【映画】マネーボールの感想

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ブラッド・ピット主演のマネーボールの感想です。
133 分とまあまあ長めの映画でしたが、あっという間に観終わってしまいました。
そのくらい面白い映画でした。

あらすじ

ジャンルで言うと野球の話です。
多少は野球の知識があるとより楽しめると思います。
ブラッド・ピット演じるビリーは元プロ野球選手で現在はアスレチックス(実在の野球チーム)の GM です。
GM とはゼネラルマネージャーのことで、チームを作る人のことです。
チーム内の立場を簡単にまとめてみます。
・オーナー
お金を出している一番偉い人。
現場の指揮はとらないが、会社でいう社長のような立場。
・GM
チームの方針や選手の獲得を考える人。
オーナーは経営の知識があれば良いが、GM は野球の知識も必要になる。
チームの予算内で勝利に導くためにはどうすればよいかを考える立場で、これが今回のテーマでもある。
・監督
現場で一番偉い人。
選手と獲得するのは GM だがその選手をどう使うかは監督次第。
この映画でも GM が獲得した選手を監督が全く使わなかったため、関係が悪くなるシーンもあった。
この映画は実話を元にしたもので、チーム名や選手名、起こった出来事も基本的には実話に沿ったものらしいです。
アスレチックスというチームは貧乏な球団で、活躍した選手は高年俸で他のチームに引き抜かれてしまいます。
これでは勝負に勝てないと思ったビリーは、ピーターという分析官を雇って、成績を分析し始めます。
この結果、スカウト的にはありえない人選をし、スカウトや監督との関係は悪くなってしまいます。
それでも理論を信じ続け、分析をやめようとはしません。
しかし、せっかく獲得した選手を監督が使ってくれません。
チームは全然勝てず、ビリーはイライラが募っていきます。
どうしようもなくなったビリーは、獲得した選手を出してもらおうと、今まで出ていた選手を首にします。
これで他に出す選手がいなくなったので、監督は仕方なく獲得した選手を起用します。
そして、ここから怒涛の快進撃が続くことになります。
実話なので知っているかもしれませんが、ここで起きたことはネタバレしません。

みどころ

野球界を変えた戦略

今まで野球選手の起用はベテランのスカウトが現場で選手のプレーを見て判断していました。
成績を見るとしてもホームランの数とか打率とかテレビで表示されるような成績のみ。
ビリーはそれでは勝てないと思って、もっと細かく分析しようとしたわけです。
この統計学で野球をすること。には数々の批判もあったようです。
ただ、結果的にアスレチックスは快進撃を見せることになりましたし、その戦略を使ったレッドソックスはその 2 年後の優勝しています。
単に選手の能力が高かったとか、運が良かったという捉え方もできますが、アスレチックスが起用した戦略が野球界に大きな影響を与えたことは間違いありません。

プロ野球の裏側

日本のプロ野球の参考にはならないかもしれませんが、プロ野球チームの裏側ではどんな人たちが動いているのかというのがリアルに表現されています。
選手を商品のように売買したり、いきなりクビにしたり、プロ野球は厳しい世界なんだなと思いました。
日本のプロ野球だとシーズン中にあれだけ頻繁に選手が出入りすることもなさそうなので、すぐにクビになるとかはなさそうですが。

プラッド・ピット

短気な GM を演じていますが、やはりかっこいい。
スーツの着こなしとか、ビジネスマンとしての姿がとてもかっこいいです。
もちろん選手たちもかっこよかったですよ。

まとめ

マネーーボールは野球をプレーするシーンは少ないです。
ほとんどが裏方の話で、お金や選手についての話が多いです。
熱血野球漫画のような興奮はないにしても、分析した結果が出たときは盛り上がりました。
元野球人として、選手の評価とか戦略といった普段知り得ないことを知ることができたので、面白かったです。
できれば野球好きの人に教えてもらいながら観るのが良いと思います。