スキル不足なフリーランスエンジニアが生き残る方法を解説します

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こんにちは、ケンジです。

未経験から半年でベンチャー企業の正社員エンジニアになり、その後フリーランスとして独立をしました。現在、エンジニア歴7年目で、法人化して会社経営をしています。

このブログでは、エンジニアとして転職や独立をしてきた経験を元に、未経験からのエンジニア転職やフリーランスエンジニアになる方法などを解説しています。

スキル不足で不安に感じているフリーランスエンジニア。これからフリーランスエンジニアになろうとしているけど、スキルが足りるのか心配な人向けの記事です。

この記事では、フリーランスエンジニアに必要なスキルとその身につけ方、スキルの無いエンジニアが抱えるリスクやスキルが無くても生き残る方法について解説します!

僕自身、スキルを身につけ、案件を探すのに苦労してきました。

今では、継続案件も見つかり、それなりに高単価をいただけるようになりました。

スキルが無い状態から、スキルを身につけてきた経験からお伝えしていきます!

ぜひ最後までご覧ください!

この記事で分かること
  • フリーランスエンジニアに必要なスキル
  • スキル不足なままフリーランスを続けるリスク
  • スキル不足なフリーランスエンジニアの特徴
  • フリーランスエンジニアがスキル不足を解消する方法
  • スキル不足でも生き残る方法
目次

フリーランスエンジニアに必要なスキル

フリーランスエンジニアに最も必要なスキルは、言うまでもなくプログラミングスキルです。

フリーランスは即戦力が求められるので、研修で育成してもらったり、勉強しながら仕事を覚える猶予はありません。

スキルを持って案件を取り、すぐに成果を出さないと契約を切られてしまいます。

さらに、フリーランスエンジニアは多くのスキルが求められるので、ここで紹介します。

プログラミングスキル

プログラミングスキルがどの程度できればよいのかについては、得意とする言語でゼロからプロダクトが作れるレベルにまで到達していれば十分です。

プログラミングスキルをアピールするために、ポートフォリオを作ってみましょう。

ポートフォリオはゼロからサービスを作る良い練習にもなりますし、経歴以外にアピールする材料として最適です。

あまりにも高度なスキルを持っていても、現場では使わないですし、スキルを見極める面接官にも響かないので、ゼロからプロダクトが作れるレベルで十分なのです。

ポートフォリオの作り方については 未経験エンジニアがポートフォリオを作る時に注意することをご覧ください。

コミュニケーションスキル(質問力・提案力)

フリーランスには、仕事を教えてくれる上司もおらず、自分から仕事を取ってこないといけないためコミュニケーションが必須になります。

例えば、以下のような場面でコミュニケーションスキルを発揮します。

  • 商談時にアピールする
  • 仕事初めに気軽に質問できる人を探す
  • 意見を求められた時に論理的に説明する

会社員の場合、飲みニーションと言われる雑談力も重要ですが、フリーランスの場合、雑談よりも仕事における論理的に話すスキルが重要になります。

なので、いわゆる陽キャではなくてもやっていけるのがフリーランスですが、わかりやすく話せる人でなければいけません。

分からないことを自分で学ぶ力

フリーランスは研修などを用意してくれるわけではないので、分からないことや新しい技術は自分で学ばないといけません。

日頃から、勉強する時間を取っておくとか、上司や研修に頼らず、自分で進めることができる力が必要です。

フリーランスは分からないことを聞く回数よりも、分からないことを質問される回数の方が多くなります。

プロダクト新規開発・設計の経験

新規サービスを作った経験や、設計をした経験があると、フリーランスとして生き残りやすくなります。

これらの経験は、勉強しただけでは身につかないので、若手のエンジニアには任せられないポジションだからです。

即戦力が求められるフリーランスがずっとプログラミング言語を勉強して、第一線で働くのは結構大変です。

新規サービスを作った経験や、設計をした経験は汎用的に使えるので、積極的に身につけたいスキルです。

税金とかお金周りの知識

フリーランスにとって、税金の知識はとても重要です。いくら稼いでも節税ができなければ、手元に残るお金はわずかになってしまうからです。

どうしても税金が苦手な人は税理士に依頼するのもありですが、それでも税理士と対等に会話するためには税金の知識が必要になります。

フリーランスになる前に、税金についての簡単な本を1冊でも読んでおくことをおすすめします。

スキル不足なままフリーランスを続けるリスク

スキル不足なままでもフリーランスを続けている人も見かけます。今はそれでもやっていけるかもしれませんが、将来のことを考えると大きなリスクを抱えていることになります。

スキルが無いままフリーランスを続けると、以下のようなリスクがあります。

  • 案件が継続的に受けられない
  • 低単価の案件しか受けられない
  • 新しい環境や技術にチャレンジできない
  • 時間やお金に余裕がなくなる

これらのリスクは、生活を安定させる上で非常に危険です。スキルを身につけてリスクを軽減しましょう。

案件が継続的に受けられない

今受けている案件がいつ終わるか分からないというのが、フリーランスの性です。この後も良い案件に出会えるとは限りません。

スキルが不足していると、良い案件に出会える確率はさらに低くなります。

また、1つの案件を契約している期間も短くなりがちなので、仕事がない期間が長くなったり、案件を探すために手間を取られてしまいます。

低単価の案件しか受けられない

スキルが無いと、当然単価は低くなってしまいます。

低単価の案件は、企業に資金力が無い場合もあるので、労働環境が良くなかったり、周りのエンジニアのレベルが低かったりと、悪影響が大きいです。

例えば、機械学習でものすごいスキルを持っているエンジニアが、月単価200万円で契約をしたとします。その周りにいるエンジニアもすごい優秀なはずなので、みんなで成長できるでしょう。

一方、あまりスキルが無く、月40万円の案件を契約したとしたら、周りにも月40万円くらいのエンジニアしか集まりません。結果、あまり成長できないという悪循環に陥ります。

最初から単価が低いところに行ってしまうと成長できないので、フリーランスになる前の段階である程度スキルを身につけておくことをおすすめします。

新しい環境や技術にチャレンジできない

スキルが無いと案件を選ぶことができないので、何とか自分ができる案件だけを選ばざるを得ません。

もしスキルがあれば、ちょっと単価を下げて新しい技術を使っている環境にチャレンジしたり、労働環境を改善するなどの余裕が生まれます。

正直、新しいことにチャレンジできず、同じことの繰り返しはきついです。。

時間やお金に余裕がなくなる

低単価の案件しか受けられなくなると、収入をカバーするために労働時間を増やすしかなくなります。

その結果、時間かお金、もしくはその両方に余裕がなくなります。

逆に、高単価の案件を取れるようになると、フルタイムではなく週3日とかにして、時間を増やすこともできるようになります。

スキル不足なフリーランスエンジニアの特徴

スキル不足なフリーランスエンジニアとはどのような人なのでしょうか。

実際に現場でフリーランスエンジニアと関わって、気づいた特徴がありますのでご紹介します。

単純に知識・経験不足

年齢が若く、プログラミングの知識も開発経験も足りていないエンジニアです。

あまりに早い段階でフリーランスになってしまうと、スキル不足なまま働かないといけないため、フリーランスのリスクを抱えることになります。

勉強する意欲を感じない

一緒に仕事をしていても、あまり調べごとをしなかったり、分からないことを放置している人がいます。

分からないことがあったら、調べてみて、どのような記事を参考にしてみたなど、アクションを起こすような人は、すぐにスキル不足から解消されます。

自分から積極的に会話をしない

周りのエンジニアと会話することで、思わぬ形で成長につながる場合があります。

エンジニアはコミュニケーションをする必要がないと思われがちですが、エンジニアこそ、コミュニケーションは大切です。

一人でもくもく勉強して、プログラムを書くのも仕事ですが、人と話して情報を得ることも重要です。

仕事に対するモチベーションが低い

遅刻や早退しがちであったり、レスポンスが遅いなど、やる気無さそうだな〜と感じる人はスキル不足になりがちです。

やる気が出ないのは、習慣とか向いているいないの問題かもしれませんが、面白いと思える案件を見つけてみることも大事です。

フリーランスエンジニアがスキル不足を解消する方法

スキル不足だと感じているフリーランスエンジニアが、スキル不足を解消して、自信を持てるようになるためには、以下の方法がおすすめです。

需要のある技術を知る

まずは、需要のある技術を知るところからです。需要のないスキルをいくら磨いても、高単価の案件は受けられないですし、将来的に使えない技術になってしまうからです。

現在、サーバサイド言語では、GoやPythonが人気です。Go言語ができる人は、スキルがそこそこでも月80万円以上の単価で受けることができます。

一方、Perlなど、今はもうあまり使われていない言語をどれだけ磨いても、月単価は60万がいいとこでしょう。そもそも案件数が少なすぎるので、古い技術を学ぶのはおすすめしません。

業務時間外も勉強をする

仕事中だけでもある程度は学ぶことができますが、業務時間外にも勉強すべきです。エンジニアは一生勉強と言われるくらいに、最新の技術についていかないといけません。

勉強という考えを捨てて、趣味でWebサービスを作っているくらいの感覚を持つと、業務時間外のプログラミングも苦じゃなくなります。

分からないことをすぐに聞く

フリーランスは自分で学ばないといけないのは確かですが、周りのエンジニアに質問してはいけないわけではありません。

すぐに質問して、どんどん開発を進めていけるのであれば、その方がいいわけです。

ただ待っているだけでは教えてくれませんが、こちらかた教えて欲しいといえば、たとえこちらがフリーランスでも教えてくれるはずです。

スキルアップのための自己投資をする

フリーランスはせっかく経費が使えるので、自己投資をたくさんしましょう。

おすすめの自己投資は以下の通りです。

  • 技術書や教材を買う
  • ハイスペックのPCを買う
  • イスやデスクを買う
  • モニターやマウスなどの周辺機器を買う
  • 便利ツールを導入する

少しでも生産性を上げるためにお金を使うことをおすすめします。スキルが身について高単価の案件を取れるようになれば、上記にあげた自己投資はあっという間に回収できます。

エンジニアにおすすめの投資はエンジニアにおすすめの投資を5つ解説!おすすめしない投資も!でも解説しています。

自己投資以外にも投資に興味がある人は読んでみてください!

いろんな人と会話や面談をする

周りのエンジニアやエージェント、クライアント候補との商談など、いろんな人と会話をすることで、自分の立ち位置が分かってきます。

周りから、不足しているスキルを聞いてみるのもいいですし、いいところを褒めてもらうのでもいいです。

他のエンジニアの状況とか、どんなエンジニアが求められているのかという情報があると、何を学べばいいかがわかるようになります。

スキル不足でも生き残る方法

フリーランスエンジニア界隈では、スキル不足でも生き残っている人が稀にいます。その人の特徴と、スキル不足でも生き残る方法を紹介します。

結論から言うと、スキルで勝負しないことですね。例えば以下の通りです。

  • 技術を習得するための方法を知る
  • 成功体験を作る
  • プロジェクトマネジメントをする
  • 別の事業を始める

プログラムを書かないエンジニアとしての立場を獲得すると、スキルを伸ばさずに生き残れます。

技術を習得するための方法を知る

最新の技術は持っていないけど、どうやって技術を習得すればいいかを知っている人は、生き残れます。

どんな現場でもすぐに技術を習得して、それなりに成果を出せるからです。

技術の習得方法を身につけるためには、過去の開発経験や、勉強時間を費やしていないといけませんから、ベテランエンジニアに多いですね。

成功体験を作る

過去にすごいサービスの立ち上げをした人は、今、スキルがなくてもすごい人だと思われます。

例えば、有名企業の社長は、創業当時は自分でプログラミングをしていたけど、今はもうしていませんよね。

一度すごい実績を作ってしまえば、その実績だけで生き残っていくことは可能です。そのためには情報発信をしたり、セミナーに登壇したり、書籍を書いたり、何かしらの形を残しておく必要があります。

プロジェクトマネジメントをする

大企業のシステムエンジニアにありがちなキャリアですが、フリーランスエンジニアでもありえます。

プログラムを書かずにマネジメント専門のフリーランスになれば、プログラミングのスキルは足りていなくても求められる人材になります。

別の事業を始める

エンジニア業務の傍ら、ブログを書いたり、細々と個人開発をしていたり、不動産投資をしているような人は、収入面では安定しています。

エンジニア業務がなくなっても生きていけるのであれば、スキル不足でも構わないわけです。

収入源を複数持つのは、不安定なフリーランスの生き残り戦略としておすすめの方法です。

まとめ: スキル不足を解消して、自由な働き方を手に入れよう!

スキル不足なフリーランスエンジニアが生き残る方法を解説してきました!

  • 需要のある技術を知る
  • 業務時間外も勉強をする
  • 分からないことをすぐに聞く
  • スキルアップのための自己投資をする
  • いろんな人と会話や面談をする

やみくもに勉強するのではなく、何を勉強すればいいのかを調べておくことも大切です。

勉強時間が足りていないのもあるかもしれませんが、情報収集が足りていない可能性もあります。

周りに、スキルのあるエンジニアがいるのであれば、積極的に会話してみましょう。

勉強方法とか今どんな技術に興味があるのかなど、いろいろためになると思います!

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