事実婚とは?現代の生き方だと、法律婚より良い選択かもしれない

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今週末に彼女を実家に連れていくかもしれないのですが、母親や祖母に「結婚はいつするの?」と聞かれかねないので、結婚について調べてみたくなりました。

結婚=法律婚が一般的ですが、現代は、「事実婚」と呼ばれる結婚の形態も増えてきているようです。増えているとはいっても、日本では婚外子の割合が 2.1%と他国と比べても低いですから、事実婚はほぼ認められていないと思われます。

事実婚や婚外子とは

事実婚や婚外子について説明をしておきます。

事実婚とは、法律上は婚姻関係にはないが、事実上結婚している状態にあることです。通常の結婚(法律婚)は役所に婚姻届を提出することで法律で定められた婚姻関係を結ぶことができます。事実婚の場合は、「私達は夫婦です。」と言っているだけで、法律上は婚姻関係にはありません。

同棲しているカップルとの違いは、本人たちの意識の違いなのですが、住民票の住所を同じにして、世帯主ではない方の続柄を「妻(未婚)」、「夫(未婚)」とすることで、事実婚であることを証明できるらしいです。また、事実婚であることを認めていれば、法律上は婚姻関係ではないものの、いくつかの点で夫婦として認識されることがあります。

婚外子とは、結婚をしていない状態の男女から生まれた子供のことです。事実婚の夫婦から生まれた子供も婚外子となります。法律婚が一般的であり、戸籍という家制度がある日本では、婚外子が少ないようです。

婚外子というと、養子や隠し子といった悪いイメージがありますが、事実婚が一般的になっている国では、悪いイメージはないのでしょう。日本では、法律婚でないと別姓のままですし、生まれた子供とどちらかの親は姓が違うことになってしまいます。夫婦別姓に関する議論は日本でもされていますが、親子が別姓になることへの抵抗があることから、婚外子が少ないのだと思います。

事実婚のメリット

さて、事実婚の制度について調べました。

参考文献:wikipedia

参考文献:事実婚はメリットだらけ⁈国のルールに縛られない新しいカップルの形

本当は正規の法律条文から調べたかったのですが、かなり大変そうなので上記の記事から拝借しました。100%正しいとは限らないのと、時期によって法律が変わることもあり得るので、情報を鵜呑みにするのではなく、あくまで個人の好奇心を満たす程度のものとしてお読みください。

戸籍から外れない

法律婚をすると、どちらかの戸籍に入ることになります。一般的には女性が男性の戸籍に入ることになりますね。そのため、女性は男性の姓を名乗ることになります。

娘しかいない家は、将来戸籍がなくなってしまい、家系を残すことができなくなるので、ちょっと悲しいですよね。

事実婚なら、男女とも戸籍から外れないので、家を継ぐことができます。日本の家制度にとって家を守ることは大切に思われるようです。

夫婦別姓でいられる

戸籍から外れないということは姓も変わらないので、夫婦別姓を維持することができます。姓を変えると呼び名が変わるのはもちろんのこと、そのための手続きも大変です。

専業主婦が当たり前だった時代は、平日の日中に役所や銀行に行って名義を変えたりできたかもしれませんが、今や女性もバリバリ働く時代ですから、そんなに休んでる暇もありません。

それなら別姓のままでいた方が楽じゃないですかね。

事実婚を選択する理由

善積京子による事実婚カップルの調査では、「婚姻届けを出さないでカップルで生活するようになった理由」として、女性で最も高かった理由は「夫婦別姓を通すため」、次いで「戸籍制度に反対」「プライベートなことで国に届ける必要がない」、一方男性では「戸籍制度に反対」が最も高く、次いで「夫婦別姓を通すため」「相手の非婚の生き方を尊重」であった。
wikipedia より

とあるので、やはり、夫婦別姓と戸籍制度に抵抗がある人は少なからずいるみたいです。これらの家制度は田んぼを守るための制度で、現代では必要ないのかもしれませんね。

事実婚のデメリット

事実婚にはデメリットもあります。これはまだ事実婚が認められておらず、制度が整っていないことが原因だと思われます。

法定相続人になれない

例えば旦那さんが亡くなったときに、事実婚の奥さんには相続ができません。子供も奥さんの戸籍に入っている場合、子供にも相続ができないことになります。

遺言書に書いておけば相続できるらしいのですが、配偶者に対する免税制度が使えないので、相続の際は損をすることが多いようです。

事実婚でも法定相続人であることを認める制度を作れば良いのですが、偽装結婚が簡単にできてしまうなどの問題もあり、なかなか踏み切れないのかもしれません。

親権がどちらか一方になる

子供が生まれると、親権は母親が持ちます。奥さんが産んでいるので当たり前ですよね。しかし、旦那さんは親権を持つことができません。

申請すれば、父親であることを証明したり、父親の姓にすることはできるらしいのですが、両親が別姓であるので、子供はどちらかの姓を名乗るしかありません。親権がないと、相続であったり、親子関係を証明するときに困ることになります。

親権がなかったり、夫婦別姓だと、家のローンを組むときに連帯保証人になれないとか、手術をするときにサインできないとか、いくつか不便があります。

家のローンを組む時代でもないですし、子供を二人産んで、それぞれに親権を持たせるなどして、戸籍を継ぐ子供を作れば解決できそうです。

所得の配偶者控除がない

事実婚の場合、扶養に入れないので、配偶者控除をもらうことができません。年間 103 万までは税金がかからないよというやつですね。

これも、今や女性も働く時代なので、専業主婦になって配偶者控除をもらわなければいいわけです。逆に配偶者控除があるからといって所得を抑えようとすると、家計に苦しむことになりますから、夫婦がガンガン稼ぎましょう。

事実婚を選択する人、法律婚を選択する人

子供がいない人は事実婚を選択すべきでしょう。子供の親権は問題が起きそうですし、子供と親の姓が違うと、世間に親子だと認めてもらいにくいからです。

子供がいないうちは、わずらわしい法律婚なんかせずに事実婚にしておけばいいんじゃないかなと思います。

子供ができたり、会社経営をするのであれば、法律婚が良いと思います。共同親権を持つことができますし、会社を経営していれば、配偶者控除を使って所得を抑えることが有効に使えます。

事業拡大のためのローンを組むとか、社会的信用が重要になるビジネスの場合、法律婚の方が良さそうです。

事実婚のデメリットは、相続とか免税といったお金に関することなので、大切ではあるのですが、じゃあお金のために結婚するのかと思ってしまいます。

それぞれが自立して生きていくと思っている夫婦であれば、事実婚でも全く問題ないと思います。日本の家制度は複雑なので、よく調べて、考えて選ぶようにしたいですね。