個別株ではなく、ETFに投資をする理由

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高配当投資をしている人の多くは、米国 ETF に投資をしています。米国 ETF は配当率が高いので、高配当を狙う人は、国内ではなく米国に寄っていくのです。

米国 ETF だけだと分散しきれない、日本の株もほしいという人は、国内の高配当株に投資しています。JT なんかは高配当で有名です。

僕は、米国 ETF はもちろんですが、国内 ETF にも投資をしています。国内個別株には一切投資をしていません。国内 ETF よりも個別株に投資をしたほうが配当利回りは高くなると思うのですが、僕があえて個別株に投資をしない理由について解説します。

個別株に投資をしない理由

僕が個別株に投資しない理由は以下です。

銘柄選択がめんどうくさい

個別株に投資しない理由は、ただ面倒だからです。

「個別株を高配当順に並べていって、上から順に投資していけばいいじゃん」と思うかもしれません。そう簡単ではないのです。

この記事を執筆している 2020 年 4 月 7 日時点で、もっとも配当率が高い企業は、「ツバキ・ナカシマ」の 13.09%です。「ツバキ・ナカシマ」という会社を知っていますか?僕は知りません。そしたら、この会社の事業内容や財務諸表を読み、高配当が本当に続くかを検討しないといけません。

事業内容や社会情勢、財務諸表や企業体質まで調べてようやく信頼できる高配当であると決めるのです。これは面倒くさいですよね。なので高配当 ETF に任せてしまいます。

最低購入金額が高い

仮に「ツバキ・ナカシマ」の株を買うとしましょう。現在の株価がだいたい 600 なので、最低購入金額は 60000 円です。僕が買おうとしている「日経高配当株50」という ETF は 25000 円で買うことができます。

最低購入金額が高いと、積み立て投資をするのが難しくなりますし、分散投資もできなくなります。月に 60000 円しか投資できないとなると、「ツバキ・ナカシマ」だけしか買うことができません。

「日経高配当株50」と米国 ETF で 60000 円分買えば、たった 60000 円で日本と米国の高配当株を分散して買うことができるのです。

分散投資ができない

上記 2 つの理由から、個別株での分散投資は難しくなります。増配や株価増が読めるトレーダーなら個別株に投資するのかもしれませんが、僕は中期的に積立投資をするだけの素人です。

素人は分散投資をして、市場に連動させるのが一番安定かつリターンが大きいとされています。個別株を買うリスクを取れるほどの知識や経験がなく、分散投資できるほど投資資金がないのです。

個別株を買うメリットもあります

じゃあ絶対個別株じゃなく ETF を買ったほうがいいのかというと、そうでもありません。

ETF は経費がかかる

ETF は証券会社の人たちが選んでくれた株に投資するわけですから、当然経費がかかります。個別株なら経費ゼロですから、もし ETF と同じ分散投資ができるなら、リターンは個別株の方が大きくなります。

しかし、素人に ETF と同じ分散投資はできません。銘柄の組み換えとか、日々株価をチェックするのも大変です。そういった個人でやるのが面倒なことを任せているのが ETF なので、経費がかかるのは仕方のないことです。

ETF の中身が信用できない場合もある

ある程度知識がある人は、ETF がどんな銘柄に投資しているのかをチェックするでしょう。そうすると、明らかに信用できない会社に投資していることがあります。高配当 ETF というのは、高配当を維持しなくてはいけないため、危なっかしい会社でも高配当なら組み込んでしまうことがあるからです。

企業情報をしっかり読み取れる人は、ETF の中身まで確認して、個別銘柄に投資してもいいかもしれません。僕は、企業情報を読み取れない(というか面倒くさい)ので、ETF を運用している証券会社の人にお任せしています。

株に詳しくなる

ETF に積み立て投資をしているだけでは、ある業種についての景気の動向とかに詳しくなりません。高配当な ETF を見つけているだけだからです。

個別株を自分で選んで買うことで、社会について詳しくなるでしょう。デイトレードのような頻繁な売買を行うようになれば、チャートの読み方とか、株についても詳しくなるはずです。

まとめ

ETF に投資した方がいい人と、個別株に投資した方がいい人の条件を考えてみました。

●ETF に投資した方がいい人

  • 中長期的に積立投資をする人
  • 株とか面倒だし、時間を取られたくない人
  • 最大の利益を狙わなくてもいい人

● 個別株に投資した方がいい人

  • まとまった投資資金がある人
  • 株や社会について学びたい人
  • 既に株について知識がある人

僕は本業エンジニアですし、副業もブログとかプログラミングをしているので、できるだけ株には時間をかけたくありません。なので、前者にしました。