自責マインドは必須の考え方ですね

ツイッターやメディアで炎上している人たちを見ていると気になるのが、炎上コメントをしているファン?の方々です。
彼らは、自分の境遇が悪いのを「有名人の発信内容を信じたらこうなった」みたいに解釈をして、有名人に火をつけます。こういった意見は気にしない方がいいのですが、火が広がってしまうとそうもいきません。謝罪などをして、火をおさめるしかないんですね。
自分のことを誰かのせいにする方々は、「自責マインド」が足りていないなと思っています。僕は、どんなことでも自分の責任と考えるべきだと思っています。その方が成長できるし、他人に迷惑をかけることがありません。
自責マインドは、他人のせいにしないこと
他人に裏切られたことがある人はいますか?明らかな裏切りではなくても、例えば、「ブログで稼げると信じて始めたのに全然稼げない」とか「ホワイトな会社だと聞いていたのにブラックじゃないか」みたいな、間接的な裏切りなら誰でもあると思います。
ブログで稼げないとか、入社したらブラックだったみたいな「思っていたのと違った」のは、誰のせいでしょうか。
インフルエンサーや会社のせいにしてしまうこともできますが、自責マインドでは、これら全てを自分のせいとして考えます。
自責マインドを持つメリット
全てのことを自分のせいだと考えると、リスクの軽減や自分の成長に繋がりやすくなります。
例えば、「転職先はホワイトだと聞いていたけど、ブラックかもしれないから、転職サイトは更新し続けよう」と思えば、転職するリスクをおさえることができます。
「ブログで稼げないのは、自分のブログに何か足りないところがある」と考えれば、ブログについての知識が増え、成長します。
自責マインドをもつことで、失敗 → 改善を繰り返すことができるようになるんです。
自責マインドを持つには
自責マインドを持つためには、論理的に考えることが必要です。起きた物事に対して、感情的に判断していると、他人のせいにしてしまいがちです。
ブラックな会社に入ると、辛いことがあって、負の感情が生まれます。その感情に任せて判断していると、上司が理不尽だとか、会社の制度が悪い、みたいな考えに陥ります。
感情を抑えて、自分が置かれている状況を論理的に把握することで、安易な転職だったかもしれないし、スキルが足りていないことが問題かもしれないと考えることができます。
次の転職のときは、もっとじっくり調べるようになるし、スキルを磨くようにもなるでしょう。
感情的になってしまう人は、思考を整理する癖をつける
僕が感情的にならないためにしていることは以下です。
- 日記を書く
- ブログを書く
- SNS で発信する
- 論理的だなと思う人の発信を吸収する
こういったことを毎日行っていると、「世間では悪いと思われていることが、実は正解だったりする」とか、「情報の正確さを確認するために、統計データを読み込む」みたいな考え方になります。
自分の頭の中だけで考えても整理できる人はわずかですから、アウトプットしておくといいと思います。
アウトプット内容はメリット・デメリット
アウトプットする内容は、メリットとデメリットの両方を書き出すことをおすすめします。
例えば、プログラミングがこれからの時代は必要になるから、絶対にやるべきだという意見が生まれたとします。そしたら、プログラミングをやるデメリットも考えてみるんです。
片側だけの意見は偏りがちなので、両方の意見を考えて、それでもメリットが大きい、もしくはデメリットが許容できると思えば、実行します。
ブログを書くときも、メリットとデメリットを意識しているので、次に「自責マインドを持つデメリット」を書きますね。
自責マインドを持つデメリット
何でも自分のせいだと考えると、人によっては精神ダメージが大きくなります。
例えば、いじめを受けてしまったとします。ただおとなしい性格だから、いじめられてしまったとしても、自責マインドを持っていると、相手のせいにはできません。
明らかに相手が悪いのに自分のせいだと考えてしまうことで、自信をなくしてしまうことがあります。
失敗を他人に押し付けてのしあがる人もいる
映画やドラマでよく見る悪い人は、自分の失敗を他人に押し付けて、自分だけ利益を得ようとします。
そういう悪者は、大抵の場合、正義の主人公に成敗されてしまうのですが、現実的には成敗されずに大きな富を得て生き残る場合もあります。
正直者が損をする場合もあるというわけです。
自責マインドを持つ人は、どちらかというと、正義の主人公よりの考え方なので、かっこいいかもしれませんが、損をしてしまう場合もあります。
長期的に考えれば、自責マインドは必須
他人に押し付ける悪者が生き残る時代は、終わりを迎えつつあります。悪いことをすれば、SNS にさらされてしまいますし、成功して知名度が上がるほど、そのツケも大きくなります。
今の時代は、自責マインドを持ち、成長し続ける人が最後に成功を掴み取る、主人公が勝つ時代なのかもしれません。
少なくとも、有名人に対して、ヘイトな意見を投げかけている時間があったら、自分のために時間を使ったほうが有意義だし、楽しいと思います。
この記事のまとめ
- 自責マインドは他人のせいにしないこと
- 論理的に考えよう
- 自責マインドが必須の時代が来る