こんにちは。ケンジです。
今日は、これからプログラミング学習を始める人のための一番最初のステップの記事です。
プログラミングを独学で始める人が何から始めるべきか、を解説します。
これからポートフォリオを作る人やスクールに通おうとしている人でも、独学の方法や習慣はみにつけておくべきです。
これからエンジニアとして仕事をするようになると、独学の毎日ですから。
また、エンジニアは何回も転職をすることが想定されるので、常に技術をアップデートしてアピールポイントを作っておくことも大切です。
エンジニアのキャリアの第一歩を確実に進めるために、プログラミング独学を何から始めたら良いのかを解説します。
それでは、始めます。
プログラミング独学を何から始めたら良いのか
プログラミングを独学するためには、最低限の学習サービスや教材が必要になります。
最初は無料でも学習できますが、以下のような人はお金をかけることも検討しましょう。
- とにかく早く転職したい
- 分からないところは質問したい
- プログラミングに自信がない
有料といっても、プログラミングスクールほど高くはないので、課金することをおすすめします。
プログラミング独学をする手順は、以下の通り。
- 手順①: 無料の学習サービスを使う
- 手順②: 課金していく
- 手順③: オリジナルサービスを作る
最終目標は転職を成功させることなので、転職時のアピールポイントになるオリジナルサービスを作ることを、プログラミング独学の目的とします。
手順①: 無料の学習サービスを使う
まずは無料の学習サービスを使います。
ここで「プログラミングは向いていないな」と思ったら撤退してもいいと思います。
損を出さずに、向いているかどうかを確認するのが目的です。
おすすめの学習サービスは以下。
- Progate
- ドットインストール
- Railsチュートリアル(Railsを学ぶ場合)
もう数年前からある3サービスですが、今でもこの3つが王道の学習方法です。
◯ 浅く広くのProgate
Progateは、いろんな言語の教材があるので、片っ端からやっていきましょう。
例えば、
- HTML&CSS
- Ruby
- Ruby on Rails
みたいな流れでやっていくのがおすすめです。
Progateにも、おすすめのコース設定が書いているので、それに沿っていけば良いでしょう。
◯ ちょっと深堀りするドットインストール
Progateが一通り終わって、「プログラミング楽しい」と思ったら、ドットインストールにもチャレンジしてみます。
こちらは、自分のパソコンにプログラミング環境を作る必要があるので、ちょっと難しいところもあります。
おすすめは以下のコースです。
- Javascript全般
- Ruby on Rails
この2つを最後までこなせば、だいぶ理解は深まるはずです。
◯ Railsチュートリアル
ここまで、Progate、ドットインストールともにRuby on Railsを学習する前提で進めてきました。
Ruby on Railsを学んできた人は、Railsチュートリアルもやってみましょう。
結構難易度が高いので、無理して最後までやる必要はないと思っています。
僕が独学していたときも、最後まで終わらせることができませんでした。。
Railsチュートリアルが終わると、簡単なWebサービスをインターネット上に公開することができるようになります。
手順②: 課金していく
無料の学習サービスだけで、基礎を終えることができました。
ここからもう少し深い知識を身につけたり、言語の全般的な基礎知識を身につける段階に移ります。
以下のサービスに課金していくことを推奨します。
どうしてもお金をかけたくない人は、手順③に進んでも大丈夫です。Qiitaとかで調べながらやっていけばできるはず。
- サブスク課金
- 有料教材
- 書籍
上記3つに課金していきましょう。
◯ サブスク課金
サブスク課金ができるプログラミング学習サービスは、先ほど紹介した、
- Progate
- ドットインストール
です。
2つとも月額1000円くらいなので、1ヶ月で終わらせるとすれば、合わせて2000円だけの課金で済みます。
本1冊分なので、ここはさくっと支払っておきましょう。
無料プランでやっていたときにはできなかったコースが開放されるので、続きを進めていきましょう。
- HTML&CSS
- Javascript
- Ruby on Rails
あたりを最後まで終わらせれば充分です。
◯ 有料教材
有料教材のおすすめは以下です。
- Udemy
- Techpit
Udemyは動画教材を販売しているプラットフォームです。
Youtubeのコメントみたいに分からなかった点は質問することができるのが特徴です。
セールの時期は90%オフくらいになっているので、セール時期が狙い目です。
TechpitはWeb教材なので、コードのコピペができます。
1教材を買うこともできますし、月額使い放題のサブスクプランもあります。
サブスクプランは月3000円くらいするので、とりあえず気になった教材を単品で買ってみることをおすすめします。
◯ 書籍
書籍は、Amazonとかで学んでいる言語の基礎が書いてあるやつが1冊ずつあれば充分です。
「ここ、どう書くんだっけな、、」
と思った時にペラペラとめくる用の書籍です。
オライリー社の本が有名ですが、だいたい内容が難しいので、まだ手を出さなくてもいいと思います。
僕もオライリー本は1冊も読み切ったことがありません。(笑)
手順③: オリジナルサービスを作る
いよいよ、オリジナルサービスを作っていきます。
まずは、どんなサービスを作りたいかアイデアを出すところからです。
といっても、すぐにアイデアが出てくる人は少ないと思うので、アイデアを出すためのヒントを出します。
- 良さそうな会社が作ってるサービスをまねる
- 使っていて面白いサービスをまねる
- Railsチュートリアルの完成品をアレンジする
作りたいサービスがない人は、上記3つの考え方を参考にしてみてください。
転職したい会社のサービスをまねるのは非常におすすめです。
面接時に作ったサービスを見せることで、
「うちの会社でも同じように開発してくれそうだな。」
と思ってもらえるからです。
◯ オリジナルサービスを作るときに気をつけておくこと
オリジナルサービスを作る時は、以下のことに気をつけてください。
- 難しい技術を使いすぎない
- 収益化は求めなくていい
- トップ画面でどんなサービスか伝わるように
オリジナルサービスというと、難しい技術を使って、技術アピールをしないといけないと思われるかもしれませんが、初心者に難しいことは求めていません。
簡単な技術でもいいから、適切な場所にキレイにコードを書けているか、サービスがちゃんと動いているかが重要です。
もっと言うと、面接官はコードの中身まできっちり見ないので、Web上でサービスが動いていることさえ確認できればOKです。
そして、収益化はしなくてもいいです。
収益化しているようなサービスになってくると、安易にコードを公開することはできなくなりますし、ユーザに登録をしてもらうようなセキュアなサービスなのにコードを見せてしまうのは、NGです。
ユーザ無し&収益化無しでいいので、きちんと動いているサービスを作りましょう。
最後のトップ画面で伝わるようにというのは、面接官はサービスの深くまでは見てくれないので、ファーストインパクトでサービス内容が分かるようにしよう、という意味です。
ログインしないと見れないとか、サービスのポイントを伝えるために何回もクリックさせるようなサービスは見てもらえません。
以上、3点のポイントに気をつければ、面接で評価されるサービスを作れるはずです。
プログラミング独学を何から始めたら良いか分からないとどうなるのか
ここまでお伝えした、プログラミング独学の方法を理解していなかったらどうなるかを解説します。
結論から言うと、何もかもうまくいきません。
- スキルが身につかず
- 転職に成功せず
- お金を使うことになる
プログラミング独学を始める際は、手順とゴールを明確にしてから始めましょう。
勉強が進まない
最初に書籍を買って勉強しようとしても、ほとんど知識は身につきません。
実際に手を動かさないと、何が書いてあるのか全くわからないからです。
僕も独学始めた頃、Rubyという言語の書籍を買ったのですが、ほぼ無意味でした。
最初は、Progateのような手を動かしてサービスを作ってみるような学習方法が良いと思います。
その方が楽しいですし、何となくプログラミングの流れを掴むことができるからです。
細かい知識は後から身につければOKなので、書籍も後回しにしましょう。
転職が上手くいかない
転職に必要なのはオリジナルサービス、つまりポートフォリオなのですが、ここを知らない人はほぼ受かりません。
IT業界での実務経験があれば受かるかもしれませんが、未経験でアピールするものがない状態で面接を受けたとして、採用する理由がありませんからね。
プログラマーとして面接に受かるためには、以下の3パターンのどれかが必須です。
- ポートフォリオを作っている
- IT業界での実務経験がある
- 第二新卒くらいの年齢
まだ年齢が若ければ、これから育てるという枠で採用してもらえる可能性がわずかにあります。
ただ、25歳を超えてから転職するとなると、戦力になることをアピールできる何かが必要になります。
スクールに頼ることになる
プログラミング独学の方法を知らない人は、すぐにスクールに通ってしまいます。
スクールに通うことが悪いわけではありませんが、プログラミングに向いていないかもしれないのに、何十万円もかけてしまうのはリスクが高すぎます。
もしスクールに通いたいなら、まずは数週間程度、無料のプログラミング学習サービスで基礎を学んでからスクールを検討しましょう。
まとめ: プログラミング独学を始めよう!何から始めるかわかりましたか?
プログラミング独学のために、何から始めるべきか解説しました。
プログラミングは、やったことのない人からすると未知の世界ですから、勉強方法も転職方法も他の業界とは違います。
経歴とかコネで入れる世界ではなく、実力の世界です。
何から始めたら良いかを理解しておかないと、スキル・転職・お金の面で損をしてしまいます。
プログラミング独学が一通り終わったのに転職が上手くいかない人は、以下の方法も試してみましょう。
- プログラミングスクールへ通う
- 副業も探してみる
- 転職サイトを変えてみる
転職成功への道は1つではありませんし、一度エンジニアになったら、これから何回も転職活動や面接を行うことになります。
最初に、たくさん転職活動をこなしておくのも良い経験になるはずです。
最終的に、転職活動を成功させるために、まずはプログラミング独学の方法を理解してもらえたら幸いです。
それでは!