テストエンジニアなら未経験でも転職できるがおすすめしない理由

未経験エンジニアを雇ってくれる職種に、テストエンジニアがあります。

未経験でテストエンジニアとして働きつつ、スキルを習得したいという人もいるかと思います。

しかし、未経験であってもテストエンジニアになるのはおすすめしません。

なぜテストエンジニアになるべきではないのか。
その理由について、解説していきます。

【初心者エンジニアは不要】テストを書く必要性

未経験でもテストエンジニアをおすすめしない理由

僕もSIer時代に、新人の仕事として、テストエンジニアの方々と一緒に仕事をしたことがありますが、エンジニアでなくてもできるような仕事だったので、スキルの成長はできないと感じました。

エンジニアと名のつく職種ではあるものの、業務内容はエンジニアとは程遠いので、テストエンジニアになることはおすすめできないのです。

プログラミングをやらせてもらえない

テストエンジニアはプログラミングをやる業務が一切ありません。

コードをテストするんだから、見ているだけでも勉強になると思っているかもしれませんが、大きな間違いです。

プログラミング未経験のテストエンジニアがコードをテストすることはありません。

テストをするのは、実際にサービスが動くかどうかなので、ブラウザ上でマウスをポチポチする仕事です。

現場が古い技術を使っている

テストエンジニアがいる現場は、古い技術を使っています。

なぜかというと、モダンな技術を使っている現場では、テストコードというものを書くので、テストエンジニアを雇う必要がないからです。

あらかじめテストコードを書いておけば、人の手を使ってブラウザを操作する必要はないですし、わずか数分で全てのテストが完了します。

仮にテストエンジニアとしてプログラミングが学べる環境に身をおけたとしても、その技術は古いということです。

誰でもできる仕事

テストエンジニアというのは、ブラウザをぽちぽちやって、結果をエクセルに貼り付けるという業務です。

ブラウザの操作は多くの人ができるでしょうし、エクセルは事務職の人でもやっています。

IT知識がなくてもパソコンの扱いさえわかればできるので、わざわざエンジニアと名乗ってやる業務ではないのです。

テストエンジニアの実態

テストエンジニアはサービスをテストする重要な役割だと思うかもしれませんが、その実態について知っておかないといけないことがあります。

それは、モダンな技術では、テストエンジニアは不要であるということです。

なぜ、不要なのにテストエンジニアという職業が存在するのか、その実態について説明します。

スクショをエクセルに貼り付ける仕事

テストエンジニアは全くプログラミングをしません。

インフラも触らないですし、デザインもしません。

触るのはブラウザとエクセルのみです。

ブラウザでちゃんと機能が動くかをテストし、それをスクショしてエクセルに貼り付けます。
ちゃんとテストしたという証拠を残すためにエクセルに貼り付けるのです。

テスト項目が網羅されていない場合もある

ちゃんとテストをした証拠を残すのは、仕事のやり方として間違ってはいないのですが、そのテスト項目が漏れていることがあります。

例えば、ログイン機能をテストするために、ユーザ名とパスワードを入力してログインできたことをスクショに撮ります。

しかし、パスワードが間違っていたらログインできないというテストケースが漏れていたらこのテストには何の意味もなくなってしまいます。

テストケースを作るのは人なので、こういった間違いがあるわけですが、こうなるとテストをする意味がなくなり、テストエンジニアがいる意味もなくなってしまうわけです。

テストに失敗するとやり直し

テストケースが漏れていた場合、当然やり直しになります。

こうしてテストを作った人のミスにより、テストエンジニアの業務が膨れ上がっていくのです。

テストエンジニアは残業を強いられ、炎上プロジェクトになっていくのです。

未経験でも開発ができる会社に行くべき

僕がテストエンジニアを経験したときはまだ新人だったので、炎上する前にプロジェクトから抜け出すことができました。

しかし、正式にテストエンジニアとして仕事を始めてしまうと逃げ道がなくなってしまいます。

仕事の経験としてテストエンジニアを任されるくらいならまだしも、自分からテストエンジニアの道に進むのはおすすめしません。

おすすめは自社開発企業

一番のおすすめは自社開発企業です。

自社で何かしらのサービスを開発しているということは、クライアントからの納期もなく、ただひたすらに自社サービスの売り上げを伸ばす施策を打っていくだけでいいのです。

自社開発には、プログラミングの醍醐味は詰まっています。

言われるがままに仕事をこなすのではなく、自分で考え、形にしていくことができるからです。

厳しいなら受託開発企業

自社開発企業は人気なので、未経験で少し勉強してもなれない人も出てきます。

諦めないことも大切ですが、どうしても自社開発企業が厳しいなら受託開発企業でもいいと思います。

受託なので、クライアントからの案件をこなしていくタイプの働き方ですが、リスクが少ないので待遇面などが比較的安定しています。

また、いろんな案件をこなすことができるので、幅広いスキルを身につけることができます。

勉強のためならSES企業もあり

受託開発も厳しいという人はSES企業に入りましょう。

SESとは派遣会社なのですが、未経験でも歓迎してくれます。

未経験でいきなりプログラミングなんてできるのかと思うかもしれませんが、それは本人のやる気次第です。

待遇はよくないですが、成長する場を与えてくれるのでプログラミングを勉強するつもりなら、少しの間だけSES企業で働くというのもありかなと思います。

いずれにしても、テストエンジニアというのはプログラミングスキルを伸ばしたいという人にとっては、おすすめできない職業なので、実態を知り、正しい転職ができるようにしていきましょう。