年間休日数はいくらが妥当なのか

就活の時期ということで、年間休日数についてしっかりと調べてみようと思う。
一般的に土日休みの会社だと年間休日は「120日」がホワイトかどうかの基準とされているイメージがある。
私が就活をしていたころは四季報を読んで年間休日数が120日でスクリーニングしていた記憶がある。
海外に比べると日本の有給取得数が少ないと言われるが、日本には祝日が多いとも言われる。
本当のところ、年間休日数が何日であれば妥当なのか、ちょっと頑張って調べてみる。

年間休日数が何日であれば妥当なのか

そもそも妥当ってどのくらいなのか。という疑問から解消していく。
妥当になる条件は以下の通りとする。

  • 土日は完全に休み
  • 祝日も休み
  • 有給は10日間
  • お盆は平日5日間
  • 年末年始は平日5日間

有給10日間は少なく感じるかもしれないが、新入社員なら10日くらいしか付与されないし、そもそも日本では有給が取りにくいということもある。
さらには、お盆休みを有給で消化するという会社もあり、現実的にみて有給は10日間とした。
年末年始は平日5日間としたが、銀行員ならもっと少ないかもしれないし、12月29日から1月3日のように日にちで決まっている場合もある。
日にちで決めてしまうと、土日との重複を考えなければならないので、平日5日間とした。
祝日と土日の重複は年によって差が出てしまいますが、今回は2019年を基準に調べることにする。

早速計算してみる

前章の条件をもとに計算してみると以下の通りになる。

  • 土日の数:104日
  • 土日と被らない祝日:17日
  • 有給:10日
  • お盆休み:5日
  • 年末年始休み:5日

合計で141日となる 驚きの数字ではないだろうか。
年間に141日も休むことができるのである。
1年が365日なので、38.6%が休日である。

休日と休暇の違い

年間休日数が141日の会社なんて聞いたことないよ!という方もいるだろう。
それは当たり前だ。
会社が提示している年間休日数の休日とは「法定休日」のことである。
つまり、法律で定められた休日=土日+祝日の合計が年間休日数ということになる。
では、2019年の年間休日数はいくつになるかというと、
土日の数:104日 + 土日と被らない祝日:17日 = 121日
となる。
やはり年間休日は120日くらいが妥当なのであった。

年間休日の最低ライン

これで結論は出たが、おまけで年間休日の最低ラインも確認しておこうと思う。
最低限必要な日数は、

必要な年間休日日数=(1日の所定労働時間×7日-40時間)÷(1日の所定労働時間×7日)×365日

で割り出すことができる。
1日の労働時間を8時間とすると、
(8×7-40)÷(8×7)×365=104
だから、最低年間休日数は104日となる。
この104という数字は土日の数と一致するから、祝日はないけど土日分だけ休めばいいよということになる。
これが適用されがちなのが、シフト制の働き方をする場合だろう。
1ヶ月の土日の数を8日として、1ヶ月のシフトに8日分の休日を入れる。
祝日は考慮されずに最低休日ラインを守ることができるというわけだ。
シフト制の仕事の場合は休日数が少なくなるけど、月に8日以上の休みをもらっている場合は文句は言えないということだ。

時間単位でどのくらい休んでいるか

先ほど、年間に38.8%休んでいると書いたが、時間単位でも休みを計算してみたくなった。
1日の労働時間を8時間とすると、
(365-141)×8=1792
1792時間働くことになる。
1年は8760時間だから、
1792÷8760=20.4%
となり1年のうち20%働いていることになる。
ということは80%もの時間を休んでいるわけである!
全然働いてないじゃんという結論だ。

まとめ

最後の結論に引っ張られてしまったが、実は人間は対して働いていないということだ。
残業なしの土日休み、有給消化もそこそこできて、長期休暇もある会社に入ることができればあなたの80%の時間は自由になる。
4割の時間を睡眠や家事に費やしたとしても40%の時間は自由である。
就活生のみなさんにはぜひ、残業なしの土日休み、有給消化もそこそこできて、長期休暇もある会社に入ることを目指して欲しい。