
プログラミングスクール代って調べてみると結構高くて、「なんとか経費にして税金分だけでも節約したい」なんて思うことありますよね。
会社の研修なら経費にできるけど、プログラミングスクールは未経験で別業種の人が通うことが多いので、会社で受けさせてもらうのは難しかったりします。
プログラミングスクール代は経費になるのか、ですが、結論から言うと「経費にできます!」
ただ、条件があって、その条件を満たすくらいなら経費を諦めたほうがいいと思います。
目次
プログラミングスクール代を経費にできる条件
プログラミングスクール代を経費にする条件は以下の通り。
- プログラミングを仕事にする意志があること
- 個人事業主としてプログラミングを仕事にすること
- 会社の経費で通う
プログラミングを仕事にする意志があること
プログラミングを学ぶだけでは、経費にすることができません。
プログラミングを学んだのに、結局物販事業を行ったり、別の事業で独立しても経費として認めてもらえないからです。
ただ、プログラミングを仕事にする意志があるならOKです。
プログラミングを学んだからと言って、全員が確実にプログラミングを仕事にできるわけではありません。
プログラミングを仕事にしたいけど、まだ仕事が取れないからとりあえず物販事業で食いつないでいる人もいるはずです。
意志がちゃんとあれば、プログラミングスクール代を経費にすることは可能です。
意志があることを証明するために、プログラミングの仕事を獲得するための営業をした(けどダメだった)証拠を残しておくと良いでしょう。
個人事業主としてプログラミングを仕事にすること
プログラミングスクールに通った後に会社員として転職をしても、プログラミングスクール代を経費にすることは難しいです。
そもそも会社員は自分で確定申告をしないので、経費を精算する機会がないということになります。
プログラミングスクール代を経費にするなら、副業なりフリーランスなり、個人事業主として確定申告をする立場にならないといけません。
その事業内容は、もちろんプログラミングを行っているか、行う意志が必要になります。
会社の経費で通う
一番確実なのは、会社の経費でプログラミングスクールに通うことです。
今の会社でも、IT化を進めるためにプログラミング研修を用意しているところもあります。
経費にするなら確実ですが、
- スクールは会社指定のところだけ
- 途中で辞めることはできない
などの制限もありそうです。
節約だけのためにプログラミングスクールを選ぶのはおすすめできません。
条件の良いプログラミングスクールが偶然会社の研修にあったときだけ使うようにしましょう。
経費にしやすいプログラミングスクール
経費にしやすいプログラミングスクールは、フリーランスになりやすいプログラミングスクールです。
侍エンジニア塾のフリーランスコース
侍エンジニア塾にはフリーランスコースがあり、未経験からでもいきなりフリーランスエンジニアになることができます。
とはいえ、そもそもの合計金額が結構高いので、経費どうこうを考えるよりも、いち早くフリーランスになりたいかどうかを考える方が良いと思います。
未経験からいきなりフリーランスになる人は、主に主婦の人が多く、子育てなどでフルタイムで働けない人が短い時間で働きたいという場合が多いようです。
ZeroPlus(ゼロプラス)
ZeroPlus
は、フリーランス特化型なので、卒業後にフリーランスになる人が多く、プログラミングスクール代を経費にできる可能性も高くなります。
池袋にスクールもあるので、都内に住んでいる人は通ってみても良いでしょう。
フリーランスエンジニアといっても、バックエンドエンジニアではなく、Web制作とかWebデザインの案件を単発で受けていくことが多いようです。
COACHTECH(コーチテック)
コーチテックは、キャリアサポートがあるので、学習を終えた後にどうやってフリーランスになれば良いのか、税金周りのことが分からないという人におすすめです。
コーチテックは主にクラウドソーシングで案件を受注するタイプのフリーランスエンジニアを目指すので、Web開発ではなくWeb制作寄りになります。
いきなりフリーランスエンジニアを目指すのはおすすめしない
単価の高いフリーランスエンジニアは、Web開発を行うエンジニアなわけですが、今回ご紹介したフリーランス向けプログラミングスクールは、Web制作エンジニア向けです。
それだけ、いきなりWeb開発のフリーランスエンジニアになるのは難易度が高いということなので、未経験でフリーランスエンジニアを目指すのはおすすめしません。
最初は会社員から始めるべき
Web開発のエンジニアになりたいなら、まずは会社員を目指すべきです。
そうなると、プログラミングスクール代は経費にできませんが、節税効果以上にWeb開発エンジニアの給料や将来の収入は高いので、気にしなくても良いと思います。
例えば、プログラミングスクールに50万円かかるとして、経費にできた場合、20%である10万円が節税できたとします。
会社員平均に比べれば、Web開発エンジニアが10万円高い年収を目指すことは簡単です。
また、Web制作エンジニアと比べても、年収は高い傾向にあるので、節税効果以上のリターンが見込めます。
経費にするのは学び直しのときがおすすめ
もしプログラミングスクール代を経費にしたいなら、それは既にエンジニアになっている人が、学び直す時です。
その場合、会社がプログラミングスクール代を負担してくれるかもしれませんし、学んだ後にフリーランスエンジニアになって経費で落とすこともできるようになります。
まとめ: 節税よりも稼ぐことを考えよう!
プログラミングスクール代を経費にできるのか、結論は以下の通りです。
- 経費にできるがフリーランスになるという条件がある
- 節税のためにフリーランスを目指すなら転職した方がいい
- 経費にするかどうかでスクールを決めるべきではない。
以上です。
それでは!