新卒でベンチャーに就職するべきでない理由

最近は大企業だから安定した人生が歩めるとは限らないので、新卒でいきなりベンチャーに就職しようとしている人が増えているみたいです。
※2020年5月現在、コロナウイルスの影響で、ベンチャー就職する人は減っているようです。

結論から言うと、新卒でベンチャーに就職するのはおすすめしません。

なぜなら、ベンチャーだと、社会人としての基礎が身につかないからです。
すぐに独立して、自分でルールを作っていく立場になるならベンチャーでガンガンやっていくのもありですが、多くの人にとってそれは現実的なキャリアではありません。

まずは、大企業に入って、社会人の基礎を学んでからベンチャーに挑戦するほうが、リスクが少ないです。

新卒でベンチャーに就職するべきでない理由について、もう少し具体的に解説していきます。

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新卒でベンチャーに行くのをおすすめしない理由

大企業からベンチャーに行くことはできますが、その逆は非常に難易度が高くなります。
大企業に入るには、新卒であること自体を価値とする新卒カードを使うべきです。(新卒一斉入社は今後無くなるかもしれませんが、今はまだ有効です。)

最低限の学歴は必要になるのですが、大企業に入れるだけの学歴を持っているなら、新卒カードを使うべきです。

スキルがないと生き残れない世界

ベンチャー企業はスキルがないと生き残れない世界です。新卒の場合、多くの人がプログラミング未経験だと思うので、ベンチャーでやっていくのは厳しいです。

事前にインターンで実務経験を積んだり、プログラミングで何かしらのWEBサービスを作っているくらいでないといけません。

そうでないなら、大企業でじっくり勉強する期間をもうける方が、スキルも待遇も安定します。

大企業での経験をベンチャーで活かす方法

社会人としてのマナーを身につけることができない

ベンチャー企業は良くも悪くも自由な社風のところが多いので、上下関係がなかったり、飲み会が少なかったりします。

大企業からベンチャーに転職すると、人間関係の煩わしさがなくなって、楽しく働くことができるはずです。(少なくとも僕はそう思っています)

しかし、将来的にクライアントとの会食や挨拶などがあった場合、マナーが身についていないと恥ずかしい思いをしてしまいます。

僕もベンチャーで働いているので、スーツを着て会食をしたり、上下関係を気にしたりするのは好きではないですが、どうしてもマナーが必要になる場面はあります。

そうしたマナーを身につけるには、大企業に行くべきです。
自由な社風の企業もありますが、それでも目上の人に対する礼儀は絶対に必要になります。

友達感覚で働けてスキルも身につくベンチャーに行きたいと思うのもわかりますが、数年は大企業で社会人としてのマナーを身につける期間があってもいいと思います。

大規模なサービスを扱うことができないから

ベンチャー企業は小さなサービスを扱っていることがほとんどなので、何かミスをしてしまった時のリスクも小さいです。

逆に大企業では、大規模なサービスを扱うので、慎重に仕事を進めていかないといけません。

スピード感がないので退屈かもしれませんが、その慎重さやリスク管理能力はベンチャーでも絶対に必要になります。
ベンチャーだと、とりあえず早く開発を進めていくので、リスク管理能力が身についていないと、思わぬミスをする可能性があります。

リスク管理を学ぶためにも、一度大企業に入っておくべきです。

新卒でIT業界に行きたいなら大企業を目指すべき

新卒でIT業界を目指すなら、ベンチャーではなく、まずは大企業に行きましょう。

その理由について以下、解説します。

スキルがなくても研修がある

大企業ならプログラミング未経験でも入ることができ、入社後数ヶ月間は研修です。

単純に仕事をしなくてもいい期間が長くなりますし、お金をもらいながらプログラミングを学ぶことができます。

自分で勉強するとなると、仕事の合間にスクールに通ったりしなければならないため、時間もお金もマイナスです。

ITスキルがあるならいきなりベンチャーもありですが、未経験で新卒入社するなら大企業に行くべきです。

ベンチャー転職後に大企業では足りなかったスキルを補う方法

大企業ではマナーが重視される

大企業の研修では、マナーも学びます。
挨拶や名刺交換、電話応対などかなり退屈なのですが、この経験はたまーに使えることがあります。

プログラマーの場合、仕事で電話応対をすることはほとんどないのですが、マニュアルだけでも知っておくと、将来フリーランスになった時の電話応対や、お店や取引先への丁寧な断り方などに使えます。

飲み会でビールを注いだりするのも面倒臭いですが、結婚披露宴の場で、ビールの注ぎ方を知っているかどうかで、周囲の親族の印象は変わってくるでしょう。

マナーは知っておいて損はないです。

基本的に扱うサービスは大規模

大規模なサービスを扱ったことのある経験というのは、ベンチャー転職の際にも大きなメリットになります。

ベンチャー企業は小規模なサービスを扱っていますが、もちろん大規模なサービスにするために働いていますから。

将来大きなサービスになった時に、大規模サービスの経験がある人材が必要とされます。
なので、大規模サービスの経験はあると有利になるのです。

やっぱり安定している

日本で正社員になると、雇用が守られるので、基本クビにはなりません。しかし、ベンチャーは会社自体が潰れることがあるので、そうなったら失業状態になってしまいます。

大企業は財務が固いので、ちょっとの不況では倒産はしません。特にIT業界は、伸びている業界なので、不況の影響を受けにくいです。(不況の原因にもよります)

ベンチャーに転職をして、コロナショックを経験してみてわかったのですが、仕事を続けられるのかを心配せずにいられるというのは、安心感が違います。
予期せぬ失業、転職というのは人生計画を狂わせてしまう可能性があるので、安定して雇用を生み出してくれる大企業に行くのは、良い選択だと思います。

大企業を数年経験してからのベンチャー転職でも遅くない

ベンチャーは若い時しか働くことができないと思いがちですが、焦って新卒で入社する必要はありません。

3年大企業で働いたあとでも十分若いですし、遅れを取ることはありません。

5年〜10年も大企業にい続けてしまうと、ベンチャーの文化を受け入れることができなかったり、若さについていけなくなることがあるので、2〜4年くらいで大企業をやめて、ベンチャーに転職するのがベストです。

大企業でじっくりスキルを身につけてから転職する

ベンチャーじゃないとプログラミングを学べないということはありません。

仕事をしている時間は同じですから、学ぶ意欲さえあれば大企業にいてもプログラミングを学ぶことはできます。

さらに、インフラやマネジメントのスキルも学ぶことができるので、大企業でもうまく立ち回ればスキルを身につけることは可能です。

大企業でじっくりスキルを身につけた後にベンチャーに転職しても、全く遅くありません。

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大企業の看板を履歴書に書けるようにしておく

ベンチャー転職の際も経歴書を見られます。
その時に大企業の名前を書くことは大きなメリットになります。

スキルというより、地頭の良さとか仕事をしっかりをしてくれる人、という信用を得ることができます。

また、ベンチャーに合わないからまた大企業に戻りたいと思った時も、大企業経験があるという経歴は大企業転職に有利に働くでしょう。

ベンチャーを見据えて働くのは大事

大企業に入るべきだからといって、大企業に染まるのがいいとは思いません。

世界的に見ると、日本の大企業は制度が古く、スピードが遅いです。
ベンチャーの文化を取り入れて、成果を求めながら働くことは大事です。

大企業に長いこと勤めていると、古い文化に染まってしまうので、やはり数年でベンチャーに転職するつもりで働くべきです。