ITエンジニアに資格は必要なのか

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IT エンジニアにとって資格とは

技術職である IT エンジニアは、その技術力を目に見える形でアピールするために
資格を取得する人が多い。
しかし、その資格を使う場面があるかというと、、**「ない」**のである。
なぜ資格を取るのかを聞くと、「仕事で得た技術だから勉強せずに取れる」
「何かあった時のために」「転職に役立つから」など様々であるが、業務に直結するわけではないようだ。
私も IT エンジニアをやっているが、資格は持っていない(というより受けて落ちた)。
そんな私でも特に問題なく仕事をしている。

資格を取るメリットとは

資格を取るメリットにはどんなものがあるだろうか。
① お金がもらえる
② 仕事に役立つ
③ 自己満足
こんなところだろう。一つづつ解説していく。

お金がもらえる

会社によって資格を取ることによって、お金がもらえる場合がある。
例えば、ネットワークの資格「CCNP」を取ると 3 万円もらえたり、IT 系の
難易度の高い資格になると 5 万とか 10 万円もらえることもある。
私の会社では、IT 系の資格だけでなく、気象予報士とか会計士などの難関資格も
その報酬対象に入っていたりする。
その何万円かのために何十時間も費やすのはコスパが悪いと思って、取ろうとは思わないが、
次に述べる仕事に役立ったりすると思うので、将来的にエンジニアのエキスパートを目指す人や、
転職してステップアップしたい人は資格を取りつつ、報酬ももらえるというメリットがあるはずだ。

仕事に役立つ

単純に資格を取ると知識が身につくので、仕事に役立つというわけだ。
わからないことが少なくなり、信頼されるビジネスマンになれる。効率的に仕事をこなせるので、
残業が減り、時間に余裕が出る。などメリットだらけに思える。
しかし、日本の企業は基本的に年功序列である。いくら信頼されても上の立場の席が空かない限り、
若いうちからの昇進は望めないだろう。
さらに日本の企業は基本給+残業代のシステムである。
仕事ができて、効率的にこなせばこなすほど残業代が少なくなり、もらえる給料も少なくなるわけだ。
仕事ができなくでも簡単には首を切られないし、ゆっくり仕事をするほどお金がもらえるというシステムに
なっている。
極端な意見かもしれないが、これが現実なのである。
資格を取ると仕事に役立つかもしれないが、それが直接給料に繋がるかというと難しい。

自己満足

結局のところ、**「俺、こんな資格持ってるぜ」**という自己満足に落ち着く。
課長や部長にはなれないけど、平社員の中でこの資格を持っているのは他にはいない。という状況ならば、
立場が上になった気分だろう。
苦労して勉強して、資格試験に合格した時は嬉しいだろうし、そういう意味だと、
自己満足のために資格を取るのも悪くないのかもしれない。
すごい資格を持っているだけで、肩書き代わりになるし、それで自信をもって仕事をすれば
成果も出てくるのではないだろうか。

資格を取るデメリットは

資格を取ることに対してデメリットはない。もちろんあって損をするものではないし、
あればあるだけメリットを生むものだと思っている。
しかし、その資格を取るまでの時間のコスパが悪いのではないかと思う。
30 時間とか 100 時間かけて資格を取るということは、仕事が終わって 2 時間勉強したとしても、
15 日から 50 日かかる。
さらに IT の資格を受験料が高いものが多く、3 万円とかも普通である。
その時間と受験料以上の成果が出るかと言うと、私は出ないと思う。
仕事が終わって、ネットサーフィンや漫画を読むくらいなら勉強した方がマシというならわかるが、
私はこのブログを書いたり、読書や映画鑑賞、語学の勉強などの自己投資に使う方が身になると思って、
資格の勉強はやっていない。

資格を取るときは目的を明確にしよう

上司に取れと言われたから資格を取る、ではなく、資格を取った先に何があるのか、
この資格から何が生まれるのかを考えて資格を取るべきである。
資格を取るのが趣味という人は別だが、自由な時間を使ってまで資格を取るのであれば、
その資格を最大限に活かせるような仕事をしよう。
私は資格を取らない派だが、取ることが悪いとは思わない。
資格が必要かどうかはあなた自信がよく考えて決めるべきである。