僕は現在Web系ベンチャー企業でエンジニアをしています。
昨年は、本業の傍ら、プログラミングスクールの講師もしていました。
昨今は、エンジニア志望者の増加や、リモートワークへの関心の高まりを受けて、プログラミングスクールを探す人も増えたように思います。
そこで今回は、オンラインで完結するプログラミングスクールを紹介します。
独学でやっていけるか不安に感じている人は、検討してみてください
オンライン完結のプログラミングスクールに必要なモノ

オンライン完結のプログラミングスクールに必要なモノを紹介します。
だいたい想像がつくかもしれませんが、パソコンとネット環境、あとはアプリのインストールです。
パソコン(できればMacbook)
Web系企業ではだいたいMacbookを使うので、Macを用意した方が良いです。
既にWindowsを買ってしまった人は、Windowsでも問題ないです。
スクールによってはレンタルできますが、スクール卒業後にメモとか自分で書いたコードをコピーしておくのは面倒なので、自分で買うほうが良いと思います。
一度買ってしまえば5年くらいは使えるので、頑張って買いましょう。
Macbookのスペックは、Macbook Proなら最低スペックでも問題なしです。Macbook Airでも最初は十分でしょう。
無料体験の際に、スクールの担当者に聞いてみると良いでしょう。
Wifi環境
Wifi環境は、できればビデオ面談が普通にできるくらいの速度は欲しいです。
スマホのテザリングでも良いですが、通信量を気にしながらやるのも大変なので、自宅用Wifiが欲しいですね。
最近だと、転職時の面接でもビデオツールを使いますし、仕事もリモートワークになっていたりするので、Wifi環境は整えておいて損はないと思います。
チャットアプリや動画アプリなど
スクールで主に使われれるアプリは、SlackとZoomです。他にもSkypeやGoogle meet、チャットワークなどもあれば困ることはありません。
どのアプリでも基本無料で使えますし、有料アプリを紹介されたり、有料プランへの加入を求められることはないと思うので、必要なアプリはすべて入れておきましょう。
これらはスクール受講の際に案内されると思いますが、Slackの使い方などは事前に知っておくと便利なので、インストールしておきましょう。
よく使われるアプリを下記にまとめておきます。
- Slack
- Zoom
- Chrome
- Source tree
- VS Code
- Sequel Pro(Sequel Ace)
- Docker for Mac
- Postman
特に上から3つは必須です。
オンライン完結のプログラミングスクールの選び方

オンライン完結のプログラミングスクールの選び方を紹介します。
教材の質よりも、スキルのあるメンターに質問ができる環境の方が重要です。
教材が良くても、躓いてしまって進めないと成長できませんからね。
現役エンジニアがメンターをしてくれる
現役エンジニアがメンターになってくれると、現場での進め方や今風のコードの書き方を教えてもらうことができます。
スクール専属の講師は教え方が上手いというメリットはありますが、仕事のためのスキルは現場の人に聞く方が良いと思います。
無制限に質問ができる
SlackやZoomなどを使って、無制限に質問ができる環境があるスクールを選びましょう。
ビデオ面談は週1回程度でも良いですが、24時間いつでもチャットを受け付けてくれるスクールがあれば、困った時にすぐに解決することができます。
分からないことに対して1人で悩むのは時間効率が悪いので、どんどん質問しましょう。
受講完了後に転職支援がある
カリキュラムが全て終わった後に、転職支援をしてもらいましょう。
Web系企業への転職は就活や他の業界への転職とは進め方が違うので、エージェントに間に入ってもらう方がスムーズです。
おすすめのオンライン型プログラミングスクール

おすすめのオンライン型プログラミングスクールを紹介します。
TechAcademy Pro

TechAcademy Proは、20代向けのオンラインプログラミングスクールです。
- 現役エンジニアがメンター
- 転職できなければ全額返金
といった仕組みなので、しっかり学べて転職もサポートしてもらえます。
30代以降の方は、テックアカデミーのWebアプリケーションコースがおすすめです。
CodeCamp

CodeCampには、レッスンの回数が受け放題のプログラミングスクールです。
- 動画レッスン回数無制限
- 7時〜23時40分まで受講可能
- 講師を毎回選べる
といった特徴があります。
現在、無料体験レッスンを受講すると10000円クーポンが付いてきます。
DMM WEBCAMP

DMM WEBCAMPは、短期間で学べるプログラミングスクールです。
- 4週間から受講可能
- 質問し放題
- 学習メンターの他にキャリアサポートが付く(ビジネス教養コース)
4週間のコースがあるので、プログラミングでやっていけるか不安な方でもお試し感覚で受講することができます。
興味が持てるようなら、期間を伸ばすこともでき、柔軟性の高いプログラミングスクールです。
転職支援に強いオンライン型プログラミングスクール

転職サポートが充実しているオンライン型プログラミングスクールを紹介します。
ポテパンキャンプ

ポテパンキャンプは、エンジニア向け転職サービスもやっているので、転職に強いです。
最短8週間からのコースがあるので、なるべく早く転職を成功させたい人におすすめです。
侍エンジニア塾

侍エンジニア塾は、ポートフォリオ制作に定評のあるプログラミングスクールです。
教材学習よりも、オリジナルサービスの制作に力を入れているので、転職時のアピールポイント作りに最適です。
また、転職コースを選択すると、転職成功時に全額返金されるので、実質タダで受講できます。
テックパートナーズカレッジ

テックパートナーズカレッジは、リモート転職に強いプログラミングスクールです。
リモートビズというリモートワーク専門の転職サービスから仕事を紹介するので、働き方を重視して転職をする人におすすめです。
リモートワークが多くなっています

3年前にWeb系ベンチャー企業に転職して以降も、転職サイトや副業サイト、フリーランスエージェントを使って仕事の状況を確認していますが、2020年以降は確実にリモートワークが増えています。
未経験からの転職でも、最初の1ヶ月ほど出社してもらい、その後はリモートにするという企業もあり、「Webエンジニアになる=リモートワークする」が当たり前になってきそうです。
数年前までは、Skypeなどを使ったビデオ会議だと、回線が安定しないという問題がありましたが、最近では回線速度の向上やZoomなどの最新ビデオアプリが出てきたことで、スムーズなオンラインコミュニケーションを行うことができるようになりました。
外に出られない状況が続く中で、オンラインで学び、そのままリモートワークができるエンジニアという職業は、現在の状況に適しています。
オンライン完結型のプログラミングスクールに通うことで、将来、リモートワークをすることになっても戸惑うことなくコミュニケーションができるようになるでしょう。