これから転職する人はボーナスが無い会社を選ぼう!

経済の停滞により、会社をクビになってしまった人、会社が倒産して失業してしまった人もいると思います。

転職をする際に、僕が1つおすすめしたいのが、ボーナスのない会社に転職をすることです。

僕自身もボーナスが無い会社に勤めていますし、以前はボーナスが出る会社にも勤めていましたので、どちらの立場も理解しています。

なぜボーナスがない会社に転職するべきなのか、その理由について解説します。

ボーナスが無い方が給料が安定する

今回のコロナ禍で、夏のボーナスはどうなるでしょうか。おそらく多くの企業が減額をするはずです。ボーナスというのは、文字通り賞与なので、会社の利益によって増減します。

ボーナスに頼ってしまうと、経済が停滞したり、会社が傾いたときに、収入が大きく減ってしまうのです。

もしボーナスがなければ、毎月一定額を12ヶ月もらうわけですから、安定した収入を得ることができます。

ボーナスが無い会社に行っていると、そんな会社はやめとけという「ボーナス至上主義」的な意見もあるのですが(僕も祖母に心配された経験があります)、年収が変わらないのであれば、ボーナスが無い方がいいと思っています。

ボーナスがある方が少数派

正社員として働き、ボーナスで旅行に行くという生活スタイルが一般的なサラリーマン像とされていますが、実は、ボーナスがある方が少数派なんです。

ボーナスが無い立場の人がどれだけいるか考えてみましょう。

  • 経営者
  • 個人事業主(フリーランス)
  • アルバイト・フリーター
  • 年俸制で働く人
  • 歩合給で働く人
  • ボーナスが無い会社で働く人

これだけの人がボーナスが無い会社で働いています。ボーナスというのは、給料に上乗せでもらえるラッキーな収入程度に考えておいたほうがいいでしょう。

ボーナスは経営者に有利な制度

ボーナスをもらえる会社員は、ボーナスがあることを喜んでいますが、ボーナス制度は、経営者側にとって、有利な制度と言えます。

その理由は以下の通り。

  • 入社直後は少ない給料で働かせることができる
  • 給料を減らすのが簡単
  • 退職のタイミングを難しくさせる

入社直後は少ない給料で働かせることができる

例えば、月給25万円でボーナスが年間60万円の場合と、月給30万円でボーナスなしの場合を考えてみましょう。どちらも、年収は360万円です。

入社直後、月給25万円の人は、最短でも半年間はボーナスがもらえません。さらに、最初の半年はボーナスの査定が無いため、実際にボーナスが満額もらえるのは1年後になる可能性もあります。

ボーナスがある会社は、初年度の年収が低くなってしまうのです。初年度のボーナスが半額であれば、月給30万円を12ヶ月もらう方が年収が高くなります。

給料を減らすのが簡単

すでに初年度の給料は下げることに成功したわけですが、ボーナスがある会社はさらに給料を下げることができます。

売上が伸びなかった年は、ボーナスを下げることができますし、コロナ禍で大幅な打撃を受けたら、ボーナスカットも可能です。ボーナスをカットしても転職先が無いような不景気の場合、社員に逃げられるリスクも減るので、会社としてはボーナス制度を付けておいてよかったと思うはずです。

もちろん、売上が伸びたときはボーナスを多めに支給することになりますが、売上が伸びているわけですから、会社としては痛手にはなりません。

ボーナス無しの会社だと、不景気でも高景気でも一定額を支給しないといけないので、経営を安定させておく必要があります。

退職のタイミングを難しくさせる

退職するタイミングによっては、ボーナスを逃してしまう可能性もあります

例えば、7月にボーナスがもらえるのに、6月で退職してしまうと、社員はボーナスを逃したまま退職することになります。社員としては、よほどのことがない限りは7月までは働こうと思いますし、会社側は、7月までは人員が減らないだろうと予測を立てることができます。

好きなときに転職をして、できるだけ多くの給料をもらって退職をしたいなら、ボーナスが無い会社に行くべきです。むしろ、2週間に1回とか振り込みのインターバルが短い会社ほど、退職のタイミングが自由になります。

ボーナスという言葉に踊らされないように

ボーナスという言葉はとてもいい響きです。しかし、よく考えてみると、ボーナスは会社にとっての賞与なのかもしれません。

よっぽどいい会社であれば、ボーナスの有無を気にしなくてもいいですし、ボーナス有りの会社を最初から全部捨てるのももったいないです。

ボーナスの有無を気にしすぎて、結局年収が低かったり、上がりにくい会社に転職してしまっては意味がありません。

ただ、ボーナスが高いから入るという動機を持っている人は、「ボーナス」の意味を考えてみるといいでしょう。