約5年前にインフラエンジニアからWEBエンジニアになるためにプログラミングを独学した経験があるが、その当時はまだプログラミングスクールがほとんどなく、スクールに通うという考えを持っていなかった。
今から未経験でwebエンジニアになるなら、おそらくプログラミングスクールに通うはずだ。
このように、スクールが無かった時代にエンジニアになった人からすると、スクールなんて不要!独学で充分!という意見がある。
今のエンジニアの需要や転職事情を考慮して、プログラミングスクールは無駄なのかを考察していく。
プログラミングスクールが無駄になってしまう人
基本的にプログラミングスクールは無駄にはならないと思うが、使い方によっては無駄になる人がいる。
プログラミングの基礎が全く無い人
全く知識ゼロからプログラミングスクールに行くと、最初の数週間は基礎を学ぶことになる。
基礎は独学でもできるので、この時間は無駄になる。
プログラミングスクールは安くはないので、基本的には独学して、どうしてもわからないところを学ぶためだけに付かうべきだ。
半年プランとかは必要なくて、長くても3ヶ月で十分である。
プログラミングに向いていない人
そもそもプログラミングに向いていないのにスクールに通ってしまうと、後悔するだけである。
プログラミングは努力である程度習得できるが、向いている人と向いていない人がいる。
まずは独学してみて、これからも仕事でプログラミングを書き続けることができるのかを判断しよう。
スクールの選択をミスってしまった人
スクールもピンキリであるから、安さだけでクオリティの低いスクールを選んでしまうと、結局転職できずに、お金と時間を無駄にしてしまう。
だからといって、高いスクールを選べばいいわけでもなく、コストとクオリティのバランスが取れていて、転職に近づけるスクールを選ぶべきだ。
このブログでもおすすめのスクールを紹介しているが、実際に受ける前に、各スクールに無料相談をしてみよう。
プログラミングスクールは転職がゴール
プログラミングスキルを習得するのはあくまで手段であって、ゴールは転職を成功させることだ。
極端に言えば、プログラミングが全くできなくても、転職さえできてしまえばそれでいいのだ。
学んだ後の活動まで考えておく
スクールでは、プログラミング学習が一通り終わると、転職サポートもしてくれるところが多い。
ただ、転職サポートに頼り切るのではなく、自分で転職サイトやエージェントに登録をして探すべきだ。
転職サポートよりも転職エージェントのほうが、転職に関してはプロである。
スクール経由で転職すれば受講費が安くなるなどの特典もあるが、それよりも理想の職場を見つけることのほうが重要である。
オリジナルのポートフォリオのアイデアを考えておく
転職活動には、ポートフォリオが必須だ。
スクールでもポートフォリオを作るプログラムがあるが、これは転職活動で使わないほうがいい。
ポートフォリオで大切なことは、自分で考えて、調べて作ったことである。
教材通りに作ったものはただの実践練習の成果であり、オリジナルのポートフォリオとは呼べない。
スクールに通いながら、ポートフォリオも作るのは大変だが、もし時間が取れないならスクールを諦めて、独学でポートフォリオ作りに専念したほうがいい。
年齢や年収相場の現実を知っておく
年齢によって転職のしやすさは変わってくる。
まだ社会人1年目〜3年目くらいなら、あまりスキルが無くても採用してもらえる可能性はあるが、30〜40代になると即戦力と思われるくらいのスキルが必須になる。
なので、若ければ若いほど、わざわざスクールで学ぶ必要はないということだ。
また、年収相場も知っておくことで、転職時の交渉がしやすくなる。
基本的に、前職の年収を超えるのは難しいと思うが、エンジニアを3年も続ければ、転職して給料を上げたり、フリーランスになることもできる。
まとめ: プログラミングスクールは賢く使えば無駄にならない!
プログラミングスクールは、中学校や高校のように、絶対に行くべき場所ではない。
大学や専門学校のように、目的を持って通えば、成果が出るタイプの学校である。
つまり、目的も無く通えば無駄になってしまうし、スクールに頼り切りでもいけない。
やっぱり独学で学ぶのが一番であって、スクールは補助的に使うべきである。
スクールを賢く使って、最速でエンジニア転職を成功させよう。
それでは!