楽天キャッシュとは?楽天ポイントとの違いを解説

楽天キャッシュは、楽天のサービスで使えるポイントです。楽天ポイントに似ているのですが、用途が若干違います。
楽天ペイやラクマを利用している人は、楽天キャッシュを聞いたことがあるかもしれませんが、楽天市場での買い物くらいしか使っていない人は、知らないかもしれません。
楽天キャッシュは便利なのかについて、結論は、「楽天ポイントより不便」です。楽天キャッシュと、不便に感じる理由について解説します。
楽天キャッシュの用途は限定的
楽天キャッシュは、楽天ポイントに比べると用途が限定的になります。
獲得方法は 2 通りのチャージのみ {#獲得方法は 2 通りのチャージのみ}
楽天キャッシュは、楽天市場で商品を買っても獲得できません。
獲得方法は、
- 楽天ペイからチャージする
- ラクマの売上金からチャージする
の 2 通りです。
楽天ペイからチャージする場合は、
- 楽天カードでチャージ
- 楽天銀行からチャージ
の 2 通りです。
楽天カードも楽天銀行も持っていない人は、ラクマからの売上金でしかチャージできないことになります。
楽天ペイを使って送金ができる
楽天キャッシュは、楽天ペイを使うと、送金ができます。
楽天ポイントは送金ができないので、この点において、楽天キャッシュのメリットと言えます。
送金手数料がタダなので、楽天銀行での振り込みよりも安く済むかもしれません。
ただ、楽天カードの利用可能額を他人に送金するということは、マネーロンダリングっぽい手法なので使い方によってはグレーな感じもします。。
楽天市場や楽天ペイで使える
楽天キャッシュは、楽天市場や楽天ペイなどの楽天サービスでのみ利用できます。
2020 年 5 月現在、現金化はできません。以前はできたのでそのうちまた出金できるようになるはずです。
楽天ポイントとの違い
楽天ポイントとの違いを解説します。
送金ができる
楽天ポイントは送金ができませんが、楽天キャッシュは送金ができます。
LINE pay や Paypay での送金をする人が多いと思いますが、楽天経済圏で生活している人同士のお金のやり取りであれば、楽天キャッシュを使ってもいいかもしれません。
チャージする時にポイントが貯まる
楽天ペイを使って楽天キャッシュをチャージすると、200 円あたり 1 ポイントが貯まります(0.5%)
楽天ペイを利用すると、これも 200 円あたり 1 ポイントが貯まるので、実質 1%ポイント還元です。
楽天ポイントはチャージという機能がないので、楽天キャッシュだけの機能です。
有効期限が長い
楽天キャッシュの有効期限は 10 年です。楽天ポイントが 1 年、期間限定ポイントだと数ヶ月なので、ゆっくりと消費していきたい人にとっては、便利ですね。
楽天キャッシュのデメリット
楽天キャッシュのデメリットを解説します。
SPU 対象ではない {#spu 対象ではない}
楽天ポイントは、多いときは購入金額の 10%以上付与されることもあるのですが、楽天キャッシュはチャージ時の 0.5%がプラスされるだけです。
楽天ポイントのメリットは、SPU でポイントが貯まりまくる点なので、これがないと使う意味があまりないです。。
使いみちが少ない
楽天ポイントだと、余ったポイントを投資に回すことができるのですが、楽天キャッシュは、ポイント投資ができません。
必ず楽天のサービスか、楽天ペイを使った店舗決済で消費しないといけません。
これなら SPU が使える楽天カードで決済した方がいい気がしますね。
楽天キャッシュはまだ使えない
結論、楽天キャッシュはまだ使えません。
これから現金化できるようになったり、使いみちが増えることがあれば、便利になってくるかもしれません。
現状は楽天カード決済や楽天ポイントに勝る点はほとんどないので、積極的に使うべきではないでしょう。
楽天経済圏に移行しようと考えている人は、楽天キャッシュの使い方が気になるかもしれませんが、今のところ使わなくてもいいでしょう。