文庫本全8巻におよぶ、「竜馬がゆく」を読了しました。

僕の事前知識は、坂本龍馬は幕末に活躍した武士で、明治維新の立役者であることくらいしか知りませんでした。

坂本龍馬が他の武士たちと違うのは、「平等思想」です。江戸幕府は将軍が偉くて、以下、位が決められています。時代劇なんかを見たことがある人は、この身分制度に何も疑問を抱かないと思いますが、現代はみな平等になっています。この身分制度が廃止されるには、何かしらの政治的アクションがなければいけません。このアクションを起こしたのが坂本龍馬です。

江戸時代は、僕たちにとっては、時代の1つでしかなく、同じ日本で起こっていた出来事だとは思えないほど、文化的に違いがありました。身分制度もそうですし、服装、武士という存在、藩という区分。どれも現代には存在しないものです。これらを廃止することになったのが、明治維新で、明治維新の立役者が坂本龍馬なのです。

坂本龍馬がいなければ、今でも僕らは袴を着て、剣を持ち、藩の中で身分を決められていたかもしれません。坂本龍馬が作った現代を僕たちは享受しているわけですが、他にも彼の思想や言葉、行動から学ぶべきことはたくさんあります。書籍の内容を1つ1つ書いていくと書ききれないので、印象に残った点だけを書きます。

剣術を極めている

坂本龍馬は、政治家でもなければ思想家でもありません。武士です。武士なので当然剣術を習うわけですが、塾長をつとめるほどの腕前でした。維新の頃には剣術を全くしなくなってしまいますが、やはり若いときに何かを極めておくというのは重要なのかもしれません。

今でいうと、何も実績を残していない人が大口を叩くようなものです。僕もプログラミングという剣術を極めないといけないなという気持ちになりました。

実際に、竜馬は刺客から狙われても剣術で跳ね返していますし、知名度を上げたのも剣の腕前があったからです。「誰だあいつは?」という状態で日本を変えると言っても、誰にも相手にしてもらえないんですね。

フリーランスになった

竜馬は、20代で脱藩をしています。脱藩は当時ではありえないことで、罪に問われます。それでも竜馬は藩を抜け出し、土佐人ではなく、「日本人」だと自覚を持ち、日本を変えていきます。

藩の力を借りることができないので、資金もなければ、泊まる場所もありません。その中でも、竜馬の心意気に動かされていく周りの人達の助けもあり、自ら「海援隊」という隊を持ち、船まで所有します。

今でいうと、会社に所属せずにフリーランスになるみたいな感じでしょうか。何にも属さず、自ら仲間を作り、コミュニティを作っていくフリーランスは、竜馬のような浪人として生きていく感覚に近いものがあります。

志を高く持つ

今でこそ、人生の目的とか、嫌われる勇気とか、ワークライフバランスみたいなことが問われていますが、やはり志を高く持つことの重要さは、竜馬は何度も口にしています。

そもそも、志がないのは、生きている意味がわからないのと同じですし、志があれば、生死は気にすることはないとまで言っています。日本男児たるもの、志の中で生きたいですね。

竜馬の生き様から学び実践すること

「竜馬がゆく」という長編歴史小説を読み、僕は何かを変えて、行動を起こさなければいけません。

1つは、転職です。プログラミングを極めるためには、もっとレベルの高い会社に行って、限界以上の挑戦をしなければいけません。

2つ目は、独立心です。転職をした後は、フリーランスになって独立するつもりです。いつまでも会社に頼らず、プログラミングを極めた後は、自分の力で生きていきます。

そして、3つ目が、大きな志を持つことです。これは、プログラミングを極めてから考えればいいことかもしれません。いずれにしても、人生をかけて目指せるものが見つかるまでは、目の前のことに集中します。そして、30歳までには、志を持つことです。