英語を習得する必要性は本当にあるのか

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英語を習得する必要性について考えてみます。もちろん英語はできる方がいいに決まっているのですが、それだけコストを支払うだけのリターンが返ってくるのかという点が今回の論点になります。

英語を習得するまでのコスト

どの段階で英語が習得できたかを定義するのは難しいのですが、

  • 日常英会話がこなせる
  • 外国人の友達が作れる
  • 簡単な海外ドラマなら字幕なしで読める
  • 英語のネット記事がだいたいわかる
  • 洋楽の歌詞が聞き取れる

あたりができていれば英語が習得できていると考えます。英語圏で 1 人で生活するのに困ることが少ないと考えていただければいいでしょう。

ここまでの英語力を習得するためには、1 年間の留学か、3 年間の英会話が必要としましょう。なんでこれだけの期間が必要なのかは、僕個人のイメージです。人によっては 3 ヶ月で習得できる人もいるかもしれませんが、学生時代の積み上げがあるはずなので、一概には言えませんね。

費用にすると、フィリピン留学で 150 万、3 年間の英会話教室で 100 万ほどでしょうか。かなりの時間とお金を投資して英語というツールを手に入れることになります。

さて、あなたの人生において、これだけの時間とお金を英語に費やす意味があるでしょうか。

英語の使いみち

次に英語の使いみちについて考えてみます。

  • 海外旅行に行く
  • 英語新聞を読む
  • バーにいる外国人と仲良くなる
  • 外国人と働く

日本にいて英語を使う機会はこれくらいです。これからは海外で働く時代だと言われていますが、英語力だけではビザが取れるだけの専門職に就けないので、働くことはできません。

アメリカのビザを取るためには、英語力の証明は必要なくて、学歴と職歴が有効になります。

日系企業の駐在で働くとしも海外展開しているような大企業に入るためには学歴か優秀なスキルが必要になりますから、英語が話せるだけの凡人だと、海外で働くという選択肢はなくなるわけです。

英語の文章が読めるとか、字幕なしで映画が見られるというのは、日本語がない英語圏で生活するなら必要ですが、日本では翻訳や字幕を使えばいいので必要ありません。

どうしても字幕なしで映画が観たいという人もいるかと思います。そういう人に再度問いかけたい。多くの時間とお金を費やしてまで達成したいことですかと。

英語より大切かもしれないもの

先ほども書いたように、英語力だけではグローバル社会で戦うことはできないので、まず必要なのは専門スキルや自由なお金と時間ではないでしょうか。

イチローのような野球の技術があれば、英語力なんか必要ありませんし、お金と時間に困ってなければのんびりアメリカの語学学校に通ったり、多額の投資をして投資ビザを手にすることもできます。

そう考えると、英語力というのはスキル、お金、時間よりも優先度は低いのではないかと思います。しかも、日本人はある程度は英語が理解できるじゃないですか。

ハワイやグアム旅行程度なら余裕ですし、翻訳機能やテクノロジーを使いこなせば、ヨーロッパだって北米だって困ることは少ないはずです。実際のところ、ヨーロッパでも国によっては英語が全然通じないところもあるそうですし、世界中を飛び回りたいなら英語力よりもお金と時間です。

今回はあえて英語を批判的な立場から考えているので、英語不要説を唱える人っぽくなっていますが、英語が本当に必要なのかを考えるきっかけにしたいと考えてみました。日本人は英語が話せることに対して憧れがあるので、なんとしても話したくなるのですが、憧れを満たすことが本当の目的なのかどうかについて、じっくり考えてみるべきだと思います。