仕事のスピードと質はどちらを取るべきか

Share on:

仕事をする時にとにかく早くやる人と、とにかく正確にやる人のどちらが評価されるのだろうか。
この意見について考えてみた。

評価とはどのようにされるのか

上司によってされる

評価がどのようにされるのかというと、会社の売り上げである。と言いたいところだが、実際にはそう単純なものではない。
評価するのは上司であって社長ではない。
ということは上司にとって使える部下であることが評価の基準になる。

評価の基準とは

上司にとって使える部下とはどんな仕事をする人なのか。
それは上司の仕事を楽にしてくれる人である。
極端な話、部下が受注を取りまくって数字をあげる個人プレーが評価されるのではなく、上司を助けた回数によって評価されると考えることができる。
もっとも、これは極端な話であるから数字を一切気にしなくても良いということではないが、どの仕事においても使える考え方という意味だと、上司を助けた回数と定義する方が現実的である。

仕事を早くやる方が評価が高い?

結論として仕事を早くやる方が評価が高いと考えられる。
その根拠としては、評価基準として考えやすいからだ。
仕事のスピードは時間という評価基準がある。仕事にかかった時間が短いほど評価が高い。
一方で、仕事の質は仕事の中身という評価基準になる。
これは業種によって異なるので一概に基準を設けることが出来ない。
この一概に基準を設けることができないという点がネックになってくるのである。

仕事内容による評価基準はあいまいである

先ほど業種によって基準が様々であると言ったが、そうではない。
同じ業種でも会社、支店、人によって様々なのである。
つまり仕事の内容に一定の評価基準は存在しないということである。
ということは、仕事を丁寧にやろうが、雑にやろうが正当な評価はされないということになる。
これは丁寧にやった人が損をするシステムということになる。
だから、スピードを重視した方が良いのである。

スピードを重視した時の評価

では、仕事が早い人と遅い人では評価にどのような差が出るのだろうか。
仕事が早い人は 1 ヶ月で 30 の仕事をこなす。しかし雑な部分もあるから半分は戻される。
結果的に 15 の仕事をこなしていることになる。
仕事が遅い人は 1 ヶ月で 15 の仕事を丁寧にこなす。
両者はどちらも 15 の仕事をこなしているが、あなたならどちらの人を評価するだろうか。
まず感情論で考えていくと、いくら失敗しているとはいえ、30 回「終わりました」を言っている人の方が仕事をこなしているように感じる。
上司がしっかり数字で判断をする人であっても感情的にはおそらくそうなるだろう。
そして、数字で見ていくと、両者は同じ数の仕事をこなしているのだが、今後も同じ数をこなしていく確率に変化が生まれる。
仕事が早い人は 30 をこなす力があるから失敗が減れば 30 に近い仕事をこなすことができる。
一方で丁寧にやる人は 15 をこなすのが限界であり、1 度の失敗も許されないのである。
これは今後の伸び代を考えると大きな差になってくるだろう。

まとめると

仕事をこなす数というのは、いわば質は関係ないし、その数こそが上司を助けた回数になるので。
売り上げ直下型の評価基準であれば 1 つ 1 つの質をあげるという考え方もあるかもしれない。
ただ、最初に定義した通り、評価とは上司を助けた回数によって決まるとしているので、仕事をこなした絶対数というのが評価に直結すると考えられるわけである。