エンジニア転職の面接ではどのような質問をされるのか【経験談】

「エンジニア転職は就活や他の業界とは違う点がある」
ということは他の記事でも何度か書いていますが、転職を攻略する上で特に重要な「面接対策」について記事を書いていなかったので、今回書くことにしました。

僕は転職の際に30回くらい面接を受けているので、エンジニア転職ではどんなことを質問されるのかをお伝えします。

また、その質問に対しての対策方法についても解説していきます。

エンジニア転職の面接で質問されること

エンジニア転職の面接でされる質問は、主に以下の通りです。

  • 経歴
  • スキル
  • キャリア

これは就活でも、他業界への転職でも聞かれるよ、と思った人もいるかもしれません。

質問ジャンルだけみればそうなのですが、質問の意図が違うので答え方も違ってきます。

それぞれの質問の内容を具体的に説明しますね。

前職でどんなことをしていたか

これは、経歴の話です。

就活なら、「学生時代何をしましか?」でしょう。
他業界転職でも全く同じ質問があるはずです。

他にも、以下のような質問もされるかもしれません。

  • なぜうちの会社にしたのか
  • うちの業界(サービス)は知っているか
  • 前の会社を辞めた理由は

質問の意図は、「本気で入るつもりがあるかどうか」です。
ここで嘘をつくべきではありません。

就活だと盛って話すことがありますが、エンジニア転職の場合は確実に理想の企業を探しているため、盛ってはいけません。

前の会社が嫌だったからやめたなら、 「前の企業がブラックだから、自社開発の会社で自分のペースで働きたい」 と正直に言いましょう。

自分の意図を伝えて入社することができれば、「この人は残業したくないんだな。」という気持ちが伝わっているので、理想の働き方に近くことができます。

スキルはどの程度あるか

スキルをアピールすることは非常に重要です。

なぜなら、スキルが証明できない人を入社させるのはリスクだからです。

例えば営業職の場合、入社してスキルが全くないことに気づいたとしても、とりあえず商談に向かわせることはできますし、電話アポをさせることはできます。
仕事ができないにしても、させることはできるのです。

しかし、エンジニアという職業は技術職のため、スキルがないと全く仕事をさせることができません。

成果を出す以前に、何かをさせることすらできないのです。
だから、エンジニア転職では、スキルの証明が重要になります。

スキルに関しての質問は、「どんなスキルがありますか?」だけです。

うまく答えるために、ポートフォリオを用意しましょう。

ポートフォリオとは?作り方についても解説します

今後のキャリアについての考え

キャリアについての考えには、エンジニアならではの回答が必要です。

就活や他業界の転職なら以下のように答えるでしょう。

「御社で成果を出し、出世すること」

しかし、エンジニアの場合は転職ありきでのキャリアを重視します。

なので、成果を出すことはあるにしても、出世を目指すというのは回答としてふさわしくありません。

別のキャリアを用意する必要があります。

エンジニア転職の面接対策方法

それでは、「経歴・スキル・キャリア」の質問をされた時の有効な回答方法について解説していきます。

エンジニアに繋がりそうな経歴を話す

経歴を聞かれた場合、たとえあなたの前職がIT業界でなくてもエンジニア職につながりそうなことを話しましょう。

営業職で成果を出した話が聞きたいわけではないからです。

例えば、社内SEと一緒に仕事をする機会があって、社内システムの構築を手伝ったとか。

PCが壊れたので、カスタマーに問い合わせて自分で直したとか。

何かしらエンジニアっぽいことをしたという経験(実績でなくてもいい)を話すことで、この人は障害に対する対応ができそうだなと思ってもらえる可能性があります。

エンジニアの実務に活かせそうだなと思わせるような経歴を話すことが重要です。

自作したポートフォリオをベースに話す

スキルに関しては、ポートフォリオがないと話になりません。

仮にポートフォリオなしで面接に臨んだ場合、口頭で自分のスキルを説明することになりますが、ボロが出る可能性があります。

ポートフォリオがあれば、「正直難しいことはわからないけど、このくらいのものは作れるよ」というアピールが簡単にできます。

相手もプロなので、ポートフォリオを見れば、CRUDはできているなとか、SQLはできそうだな、みたいなことはわかってくれるはずです。

スキルを話すときはポートフォリオをベースにしましょう。

1つの会社で働き続けるとは言わない

将来のキャリアプランを聞かれた時は、1つの会社で働くとは言わないほうがいいです。

エンジニアとして転職しているということは、次の転職もあることが予測できるからです。

おそらくエンジニア転職を考えているあなたは、次の会社で定年まで働こうとは思っていないはずです。

例えば、以下のように正直に話してしまいましょう。

  • スキルを身につけてフリーランスになる
  • IT分野で起業したいと思っている
  • 海外でプログラマーになりたい

あなたを踏み台にするということになりますが、問題ありません。
ただ、会社へのメリットも提示しましょう。

  • フリーランスになるために最先端の技術を取り入れたい
  • 起業するために、マネジメントや経営にも興味がある
  • 海外で働くために、1つの分野を極める

上記のように、将来のキャリアの途中だから、こんな貢献ができるよというメリットを提示しましょう。

単に将来こうなりたいから踏み台にするために入社したいと言うだけでは、採用はされないでしょう。

就活や他業界への転職と違うところ

エンジニア転職が就活や他業界への転職と違うところをまとめます。

経歴はあまり重要視されない

どんな実績を残してきたかはあまり重視されません。

それよりも、前職の経験がうちでどうやって活かされるのか、うちに入ったらこんなことをしてくれそうだなとイメージさせるかが重要です。

機械学習ですごいアルゴリズムを開発したといっても、メディアを作っている会社には響きません。

月10万PVのブログを作ったとか、Wordpressのテーマを自作したという経験の方が重視されます。

ポートフォリオが一番重要

スキルに関してはポートフォリオが最重要です。

コミュニケーション能力なんかは定性的で数字で証明できないので説得力がありません。

売り上げをこれだけ達成したというのも、ITの世界だと運の要素や時代の流れがありますし、サービスを開発した人よりもアイデアを出した人の方がすごいので、大きな評価がされるかどうかは疑問です。

やはり、自分でこれだけのサービスが作れるというポートフォリオを見せることが一番説得力のあるアピール方法です。

今後の転職ありきで考える

転職の場ではつい、「会社にフルコミットする」と言いがちですが、担当者も終身雇用が崩壊していることは理解していますし、あなたがいずれ会社を去っていくこともわかっています。

嘘をついて、結局この人は何を思っているんだろうかと疑問を残すよりは、3年後にフリーランスになりたいなら、3年契約だと思って雇ってみるか、となるわけです。

キャリアに関しては、真面目に就活をしてきた人は特に、定年まで働くと言ってしまいがちなので気をつけましょう。