今回は、動画編集フリーランスの仕事内容についてご紹介します。
Youtubeなどの動画サイトが流行っていることから、面白い動画を作れる動画編集者の需要が高くなっています。
本業で動画編集をすることもできますが、スキルを身につければ、フリーランスとしてやっていくことも可能です。
そんな動画編集フリーランスの仕事内容などについて解説していきます。
動画編集フリーランスの仕事内容
動画編集フリーランスは、YoutuberやTiktokerなどの動画を面白く編集したり、サムネイルデザインを作ったりするのが主な仕事です。
また、企業がホームページに掲載する動画を作ったり、ドラマや映画などの本格的な動画編集をすることもあります。
副業から始めるような動画編集フリーランスの場合は、主にYoutubeにアップする用の動画を編集することが多くなるでしょう。
動画編集には人それぞれのセンスがあるので、一度仕事を受けると、継続的に仕事を受け続けられる可能性が高くなり、そこは文章を書くライティングとは大きく違う点です。
動画編集フリーランスの収入相場

クラウドソーシングサイト「ランサーズ」で検索してみると、動画編集の収入相場は1本あたり5000円〜20000円くらいでした。
クラウドソーシングは単価が安くなる傾向があるので、継続的に案件を受けていったり、自分で仕事を取れるようになることで、単価はもっと高くなります。
また、1本5000円だとしても、長期契約をすれば、テンプレートに通りに動画編集していけば良くなるので、編集時間を短縮することができるようになります。
最初は1本作るのに5時間くらいかかったとしても、10本目には、1時間で作れるようになっている、なんてこともあります。
時給単価ではなく、成果物報酬になるので、編集時間が短くなればなるほど時給が高くなっていきます。
フリーランスが動画編集をするメリット
フリーランスが動画編集をするメリットは以下の通りです。
需要の高い動画編集スキルを身につけることができる
動画編集はとても需要の高いスキルです。
ブログを書いている人も、どんどんYoutubeに進出していますし、Twitterよりもインスタやtiktokなどの画像・動画系のSNSをやる人の方が増えています。
動画を面白く編集して、アクセスを集めたり、バズを生み出せるようになれば、動画編集者としての需要が高くなり、仕事が頻繁に来るようになるでしょう。
在宅で仕事ができる
動画編集は基本的に在宅で仕事ができます。
動画編集をするためには、以下の環境が必要になります。
- 大きなモニターもしくはiMacが必要
- PC内に動画編集ツールが必要
- デザインパッドなどの道具も必要になる可能性あり
上記の通りなので、フリーランスにこれだけの環境を用意するのはコストがかかります。
フリーランスは自宅にこういった動画編集環境を作って、在宅で仕事をする方が、お互いにメリットがあります。
自分のYoutube動画編集に活かせる
身につけた動画編集スキルを使って、自分でYoutube動画を作ってみることで、Youtubeで稼ぐこともできるようになります。
一本いくらという単位で動画編集案件を受けているだけでは、常に忙しいままですが、Youtubeで稼げるようになれば、時間に余裕ができたり、収入が爆増する可能性もあります。
動画編集フリーランスには、ぜひYoutubeを始めてみることをおすすめします。
フリーランスが動画編集をするデメリット
フリーランスが動画編集をするデメリットは以下の通り。
案件の単価が低い
動画編集1本5000円は正直安いです。
月20万円くらいの収入を得て、動画編集だけで生活するためには、月に40本の動画編集案件を受けないといけません。
1日に1〜2本のペースでこなす必要がありますし、40本も案件が見つかるかどうかもわかりません。
他の職種を比較すると、フリーランスエンジニアは、月単価が60万〜80万円くらいです。
動画編集フリーランスが月80万円の単価を得るのがいかに難しいか、案件相場から分かると思います。
案件を探す方法が少ない
動画編集フリーランスが案件を探す方法は、
- クラウドソーシング
- SNS
- 自分で営業
の3つになります。
クラウドソーシングだと、既に実績のある人が選ばれやすいので、初心者が案件を受けるのはなかなか大変です。
SNSはフォロワーがいないと募集をしてもなかなか引っかかりませんし、自分で営業をするためには営業ノウハウが必要です。
まずは片っ端からクラウドソーシングで案件を受けてみるべきですが、思ったような仕事を受けられず、収入もなかなか増えないところからスタートです。
労働時間が長くなりがち
動画編集には終わりがありません。
突き詰めればどこまでもクオリティの高い動画が作れますから、そうなると時間がいくらあっても足りません。
逆に、時間を短縮しようとすれば、クオリティが低くなって実績が作れなくなります。
どのくらい時間をかけて、どのくらいのクオリティの動画を作ればいいかが明確になっていないので、結果的に労働時間が長くなってしまいます。
エンジニアやライターならだいたい終わりが見えてくるのですが、動画編集やデザイナーなどのクリエイティブ色の強い職業は、終わりが見えないというデメリットがあります。
動画編集でフリーランスになる方法
動画編集でフリーランスになる方法を解説します。
手元のPCと教材を使って学ぶ
まずはPCを買って、教材を使いながらツールの使い方を勉強していきます。
Macbookなら最初からiMovieが入っているので、iMovieを使えばなかなか本格的な動画を作ることができます。
最初からもっとハイクオリティを目指すなら、Adobe ****Premiere Proがおすすめです。
教材は、Udemyで検索して、ベストセラーの教材を選ぶといいでしょう。
動画編集スクールを受講する
自分で学習するのに限界を感じたら、動画編集スクールを検討してみましょう。
動画編集スクールは、以下がおすすめです。
スクールに通えば、短期間で確実にスキルを身につけることができます。
また、仕事の紹介をしてくれるスクールもあるので、案件探しに困っている人にもおすすめです。
ポートフォリオを作ってみる
自分の動画編集スキルをアピールするために、ポートフォリオを作ってみましょう。
ポートフォリオをSNSなどに掲載すれば、見に来た人が、あなたのスキルを判断しやすくなります。
また、商談時にもポートフォリオを使って、どんな動画に仕上げようとしているのかを見せやすくなりますから、ポートフォリオはクリエイターにとって生命線になります。
自分でYoutubeチャンネルを解説して、クオリティの高い動画を上げたり、スキルをアピールする内容の動画を作ってみるのも良いでしょう。
クラウドソーシングサイトで探す
最初のうちはクラウドソーシングサイトで片っ端から案件を受けることになります。
案件を選んでいてはなかなか仕事が見つからないので、とにかく片っ端かた応募することが重要です。
なかには単価が安かったり、作業内容が難しい案件もあると思いますが、経験のためと割り切って受けていきましょう。
SNSで営業をしてみる
仕事を受けるのと並行して、SNSで営業をしておくこともおすすめです。
先述の通り、ポートフォリオを掲載していったり、自分からDMを送ったりして、少しでもチャンスを増やします。
SNSでのフォロワーが増えれば、相手から連絡をくれるようになるので、地道にフォロワーを増やしていきましょう。
まとめ: まずは動画を作ってみること!
動画編集フリーランスになりたいと思ったら、まずは動画を作ってみることが大切です。
PCがあればPCで作るのがいいですが、持っていない、ツールが無い人は、スマホでもいいです。
無料の動画編集アプリを入れて、なんか動画を撮ってみて、編集してみましょう。
それをインスタグラムとかにアップして、反応を見るんです。
- いいねやアクセスがあった
- 動画編集って楽しいかも
- 細かい作業(テロップとか)が苦にならない
このように感じたら、動画編集に向いているかもしれません。
そのまま本格的に動画編集者への道をスタートしてもいいでしょう。
動画編集者は最初は稼げないので、副業としてスタートするのがおすすめです。
もし失敗してもリスクがありませんし、徐々に稼げるようになってきたら本業にしていけばいいからです。
まずは一歩、始めてみることからです。
それでは!