ついに「ウォール街のランダムウォーカー」を読みました!【レビュー】

投資信託を買う際に絶対に読んでおくべき本「ウォール街のランダムウォーカー」を読みました。内容は、「インデックスファンドに長期投資をすることが一番大きなリターンをもたらす」というものです。

インデックスファンドに長期投資をすれば、他のアクティブファンドの80%に勝つことができるという統計データがあります。インデックスファンドを推奨する他の書籍は、こうしたインデックスファンドに有利になるデータを出し、インデックスファンドを薦めています。

もちろん、インデックスファンドには大賛成なのですが、短期的に成果を上げたい人や、株式を選ぶとしたらどんなポイントがあるのかまでは教えてくれません。
 「ウォール街のランダムウォーカー」では、インデックスファンドの優位性だけでなく、株式市場の歴史や有名な投資方法の検証までを網羅しています。まさに、株式投資を始めるなら必読です。

分散投資が原則

個別株に投資する人も投資信託を買う人も、「分散投資」が大原則です。分散投資は、リスクを抑えるだけでなく、リターンを上げてくれる可能性も高まるからです。
 リスクとリターンは正比例の関係にあるのですが、分散投資に関しては、リスクを下げ、リターンを上げてくれます。つまり、分散投資というのは、「株式ゲームに参加するのに最低限やるべきこと」なのです。

分散せずに投資をしている人は、最初からハンデを背負っているのと同じことです。それは投機(ギャンブル)というゲームになるのかもしれません。
 投資をしようと考えているのであれば、あらゆる資産クラスに分散しておくことをおすすめします。

マイホームを薦めている

最近では、マイホームに対して懐疑的な意見が増えているように感じますが、本書ではマイホームを薦めています。

分散投資を考えると、株式だけでなく、不動産に対しても投資をしておくことは分散になります。特に不動産は、インフレヘッジになったり、リートであれば高配当が狙えます。物件を買えば、家賃というインカムゲインも期待できるのです。

不動産はインカムゲインが大きいので、不況に強いと言われています。住宅ローンは節税にもなりますし、売却益が購入金額を上回れば、家賃がタダで住んでいたようなものです。

という理想がありますが、リーマンショックのような大暴落もありますし、長期のローンを組む危険性や少子化での空き家問題などがあるので、マイホームが100%誰にでも適している投資だとは思いません。

不動産について調べるのであれば、本書ではなく、不動産関連の本を何冊か読んでみるといいでしょう。

リスク許容度やライフサイクルに合わせた投資計画を

完璧な投資方法は存在しません。なので、それぞれがリスクをどれくらい許容できるのか、今の年齢やライフイベント、家族構成などを考えて投資計画を立てるべきです。

僕の場合は、投資期間が長く、リスクもある程度許容できるので、株式100%のポートフォリオです。人によっては債権を取り入れたり、高配当に寄せたりするかもしれません。

早期リタイアを目指しているのか、老後の年金に不安を抱えているのかによっても、投資計画は変わってくるはずです。

ウォール街に打ち勝つ三つの歩き方

本書では、ウォール街に打ち勝つ(資産を増やす)ために、三つの歩き方を紹介しています。

思考停止の歩き方

これが、インデックスファンドを買うことです。考えることが少なくなるので、思考停止したままウォール街に勝つことができます。

株が面白いとか、投資期間が短いというわけではなければ、この方法が一番だと思っています。

手作り型の歩き方

2つ目は、有望な株を自分で買うことです。有望な株を確実に見つけられる保証はありませんが、うまくいけば短期間で大きなリターンを得ることができます。

株が好きで、投資期間の長くは取れないという人におすすめです。

人に任せるタイプの歩き方

3つ目は、アドバイザーに任せることです。人に任せる分、手数料が高くなります。

このパターンがおすすめできる人は、資産額が大きすぎて自分では運用しきれない人や、不動産などあらゆる資産を持っていて、税金や会計が複雑になっている人でしょう。

まとめ

タイトルにもあるように、株式市場というのは基本的にランダムウォークです。予想しようとしてもできません。

歴史的にわかることは、増減を繰り返しながらも株価は上がっていくことです。それならば、取るべき行動は、長期的に試乗平均(インデックスファンド)に投資をすることではないでしょうか。

預金に比べるとリスクが高くはなってしまいますが、リスクとリターンは正比例の関係にあるので、自分が許容できるリスクを取りつつ、適切なリターンが受け取れると、投資は成功といえるのではないでしょうか。