想で作れる
- 仕事にも使える技術が学べる
仕事で学べることには限りがありますが、個人開発には無限の可能性があります。
例えば、Googleのような検索エンジンを作ってみることだってできてしまうのです。
検索エンジンを作っている会社なんて、Googleくらいしかありませんから、仕事で検索エンジンを作る機会は全くありません。
一度はやってみたかった夢を叶えることができますし、もしかすると、作ったサービスがいろんな人に使われるようになるかもしれません。
DIYみたいな感覚で、自分で作ってしまうというのは趣味になり得ると思います。
筋トレ
ずっと座りっぱなしのエンジニアにとって、筋トレは必須科目と言ってもいいかもしれません。
趣味にしても楽しいですし、健康のためにやるべきでもあります。
栄養バランスを考えたり、前回よりも筋力がついていることを実感できるような楽しさは、プログラミングを書くことに似ています。
まとめ: プログラミングは趣味にはなりません!
今回は、エンジニアはプログラミングを趣味にしているのかについてまとめました。
プログラミングを趣味にしているエンジニアはほとんどいないのが結論です。
エンジニアだからといって、ずっと勉強漬けではありませんし、みんな趣味を持っているので、勉強漬けの毎日は耐えられないと思っている人でも、問題なくエンジニアになれます。
最初の基礎勉強をする時期だけ、没頭すべきかもしれませんが、大学受験と同じで、数ヶ月だけです。
あとは、そこまで必死に学び続ける必要はなく、仕事時間内だけで学ぶことはできるようになります。
初心者エンジニアを抜け出して、自分なりの趣味を見つけていきましょう!