リスクが大きい方を選択する

Share on:

年収1000万円を目指すなら、もっと大きく1億円を目指しちゃいましょうという話。

効率化されたゲームにおいては、リスクを大きくしても、小さくしても、期待値は変わらない。例えば、10回に1回、1万円があたるくじと、2回に1回、2000円が当たるくじでは、期待値はどちらも1000円となる。しかし、(日本で)お金を稼ぐことにおいては、リスクを大きく取る方が期待値は高くなる。

100回に1回、1億円が稼げるビジネスがあるとします。99回はゼロではなく、マイナス100万円。

(100000000✕1/100)+(-1000000✕99/100)=1000000-990000=10000

期待値は1万円です。プラスになるとはいえ、結構リスクが高そうだ。

安定した利益を求める場合、100回に99回は100万円になり、1回だけ9800万円マイナスになるビジネスがあるとする。

(1000000✕99/100)+(-98000000✕1/100)=99000000-98000000=10000

こちらも期待値は1万円。サラリーマンは安定してるけど、100人に1人くらいは不動産投資とか怪しいビジネスにハマって、大きな借金を作るってイメージ。

多くの人は、後者(サラリーマン)ですが、前者の方が得することが多い。なぜかというと、マイナス分は救済される制度があるからだ。

マイナスになっても救済してもらえる

借金を背負っても、自己破産をすることができるし、その後社会復帰ができなくても、生活保護を受けることができる。1億円のビジネスに失敗して、100万円の借金を背負っても、最低限の生活はしていくことができる。

だから、マイナスというのは、日本社会においては少しのプラスになるわけだ。多くのサラリーマンはこのことを知らないか、もしくは、知っていても最低限の生活には耐えられないから、99%の100万円を取りに行くわけだ。

最大リターンが1億円もあるのに、失敗してもちょいプラスになるってかなりお得じゃないか。借金が怖くて起業ができないという人は、救済策について調べてみてもいいかも。

プラスは大きいほうがさらにプラスされる

資産運用をしていると、毎年3〜5%くらいは安定的に増えていく。ここで重要なのが、増加するのが額ではなく、割合ということ。

100万円手に入れた人と、1億円手に入れた人とでは、その後の運用増加額が桁違いである。同じ3%なら、額が大きいほうがさらに大きくなる。金持ちがさらに金持ちになるとはそういうことだ。

1億円を手に入れられなかったとして、ちょいプラス(10万円とする)になったとしても、100万円を手に入れた人に比べて、資産運用額はたった一桁である。100万円の3%が3万円で、10万円の3%が3000円だから、差額は2万7000円である。

資産運用をするにしても、その差はたいしたことがないのである。

そもそも失敗はマイナスではない

失敗は大きな経験であり、次の挑戦への大きな糧となる

1/100で1億円を手に入れることができると言ったが、現実には、試行回数を増やすにつれて、その確率はどんどん上がっていく。1/100なのは最初の1回目だけである。

2回目以降は、1回目の失敗経験を糧にして、1億円への道筋が見えてくるからだ。少なくとも10回試行する頃には、1億円にたどり着いているかもしれない。

さらに、失敗に対する免疫も身につく。9回は失敗しているわけだから、もう今後の失敗は怖くなくなるだろう。一方、100万円を手に入れる人が、9800万円のマイナスを被ったらどうなるだろうか。自己破産+生活保護という選択肢はなく、一生労働もしくは、こそこそを逃げ隠れる、生きることを止めてしまう人もいるかもしれない。

1億円のビジネスなんて思いつかないという意見

1億円のチャンスがあればやりたいけど、思いつかないから100万円のサラリーマンで我慢しているんだ、という意見ももっともである。

ビジネスモデルなんて簡単には思いつかないし、誰かの真似をしてもうまくいくとは限らない。それでも、1億円稼いでる人のビジネスを真似しつつ、ちょっと付加価値をつければいいんじゃないかとも思う。

王道の不動産投資なんかは、ビジネスモデルは同じでも、場所が異なるため全員が違った形になるはずだ。(ワンルームマンション投資にハメられなければ。)

成功した時には40歳じゃ遅すぎる

40歳の1億円より、今すぐ100万円を確実にもらいたいという意見もあるだろう。これも大いに結構だ。1億円を目指すか100万円を確実に手に入れるかはそれぞれの価値観である。ただ、期待値を考えると、1億円を目指したほうがお得というわけだ。

世の中のギャンブルは期待値が1以下(やり続けていれば必ず損をする)なわけだが、それでもやる人は後を絶たない。期待値だけで判断するのは間違っているかもしれないし、1億円に到達する前に人生が終わってしまえば、その人は適切なリターンを受け取れなかったことになる。

期待値は100%の結果をもたらすわけではないから、どのくらいリスクを取るかはその人自身の判断になる。僕が示しているのは、その判断基準の1つであり、100万円じゃ満足できない人たちに、少しでもチャンスがあることを教えてあげたかったからである。

まとめ

精神衛生について考えると、確実に100万円を手に入れておいたほういいし、失敗続きの状態で家庭を築くは難しいかもしれない。

いくら手に入れるかだけじゃなく、いつ手に入れるかということも重要だ。

まあ、もっとお金を稼ぎたいという人に、失敗してもマイナスにはならないんだよということを言いたかったわけである。